わがままで子どもっぽい親への対処方法

2016年11月22日

わがままな大人

じぶんのことしか考えられない未熟な親たち 

40代から50代ぐらいの方に「自分のことしか考えられない親で困っています。」とお悩みを相談されるケースが多くなっています。

相手の気持ちも考えず、ズケズケとものを言う
自分勝手でいつも自分の都合のよいことばかりを言う

こういうタイプの親は周囲へ配慮することができず、いつも自分のことばかり言っています。相手の気持ちは二の次で自分の感情を押し付けてくる、まるで子どものようなタイプです。

もしかすると、なにかの理由で精神的な成長が止まったままなのかもしれません。毒親には、心が大人になりきれないまま「親」になってしまったケースが多く見られます。

精神が未熟で、相手の気持ちを汲み取れない親の特徴

子どものことよりも自分の趣味や遊びに夢中
収入に見合わない多額な買い物をする
大勢の目の前で感情的に怒り散らす
あいさつができない
マナーが守れない
言っていることがコロコロかわる

相手のことよりも自分が大事ですから、コミュニケーションでトラブルが多いのもこのタイプです。

このような未熟な親のもとで育った子どもたちは自分を保つだけで精一杯でした。

それは、成長過程のなかで、自分の身に立って考えてもらった経験が圧倒的に少なかったからです

未熟な親から受ける影響

未熟な親に育てられると、コミュニケーションに多くの悩みを抱えることになります。社会のなかで生きづらさを感じ、孤立してしまうこともあるでしょう。

相手の気持ちがわからないことがある
親になっても愛情がわかないことがある
場の空気が読めないことがある
子どもにどう接すればいいかわからないことがある
お金のあるなしにかかわらず買い物やギャンブルなどに散財してしまうことがある

これは本来、幼少時代に親子関係のなかから受け取るはずだった対人関係や集団行動を上手に営んでいくための技能(スキル)「ソーシャルトトレーニング」がなかった可能性が高いということです。

親としての能力が低ければ、おのずと子どもにもその影響は出るものです。

他者との適度な距離感や「気持ちを察する」といった心遣い、または、愛情の感じ方、愛情表現の仕方などがわからず苦労するようになってしまいます。

なぜ、親は未熟で子供っぽいのか?

なぜ、あなたの親は小さい子どものようにわがままなのでしょうか?

もしかすると、あなたの親は7歳くらいまでのどこかで精神成長がとまっているかもしれません、、、

なぜそうなったのか?
理由を確かめてみましょう、、、

子どもとは、2歳半〜3歳のころから「自我」を形成しはじめます。
自我を形成するということは、「自分は自分である」という感覚をつけるということであり、心のなかは自分だけなので自己中心的だと言われています。

そして、4歳〜5歳のころには「自立心」が芽生え、徐々に発達していきます。
「自立心」とは、自発性・意欲・協調性・自己コントロール力・我慢する力・競争心・人に対する思いやり……などです。

親が未熟で子どもっぽくなる大きな理由は、この重要な時期である『4歳〜5歳』の時代に親との関わりが十分でなかった可能性が高いでしょう。

子どもはこの時代に親から十分に愛情を注がれ、遊びや会話、スキンシップなどの関わりを深めていくことで、自立心を成長させていきます。

そして、遊びの中で他者に関わることを知ります。
さらに、外の世界に対する好奇心が生まれ、考えること、感じることなどが育まれていきます。

しかし、親が積極的に育児に関わらなかったり、愛情を注ぐことができなかったりすると、子どもは自立心を育てることができず、途中で精神的な成長が止まってしまいます。

体は成長し、大人になったとしても、自己中心的なところで精神成長が足踏みしているので、他者の気持ちを理解することができません。

このように、親子関係が希薄だったり、愛情を注いでくれなかった親に育てられた子どもたちは、自分と他者の関わりをうまくコントロールすることができなくなってしまうのです。

親も被害者のひとりかもしれません。

未熟で子どもっぽい親への対処方法

未熟で子どもっぽい親への対処方法を紹介します。

1.影響を伝える

未熟で子どもっぽい親は、相手に配慮することができません。相手の気持ちなどお構いなしに自分のことばかりを押し付けます。

そんなときは、「そんなこと言ったら相手は○○だと思うんだよ」「そんな言い方したら傷つくんだよ」と伝えましょう。
相手は精神年齢の低い、まさに「子ども」です。周囲への影響を考えさせなければいけません。

2.ルールを作る

自分の気持ちばかりで、相手への配慮ができないのがこの親です。
あなたがどんなに忙しくても、どんなに疲れていても、自分のことばかりを主張してくるかもしれません。

そんな時は、ルールを作りましょう。例えば…
《急に「買い物に連れて行け」と言われても断る。何日か前に連絡するように伝える》
仕事や家事を理由に断ってもよいでしょう。

こんなふうに、誰にでも何かしらの事情があり、自分勝手は通らないことを教えなければなりません。


Posted by おとなの親子関係相談所 at 00:27 / 対処法・対策

つらい親子関係・対人関係の問題のお悩み相談