[アダルトチルドレンの改善]自己否定的な自分を変えるいちばんシンプルな方法

2015年9月12日

[アダルトチルドレンの改善]自己否定的な自分を変えるいちばんシンプルな方法

FROM:親子関係カウンセラー川島崇照(かわしまたかあき)

 

 

ふと気づくと、自己否定的な言葉を言っていませんか?

 

私はどうせ間違っている / 私がやってもうまくはいかない / 自分がやっても失敗する / 自分が発言すると相手を不快にさせる / 私には価値がない

 

こんなふうに、自分が悪いと決めてしまう言葉が頭の中をかけめぐり、「自分はダメだ」とレッテルを貼ってしまえば、あなたは自分の力を信じれなくなってしまいます。

 

親からずっと支配を受けながら生きてきた人は自分を罰する言葉が聞こえてくることがあります。

その多くが親から言われてきた否定の言葉です。

否定する声、罵倒する声が今でも耳元で聞こえてくるという方は少なくありません。

親が言っていた言葉は、いつしか自分自身を制限する【自罰の言葉】になっています。

 

「自罰の言葉」を持ったままにしていれば、さまざまな問題に悩まされてしまいます。

自分が何か行動しようとするとき、「自分はやるべきではない」「おまえがやってもうまくいくはずがない」などと、自分を罰するのです。

 

今回は、多くの毒親育ちが悩まされている、自分を制限する「自罰の言葉」を手放していくための考え方と方法についてお伝えします。

 

「自罰の言葉」を「許しの言葉」に変える

あなたが持つ「自罰的な言葉」を「許しの言葉」に変換するためのワークです。

ずっと自分を制限してきた言葉を今度はパワーを感じるような言葉に置き換えてみましょう。

自罰的な言葉を手放すワークの進め方

  • ノートと赤と黒の2色のペンを用意する
  • 自分を罰する「自罰の言葉」を見つけてノートに書き入れる
  • 書き出した自罰の言葉に赤ペンで×を書いたり、打ち消し線を引く
  • すぐ横に自分を許す新しい言葉として「許しの言葉」を考えて書き入れる
  • 「自罰の言葉」が思い出されるたびに1〜4を繰り返してみる

 

頭のなかに自罰的な言葉が浮かんでくるたびに上のステップを繰り返しやってみます。

自分を罰する声が頭の中に聞こえてこなくなるか、もしくは、聞こえてきてもすぐに許しの言葉に置き換えられるようになればこのワークは卒業です。

 

〈自罰〉を〈許し〉に置き換えた言葉の例

「許しの言葉」を作るときのポイントは、目の前に心傷ついている子どもがいたとして、あなたが理想の母親、父親としてどのように励ませるかと考えてみることです。

「わたしはどうせ間違っている」と落ち込んでいる子どもの心を楽にしてあげられるひと言を考えてあげてください。

「私はどうせ間違っている」
「確認してみないとわからない。最初から知っている正解なんてない」

「私がやってもうまくはいかない」
「うまくいくかどうかはやってみないとわからない」

「自分がやっても失敗する」
「失敗は次に失敗しないために学ぶということだ」

「自分が発言すると相手を不快にさせる」
「間違った発言などない。私の意見は一つの個性だ」

「私には価値がない」
「私は誰とも違う大切なひとりだ。私には私にしかない価値がある」

 

>>>応用すれば親が言っていることに対しても使えます

「おまえはダメだ」「おまえは自分勝手だ」
「この人は自分の思い通りにならない人を「ダメ」と決めつけているんだ。私がダメなのではない。気にする必要はない」

 

冷静な視点をつくる

「自罰の言葉」を持っていると、親に対して冷静に対応することができません。

怒られれば、「わたしが悪いから怒られるんだ」と感じてしまいます。

「おまえのせいだ!」と言われれば、「わたしせいだ、、、」と感じてしまいます。

 

何でも親のせいにして考えろということではありません。

冷静に親を見れなければ、何でもかんでも親が正しく、自分が間違っているという考え方になりやすいということです。

親から責任を押し付けられている事に気づけなくなってしまうからです。

 

親の心傷つける言動に対して、「ちょっとそれおかしいんじゃないの?」と感じられる自分にしておくことが大切です。

親を冷静に見る視点をつくるのです。


Posted by おとなの親子関係相談所 at 12:09 / コラム

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