いつか親の支配から逃れて自由になりたいと思っているあなたへ

2015年9月2日

 

いつか親の支配から逃れて自由になりたいと思っているあなたへ

FROM:親子関係カウンセラー川島崇照

 

 

親の支配から自由になることを邪魔する3つの感情

長いあいだ親から支配されてきたあなたは、
自分のやりたいことをいつも我慢させられてきたかもしれません。

あきらめさせられた経験もたくさんしてきたでしょう。

人間にとって、やりたいことをやったり、行きたいところに行くのは当然の権利のはずなのに、、、

しかし、支配的な親はそれを許しません。
いつもあなたを縛りつけ自分の思い通りにコントロールしようとします。

 

そんなつらい関係から逃げ出したいと思うのは当然のことです。

「いつかは親から離れて自由になりたい」と心に秘めている方はとても多くいらっしゃいます。
しかし、いざとなったときに親から離れられずに苦しむ方は少なくありません。

 

それは一体なぜでしょうか?

なぜならば、親の支配に苦しむ人の心には3つの独特な感情があるからです。

本人もその感情があることに感覚的には気づいているのですが、
だけどどう対処していいのかわからないのです。

そして一番の問題は、その3つの感情が親から離れることを邪魔することです。

 

親の支配から自由になることを邪魔する3つの感情

あなたが親の支配から自由になることを邪魔している3つの感情について解説します。

 

恐怖心

肉体的恐怖、精神的恐怖、知識的恐怖の3つがある。
将来に対して不安を予測して恐怖を感じるのが心の癖となっている状態がある。

 

肉体的恐怖

「親から肉体的に傷つけられるのではないか?」と予測して感じる恐怖心

精神的恐怖

「見捨てられるのではないか?孤独になってしまうのではないか?」と予測して感じる恐怖心

知識的恐怖

「自分の知識には無い、未知なことが起こるのではないか?」と予測して感じる恐怖心
いつも悪い結果を予測して自分の行動を制限してしまう。
恐怖を感じていると思ったとおりに感情を表現することができず、徐々に身動きがとれなくなってくる。

 

恐怖心を感じているときのあなたは、、、

「傷つきたくない」という本能的欲求が強くなる。
自分を守るために我慢したり、気持ちとは裏腹の行動をとってしまう可能性が高い。

 

罪悪感

罪の意識を感じて自由にできない感覚、親を裏切る感覚。
罪悪感があると、自分の考えや行動にうしろめたさを感じてしまう。
そのとき、自分の気持ちを抑えこみ、親のコントロールを受け入れてしまう。

罪悪感を感じているときのあなたは、、、
自分の意思を脇に置いて、我慢して従っているかもしれない。

あなたが従えば、親は自分のしたこと、考えが正しいと思い込む。
正しいと思っているのだから次も、そのまた次もやってくる可能性が高い。
従えば親は思いをどんどん強くする。

思いを強くした親はさらに罪悪感を感じさせる言動をとる。
あなたはどんどん精神力を奪われ弱々しくなっていく。

 

期待

わからせたいという気持ち、親を変えたいという気持ちからでてくる感覚。
期待と落胆は表裏の関係。期待を裏切られると怒りを感じる。悲しみを感じる。

期待しているときのあなたは、、、
いつも親と争っているかもしれない。
「わからせたい」「認めてもらいたい」と感情をぶつけているかもしれない。

争っても問題は何一つ解決しない。
争いはどんどんエスカレートしていき、止めどない怒りと悲しみが込み上げてくる。
その怒りと悲しみが親とのつらい関係の結びつきを強くする。

 

あなたが親から自由になるためには?

あなたが親から自由になるためには?

多くの方たちは支配する親への対処方法を知りません。
適切な方法を知らないばかりにツラい状況を変えられません。

 

しかし、これは仕方のないことなのです。
なぜならば、支配する親への対処法など本来身につけなくても良いものだったからです。
あなたは愛されるために生まれてきました。

肯定され、温かく見守られ、励まされ、温もりのある家庭の中で自分に自信をつけながら育っていくはずだったのに、、、

それなのに、否定され、罵られ、不当な怒りをぶつけられ、一方的な価値観を押し付けられ…
あなたにとって支配されることなど想定外だったからです。
あなたが親の支配から自由になるためには、
恐怖心と罪悪感を減らし、期待を手放すことです。

そうすれば、親にささげていた時間を自分のために使うことができます。
親の顔色を伺いびくびくする必要もありません。

親と自分のあいだにくっきりと境界線を引き、

「この責任はだれのものか?」とはっきり区別することができれば不要な罪悪感も感じないで済むでしょう。

親を変えようと躍起になるより、自分が幸せになるためにはどうすればいいかを考えることのほうがよほど建設的で現実的です。

あなたはこれまで十分すぎるほど頑張ってきたのではありませんか。
もうそろそろ自分の気持ちに素直に生きてみませんか。


Posted by おとなの親子関係相談所 at 22:49 / コラム

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