アダルトチルドレンを改善していくトレーニング5つのステップ

2016年1月20日

アダルトチルドレンを改善していくトレーニング5つのステップ

FROM:親子関係カウンセラー川島崇照(かわしまたかあき)

 

 

アダルトチルドレンは不健全な家族のなかで育った

突然、怒りを爆発させるタイプの親がいます。

あなたはいつ怒り出すかわからない親に対して、怖さのあまりいつもビクビクしていたいたかもしれません。

家にいても安心を感じられず、居心地の悪い思いをしていたのではないでしょうか。

親の表情を見て「きょうは怒っていないだろうか?」と先回りして危険を察知する癖がついてしまったでしょう。

大人になっても、不機嫌そうにしている人を見ると思わず自分が何かしたのだろうか?と考えてしまうようになります。

 

いつも子どものことを否定する親がいます。

いつも否定されていると、、、

「また否定されるんじゃないか」

「また自分が間違っているんじゃないか」

と感じて、自分の意見や考えを言えなくなってしまいます。

信じて応援してもらった経験が少ないので、「自分の考えでもいい」と思えません。

大人になっても、ネガティブに考えてしまって行動できなかったり、途中で挫折してしまうようになります。

このような不健全な家庭のなかで育つと子どもの心は傷つきます。

 

子ども時代の心の傷は大人になっても残る

アダルトチルドレンは心の傷が癒えぬまま成長したことで、大人になっても自己評価が著しく低く、社会生活の中で対人関係に多くの問題を抱えがちです。

これは、、、

子どもの頃に感じ方や考え方などを不健全な家族システムによって歪められたからです。

 

本当は嫌なのに、「嫌われたくない」「自分が我慢すればいいんだ」と感じて相手の言うがままに行動してしまうこともあるでしょう。

自分の気持ちにフタをして、服従してしまうのです。

学校や会社でいじめを受けているなんていうケースも多いと思います。

社会人になってもうまく対人関係がつくれないという方は親子関係からの影響が要因となっている場合が多いものです。

 

アダルトチルドレンを改善していく方法

アダルトチルドレンは感じ方や考え方など、価値観を親や家庭環境によって歪まされました。

アダルトチルドレンを改善していくためには、その価値観の歪みを矯正していくことが一つの方法としてあげられれます。

 

価値観の歪みは「思い込み」「信じ込み」などの形になって現れます。

●自分が誰かに好かれるわけがない
●だって今までも好かれてこなかったから
これが自分への思い込みや信じ込みです。

 

●あの人は私のことを嫌っているに違いない
●だって私にだけ笑いかけてくれないから
これが他者に対する思い込みや信じ込みです。

こういった歪みのなかでも幼少期に親から植え付けられた思い込み、信じ込みを見つけていきます。

見つけることができたら、あとは矯正するためのトレーニングを行っていきます。

 

思い込み、信じこみの矯正トレーニング

 

[ステップ1]自分を制限している思い込み、信じ込んでいることを見つける

あなたは「〜となるに違いない」のように思い込んでいることはありますか?

「いつでも◯◯だ」「すべて◯◯に違いない」「皆んな◯◯だろう」のように考えてつらくなることはありますか?

よくない未来を予測してはいつも不安になっていることはありませんか?

 

[ステップ2]思い込み、信じこみが正しいとする証拠を見つける

あなたが思い込んでいることが正しいとする誰が見てもわかる客観的な証拠は何ですか?

それは根拠や事実に裏打ちされたことですか?

 

[ステップ3]思い込み、信じこみが正しくないとする証拠を見つける

あなたが思い込んでいることが正しくないとする誰が見てもわかる客観的な証拠は何ですか?

「〜となるに違いない」と考えていても違う結果になっていたりすることはありませんか?

本当に「いつでも◯◯だ」という結果になりますか?

本当に「すべて◯◯に違いない」は間違いないですか?

本当に「皆んな◯◯だろう」は真実ですか?

 

[ステップ4]新しい思い込み、信じこみをつくる

あなたにとってなにが真実ですか?

あなたの思い込みが自分を制限するもので、しかも根拠や確証の無いものだったとしたら、それはただ単に不要な荷物です。

とすれば、あなたはこれからなにを信じて生きますか?

あなたにとって生きやすくなる新しく信じていくことは何ですか?

 

[ステップ5]新しい思い込み、信じ込みに従って行動する

新しい思い込み、信じ込みをに従って生きているあなたはこれからどう行動しますか?

できるだけ小さく簡単にはじめられることはなんですか?

 

歪みの少ない人は自分と他者(自分以外の人)との間で程よい距離をとることができます。

自分の気持ちにも自信を持てますし、それを誰かに伝えることもできます。

うまくいかなかったとしても、「それはうまくいかない方法がわかったということで、次にうまくやるためには必要なことだったんだ」と考えることができます。

 

価値観の歪みを矯正するということは、価値観の歪みのない自分になるということです。

楽に生きていけるあなたになるということです。

 


Posted by おとなの親子関係相談所 at 11:13 / コラム

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