親を愛せなくてもいい

2015年1月31日

親を愛せなくてもいい

From:親子関係カウンセラー 川島崇照

 

 

心に問題を持つ親とは

そもそも、子どもに生き苦しさを感じさせる親というものは、ある程度の<心の不健全さ>を持っているといってもよいでしょう。

ですが、親はこのことに気づいていません。

「自分は子どものためにやっているんだ」「自分は正しいことをしているんだ」と思い込んでいる親は多いのです。

 

しかし、子どもはそうは感じていません。

多くの方が「愛情を感じた経験がない」「いつも怒られていた」と言います。

 

愛情の正しい注ぎ方とは

愛情は与えるものではありません。

愛情とは感じてもらうものなのです。

 

心に不健全さを持つ親はこのことに気づいていません。

親自身も子ども時代に親からそうされてこなかったからかもしれません。

愛情を十分に受けた経験がないので、自分でも愛情の注ぎ方がわからないというのがほとんどのケースです。

 

しかし、だからといって親が許されるものではありません。

子どもに不健全な関わりを強いてツラい思いをさせたことは事実なのです。

ですから、もしあなたが親を愛そうとして苦しんでいるなら、、、

もしあなたが親を愛せなくて苦しんでいるなら、、、

親を愛せなくてもいいんです。

親の言うことを聞かなくてもいいんです。

はっきり「嫌だ」と言ってもいいんです。

 

親を増長させる行動パターン

親から心を支配されている人の代表的な行動パターンが下記の例です。

 

  • 親が怖くて反論できない
  • 親が怖くて従ってしまう
  • 親に逆らうと罪悪感を感じる
  • 親を悲しませると罪悪感を感じる
  • 親に過ちを認めさせようといつも戦っている
  • 親に自分の言っていることの方が正しいことをわからせるためにいつも戦っている

…etc

この他にもたくさんあります。

 

これらは恐怖心、罪悪感、怒りに縛られて、自分の思い通りにできない状態だと言えます。

これらの行動パターンは親をどんどん増長させてしまいます。

親の不健全な行為に対して許可を与えているということになってしまいます。

 

あなたが親に対して「NO」「STOP」と言わなければいつまでたっても苦しい状況は変えられません。

なぜならば、親は「自分は子どものためにやっているんだ」「自分は正しいことをしているんだ」と思ってやっていることだからです。

 

それに、怒りをあらわにして親と戦っても時間の無駄です。

何を言っても変わらないからこそ、いつも戦いになってしまうのです。

人を変えることはできません。


Posted by おとなの親子関係相談所 at 16:42 / コラム

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