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コラム

『母親が重い』と感じたときは◯◯を疑え

『母親が重い』と感じたときは依存を疑え

FROM:親子関係カウンセラー川島崇照

 

ご相談いただくとき、『母親が重くて耐えられません。親をなんとか変えることはできませんか?』とおっしゃる方がたくさんいます。

  • 母はいつでも鬱に落ち込んでいます。しょうがなく私が話を聴いているのですが、、、。どうしたらこんな母親の性格を変えられるでしょうか?
  • 母は収入に見合わないブランド品ばかりをたくさん買ってくるのですが、お金がなくなると私に金銭をねだったりもします。どうすればやめさせられるでしょうか?
  • 母が家事を何もしないので私がしょうがなく家のことをやっています。何とかこんな母親を変えることはできないでしょうか

私ははっきりと言います。

・・・親を変えることはできません

 

 

あなたは母親の依存を受け入れている

上の例にあるような母親の多くは自分の心の問題に向き合えずにいます。

そして、その問題から目を背けるようにして逃げています。

そんなときに起こるのが『依存』です。

母親は自分で問題解決をすることができないので、それを肩代わりしてくれそうな人を見つけて頼っています。

そして、その依存先となっているのが “あなた” かもしれません。

 

●母親がかわいそうだから話を聴いていたり、

●母親が困っているからお金を貸してしまったり、

●母親が何もしないから代わりにやってしまったり、

このように肩代わりしているということは、母親に対して「もっとやってください」と言っているのと同じです。

 

もし、あなたがそんな母親を変えようとして、いかに不健全かを説明したらどうなるでしょうか?

これまでに話してわかる親でなかったのであれば、「ごめんなさい」と謝ってくれる可能性は非常に低いでしょう。

それよりも、自分を正当化しようとして言い訳をしたり、
今までと同じようにまたあなたを傷つける言葉をぶつけてくることでしょう。

母親が自分の不健全さを認めることは、
過去の行動がすべて間違いだったのを認めるのと同じです。

 

 

母親をどうするか?よりも、自分がどうしたいか?

母親を変えようとして「なにをすれば変わるのか?」といつでも頭のなかで考えているのは身も心も支配されているようなものです。

それよりも、「自分がどうしたいか?」と考えて、離れていくほうが健全です。

 

みんなそれぞれ自分の人生をきりひらく力は持っています。

母親の人生がどうなるかは、母親に責任があります。

そして、あなたの人生が幸せになるかどうかはあなたの責任です。

 

ですから、親を変えようとしないでください。

不健全な心の状態であることを認められない親を変えようとして、あなたの貴重な時間や労力、精神力をささげる必要はありません。

そうしていれば、あなたはいつまでも親とはなれられません。

母親に幸せを奪われているのと同じです。

これまでのような親にささげてきたことをやめ、
これからは自分のために生きてください。

 

母親の減らし方と自分の増やし方

母親に費やす時間を少なくしよう

例えば、相手に対して何かしてみたり、考えたりする時間です。

●機嫌を取ることをやめる
●説得することをやめる
●愚痴を聞くことをやめる
●買い与えることをやめる
●お金を貸すことをやめる
●仕返しや攻撃することをやめる
、、、etc
 

自分に費やす時間を増やそう

例えば、今まで親を気にしてガマンしていたようなことです。

●旅行に行く
●友人と遊ぶ
●恋人とデートする
●気の合う人たちと食事に行く
●はっきりと考えを伝えて断る
●自分の正直な気持ちを言葉にする
、、、etc
 

親は、子どもにとって安全基地でなければならない存在です。

つらいこと、悲しいことがあったときにいちばんになぐさめ、はげましてくれるのが本来 の「親」という存在です。

それなのに母親はあなたを守ってくれなかったかもしれません。

そんな家庭環境で育てば、自分のことよりも他人のことばかりに心を割いている人になってしまってもしようがありません。

親のために自分を我慢しなければいけなかったことはとてもつらいことで。

 

そんな母親にこれ以上 “あなた” をささげる必要はありません。

自分のための行動を積み重ねて少しづつ自分を変えていきましょう。

母の依存を受け入れず、自分を幸せするための階段をのぼりはじめてください。

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