親から依存されている人が無意識にしている5つの代表的行動パターン

2015年12月16日

親から依存されている人が無意識にしている5つの代表的行動パターン

FROM:親子関係カウンセラー川島崇照

 

 

親の依存とは?

誰しもが自分の幸福は自分でしか作れません。
なぜならば、何が自分にとって幸福なのかは自分にしかわからないからです。

それなのに、
親があなた幸せにしてもらおうと思っていたら、、、

親はいつまでたっても幸せになれません。
自分の思い通りにならないことにいつもストレスを感じてしまいます。

これが、親があなたに依存している状態です。

親があなたに依存していると「なんであなたは◯◯してくれないの?」のように思ってしまいます。

本当は親自身が自分を幸せにするために努力しなければならないのに、
「あなたがそんなだから私は幸せになれない」などと責任を押し付けてくるかもしれません。

これではいつになっても幸せな人生は送れないはずです。
幸せと感じれないのは親自身の問題なのに、そのことをあなたに依存してしまうからです。

 

依存が強まっていく理由

 

あなたは親の依存を受け入れていませんか?
恐怖心や罪悪感から依存を受け入れてしまっているケースが多く見られます。

例えば、、、

あなたの母親が「私はつらいの。かわいそうな人なの」といつも言っていたとしたら、 そんな言葉をいつも聞かされていたあなたは「母は苦しんでいるんだ。かわいそうな人なんだ」とどこかで感じてしまうでしょう。

親は常日頃から自分を被害者であるとアピールしてきます。

そんなことが長く続けば、あなたも親と離れることを悪いことのように感じてしまい、「いつも一緒にいなければ。私がなぐさめてあげなければ」と思ってしまいます。 

そして、あなたは自分自身で自由な人生を歩むことにブレーキをかけてしまいます。

 

この例のように、親から離れられなくさせているメッセージを
あなたはさまざまな形で受け取っているかもしれません。

ほんのちょっとした一言やなにかするときの些細な仕草など、
毎日気づかないうちに多くのメッセージを受け取っていますから、
自分が自由に生きることに少しづつ罪悪感や恐怖心は強まっていきます。

そういったことから、
あなたは親の依存を受け入れているかもしれません。

そして、親もそんなあなたを見て、
自分は間違っていないと考えます。
前回はOKだったのだから今回もOKだろうと考えます。

今日はは昨日よりも大きく依存しました。
ならば、明日は今日よりも大きく依存するでしょう。

これが親の依存を強まっていく理由です。

 

依存を受け入れているときにとりやすい行動〈5つの代表的パターン〉

 

もし、あなたと親の関係が下のようになっている場合、親はあなたに依存していて、あなたは親の依存を受け入れているのかもしれません。

「親のおかげだ」と言われるので逆らえない

生活できていることや不自由なく暮らせていること、進学や就職…etc、さまざまなことに「親のおかげで〜」と言われれば、あなたは罪悪感でいっぱいになってしまいます。
自由に生きていくことがどこか悪いことのように感じてしまい、何でも親の言うとおりにしないと申し訳ないように思ってしまうでしょう。
そんなあなたは「親の言うことを聞けない自分はダメだ」と感じて親の操り人形のようになっているかもしれません。

きっと「どうせうまくいかない」と言われるのであきらめる

何をやろうとしても否定されてしまいます。右に行ってもダメ、左に行ってもダメ、そんなふうに言われればあなたは自分の力を信じれなくなるでしょう。
結果、親が何と言うか、どう感じるかばかりを気にしてしまい、自分の本当の気持をあきらめて、親が受け入れてくれそうなことをしようとします。

「さみしい」と言われるのでいつもつきあっている

いつも「さみしい」と言われれば、そばにいてあげないと親を裏切っているような気がして罪悪感でいっぱいになってしまいます。
自分のことに次にして、何でも親を優先してしまいます。お金も時間も労力も親のために使い、気づいたころには人生も捧げてしまいます。
「親よりも幸せになってはいけない」と思い込んでしまい、恋愛や結婚に踏み切れないことも多くいらっしゃいます。

「悲しい」と言われるので本当の気持ちは言わない

あなたが自分の考えを伝えたとき、親が「悲しい」と言っていたり、悲しそうな表情を見せていると、自分が親不孝なことをしているのではないかと感じてしまいます。
いつも親の機嫌を伺っては偽物を演じてしまいます。
本当は自由に振る舞いたいのに、自分の心にブレーキをかけてしまうので素直に行動できません。

「ダメだ」と言われるのでいつも口論になる

いつも「ダメだ」と考えや行動を制限されていれば、腹が立つのも当然です。「何でダメなの?」「何でわかってくれないの?」と感じて言い返したくもなります。
このときのあなたは「親にわからせてやりたい」という気持ちでいっぱいになっているかもしれません。
しかし、親は理解すること無く、いつしか感情論に発展して争いがはじまります。
もし、あなたが思ったとおりに行動しておらず、「今日もわかってもらえなかった、腹が立つ」で終わっていたなら、それは親の気持ちを受け入れているのと同じです。

 

上のパターンに当てはまったあなたは、
自分の本当の気持を押し殺し、親の依存を受け入れています。

依存的な親はあなたのことを思い通りにコントロールして、
自分の問題や気持ち、価値観を押し付けてこようとします。

あなたの行動が変わらず、親に沿うようになっているのなら、
親の依存を受け入れているのも同然です。

親も受け入れられているので、またあたり前のように依存します。

 

依存の解消

人はいつか死にます。

人生は有限です。

ならばどんな人生の閉じ方がよいのでしょうか。

「私の人生はつらかった」と思って死んでいくより、
「私は幸せだった」と思えて旅立った方がどれほど幸せでしょう。

自分の力を信じ、幸せな人生にできた親は、
「私は幸せだった。私がそうやってきたようにあなたたちも好きなようにやりなさい。あなたたちの人生はあなたたちのものよ。」と言っくれるかもしれません。

しかし、自分の力を信じることができずに依存的だった親は、
「私はあなたたちのためにこんなにも頑張ったのに、あなたたちは私の期待に応えてくれなかった。私の人生はつらかった。」と言うかもしれません。

 

2つの親のタイプの違いはなんだったのでしょうか?それは、、、

他人に依存せず、自分の力で生きたかどうかです。

親との依存関係から脱出していくには、
あなたも親もお互いが心の自立を目指して生きていくことです。

あなたが依存を受け入れていれば、
親はいつまでたっても自立しません。

 

まずはあなたのほうから心の自立を果たして幸せになりましょう。

親の人生を肩代わりする必要はありません。
親の幸せは親にしか作れないのですから。


Posted by おとなの親子関係相談所 at 15:58 / コラム

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