ヒステリックな母親から受けた傷跡?〜周囲の批判を恐れてしまうあなたへ〜

2015年10月4日

ヒステリックな母親から受けた傷跡?〜周囲の批判を恐れてしまうあなたへ〜
親子関係カウンセラー川島崇照(かわしまたかあき)

 

 

ヒステリックな接し方は子どもにとって害ばかりです。

この特徴を持つのは主に「母親」です。

感情の起伏が激しく、いつもイライラしているのが特徴です。

 

●汚いことばでののしる

●突然、怒りを爆発させる

●突然、泣き出す

 

ヒステリックな親の最大の罪は、こういった行為で恐怖心を植え付けるところでしょう。

 

恐怖は自分を見失わせる

 

ヒステリックな親と一緒にいた時間が長いあなたは、

自分の考えで決定、行動することに息苦しさを感じるときはないでしょうか?

 

猫の目のようにコロコロと変わる親の気分に翻弄されていると

子どもは自分の考えで行動できなくなるものです。

「自分がどうしたいのか?」ではなく、「親がどう思うか?」という判断基準になってしまうのです。

 

親の顔を見れば、「きょうは怒っていないだろうか…/怒鳴られないだろうか…」と顔色をうかがうようになります。

こういったことが続いているのであれば、あなたは自分を失っている可能性があるでしょう。

 

自分を失っていると、、、

自分の気持ちがわからない

自分で思った通りに行動できない

自分の気持ちを表現できない

 

心にポッカリと穴が開いているように感じられることもありますし、衝動的に行動してしまって周囲をビックリさせてしまうこともあるでしょう。

また、自罰的な感情を持つこともあります。

突然泣き出す親を見ていれば、「自分は悪い子だ」「自分のせいだ」と、罪悪感でいっぱいになります。

「お母さんが怒っているのは自分が何か悪いことをしたからだ」と無意識的に心に刻み込まれてしまうようになります。

こうやって、あなたは「自分」を持てなかったのかもしれません。

 

親のことばかり気にしなければならなかった状態が

あなたから「自分」を持つチャンスを奪ってしまったのかもしれません。

 

ヒステリックな母親から受けた傷跡

 

あなたがすでに社会人として働き暮らすような年齢になっていたとしても、影響は残っているかもしれません。

 

周囲の顔色を気にし、自分を制限してしまう

「これをしたら、言ったら、相手からどう思われるだろうか?/批判されないだろうか?」と過剰に気にしてしまい、思った通りに行動できません。

 

周りの意見に翻弄されてしまう

相手の意見を盲目的に信じてしまうようになります。
「自分でどう感じるか?」という視点が不足しているので周囲の意見に翻弄されやすいのです。
ある対立する二つの意見に板挟みになって身動きが取れなくなることもあるでしょう。
どちらかに決めることができず、周囲からは優柔不断な人と見られていることが多いかもしれません。

 

何度も同じ失敗をしてしまう

うまくいかなかった状態を経験したとき、「ここを改善すれば次はうまくいくだろう」と将来を予測することができるのですが、自分を失っている人はそう思えないことが多いでしょう。
何度も同じ方法でうまくいかない状態を繰り返えしてしまうことは少なくありません。
これは子どものころ身に付けてしまった考え方そのものです。
このようにして、親から受けた心の傷はあなたを一生苦しめます。

 

あなたが「自分」を取り戻す「4つのステップ」

 

1.目的を明確にする

まず行動を起こすときは目的を明確にしましょう。
目的がわかっていれば、選択に迷った時の判断基準をつくることができます。
うまくいかなかったときは目的に沿って改善策を考えることができます。

 

2.結果イメージを持つ

あなたが行動したことで得られそうな結果をイメージしてみましょう。
「◯◯すると△△という結果が得られそうだ」とある程度予測してみることで不安が少なくなります。
もちろん、目論見が外れる場合もあるでしょう。しかし過剰に心配しないでください。
あなたは行動したことでたくさんの情報を得たはずです。
それをもとにまた目的に近づくための行動を考えていけば良いのです。

 

3.自分の気持ちを感じながら行動する

行動しながら自分が感じている気持ちにもフォーカスを当ててみましょう。
相手からどう見られるかばかり考えてきたあなたは自分の気持ちを感じる力が弱まっているかもしれません。
自分の心のなかは今どのような状態にあるのかを知ることはとても大切です。

 

4.誰かに気持ちを話す

どのように行動していいかわからなくなったら誰かに気持ちを話してみましょう。
そのときは「話をよく聴いてくれる人」がいいでしょう。
話すことは気持ちを言葉に変換する作業です。
話しながら頭のなかを整理することで答えを見つけやすくなるでしょう。

 

「自分は◯◯だと考える」と感じられたら、少しづつでいいですから実行してみましょう。

一歩踏み出したら地面を見つめ、そして次の一歩をまた踏み出します。

 

成功することはそんなに重要ではありません。

大切なのは、あなたが自分の考えを信じて行動できるようになることです。

それが「自分に自信を持っている」という状態であり、

それがあるからこそ、あなたは自分の人生をより良く切りひらいていけるのです。

 


Posted by おとなの親子関係相談所 at 17:04 / コラム

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