なぜ、あなたは毒親から逃げられないのか?

2016年12月11日

なぜ、あなたは毒親から逃げられないのか?

FROM:親子関係カウンセラー川島崇照

 

 

親子関係に悩みを持っている方の多くは、
自分のやりたいこと、希望することを我慢しなくてもいい人生にしたいと思っています。

しかし、毒親はそれを許しません。
いつも子どもを縛りつけ自分の思い通りにコントロールしようとします。

 

ですが、多くの子どもたちは毒親への対処方法を知りません。

適切な方法を知らないばかりにツラい状況を変えられません。

これは仕方のないことなのです。

どうしてかと言うと、親への対処法など本来身につけなくても良いものだからです。

子どもは本来、愛されるために生まれてきます。

子どもは肯定され、温かく見守られ、背中を押され、
温もりのある家庭の中で自分に自信をつけて巣立っていくのが本当の姿です。

それなのに、否定され、罵られ、不当な怒りをぶつけられ、一方的な価値観を押し付けられ…

そんな不健全な係わりを受けることは生まれてくる子どもにとっては想定外だったからです。

 

毒親から自由になることを邪魔する3つの感情

 

あなたが毒親の呪縛から自由になれないのは、ある3つの感情があるからです。
それは、恐怖心、罪悪感、執着の3つの感情です。

 

恐怖心

怒られる恐怖、捨てられる恐怖。
恐怖を感じると体は硬直し言葉が出なくなる。

恐怖心を感じているときのあなたは、、、
親が何をしてきても何も言わないかもしれない。

何も言わないということは親にとっては許可をもらっているのと同じ。
「どうぞもっとやってください」とあなたは伝えていることになる。

 

罪悪感

罪の意識を感じて自由にできない感覚、裏切る感覚。
罪悪感を感じると自分を制限してしまう、親のコントロールを受け入れてしまう。

罪悪感を感じているときのあなたは、、、
自分の意思を脇に置いて、我慢して従っているかもしれない。

あなたが従えば、親は自分のしたこと、考えが正しいと思い込む。
正しいと思っているのだから次も、そのまた次もやってくる可能性が高い。
従えば親は思いをどんどん強くする。

 

執着

理解されないと怖い、愛されないと怖いという気持ちからでてくる感覚。

執着しているときのあなたは、、、
いつも親と争っているかもしれない。
いつも親を説得しているかもしれない。

親を変えたい、分からせたい、ギャフンと言わせたいと思っていても問題は何一つ解決しない。

争いはどんどんエスカレートしていき、止めどない怒りと悲しみが込み上げてくる。
どんなに説得しても親は理解を示さずあなたを否定する。

そして執着は「落胆」に変わり、
またあなたを傷つける。

 

あなたが毒親から自由になるためには

あなたが毒親から自由になるには、
恐怖心と罪悪感を減らし、執着を手放すことです。

恐怖心を克服していくためには『怒り』の感情が必要です。

過去、親から言われた心傷つく言動を思い出し、はっきりと怒りを感じれるあなたになりましょう。

そうすれば、親に感じる恐怖心が小さくなり、いまよりも乗り越えやすくなります。

罪悪感を減らしていくためには『哀れみ』の感情が必要です。

母親がなぜ心傷つくようなことをしてくるのか?言ってくるのか?
そうしてくることの心理背景を知りましょう。多くの親が心に抱えた問題を背景に行動しています。

そして、心理背景を知ったあなたは親よりも一段高みに立って哀れみ、見下ろすような心の状態をつくります。

そうすることで、罪悪感で迷わされることが小さくなり、思ったとおりに行動できるようになります。

執着を手放すためには『意識変革』が必要です。

親を変えようとしてい争ったり、説得したりすれば、あなたはどんどん消耗していきます。

親は自らが変わろうとしなければ変わりません。

反対にあなたががんばればがんばるほど、親は変わろうとしない心が強くなっていきます。

健全な親ならば子どもをひとりの人間として考えや気持ちを聴いてくれるでしょう。

しかし、それができなかった親だったから、あなたはこんなにもつらい思いをしているのです。

親を変えようとせず、自分が変わろうとする意識に改革しましょう。

そうすれば、これまで無理だと思っていた親からの自由が思ってもみないスピードで現実になっていきます。

 

もし、あなたがひとりでやっていくのは不安だと感じるなら、

恐怖心と罪悪感を減らし、執着を手放すためのメンタルトレーニングに取り組むという方法もあります。

トレーニングに取り組むことでこれまでの親子関係のパターンを変えることができます。

 

あなたがこの3つの感情を減少させることに成功することができれば、
親に割いていた時間を自分のために使うことができるでしょう。

親の顔色を伺いびくびくする必要もありません。

自分の気持をガマンして、親に従順になっている必要もありません。

 

すべてはあなたしだいです。

あなたが決めたらなら自由を手に入れることはできます。

 


Posted by おとなの親子関係相談所 at 15:46 / コラム

つらい親子関係・対人関係の問題のお悩み相談