毒親からの支配脱出には〈健全〉と〈不健全〉の違いを知ることから

2014年1月7日

毒親からの支配脱出には〈健全〉と〈不健全〉の違いを知ることから

FROM:親子関係カウンセラー川島崇照

 

 

親子関係の苦しみは、他人から見た印象以上に心の痛みを抱えているものです。

しかし、痛みを痛みとして認識されていないケースもたくさんあります。

 

まずあなたは、親との関係のなかで自分が心を痛めているかどうかを知ることが大切です。

そして、親の何が心を傷つけているのか、どんな親が正しくて、どんな親が正しくないのかを知ることが大切です。

つらい親子関係から脱出していくために学ばなければいけないことはたくさんあります。

 

不健全な親子関係とは

不健全な親子関係とは?

主従関係を強いて、子どもの個性や価値観を無視し、親が思ったとおりにコントロールしようとすることです。

 

逆に健全な親子関係とは?

親子といってもひとりひとりの人間として対等で尊重し合える関係です。

励ましあえる、労りあえる、許し合える、心がかよった人間関係がつくれています。

 

[check]あなたの親をチェックしてみてください

事あるごとに否定する

人格をさげすんだり、バカにした言葉を言う

暴力をふるう(頭を叩くなどの軽いものであっても)

 親の価値観を押し付ける

自分勝手で独善的

あれやこれやと口を出したり、手を出したりする

無言で押し黙って、無視することがある(一切取り合わなかったり)

いつも誰かのせいにする

いつも誰かの愚痴を言っている

自分の意見が通らないとダダをこねる

 子どものようにワガママだ

 

あなたはいくつチェックがついたでしょうか?

これは、ほんのさわり程度でしかありませんが、

不健全な親子関係になっている方であればいくつも該当するはずです。

 

不健全な親子関係をつくろうとする親に言えることは、

  • 自分(親)たちのことを正当化したいから、あなたを否定したり、罵倒したりする
  • 自分(親)たちが安心したいから、「あなたのためを思ってやっている」と気持ちを押し付けて、いつまでもコントロールできる状態を保とうとする
  • 自分(親)たちが子離れできないから、何から何まで代わりにやってあげて、ニセの愛情を与えてあなたをいつまでも自立できないようにする

 

不健全な親子関係をつくろうとする親は、心に問題を抱えていることがほとんどです。

その心の問題が原因でストレスまみれになっていて、そのストレスを“子ども”で発散しようとしているケースが非常に多いのです。

 

不健全な親子関係で育った子どもにはどんな影響が出るのか?

  • 否定や無視は、自信のない子をつくってしまう
  • 暴力と罵倒は、恐怖心を植え付け、自分の気持ちを言えない子をつくってしまう
  • なんでも手や口を出せば、判断力のない子をつくってしまう
  • なんでも許可を得ないと決められず、行動できない人間になってしまう
  • どんなに嫌でも親から離れることに恐怖心や罪悪感を感じてしまう

 

不健全な親子関係のなかで育つと、親と同じように心の大きな問題を抱えがちです。

もしあなたが上のような影響を持っているなら、、、

現在の親との関係を見直すのが賢明でしょう。

 

親を変えずに自分が変わる

もしかすると、あなたはこんなふうに思っているかもしれません。

「親をなんとかしてほしい」

 

しかし、考えてみてください……。

親が変わると思いますか?



そう、人はその本人が変わろうと思わなければ変わりません。

自分が正しいと思い込んでいる親は他の何者にも変われないのです。

 

それよりも、気づいてもらいたいことがあります。

それは、”親を変えずに自分が変わればいい” ということにです。

 

あなたは必ず変わることができます。

それにはまず、「私は自分の人生を生きる」とあなたが決めることです。

 

決めることができたら、そのときに親との距離のとり方、心の守り方を学べばいいんです。

まず大切なことは、あなた自身が今の親子関係から脱出したいと思うことです。


Posted by おとなの親子関係相談所 at 11:09 / コラム

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