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コラム 幸せな人生を生きるために

アダルトチルドレンのチェックテスト

アダルトチルドレンのチェックテスト
From:親子関係カウンセラー 川島崇照

 

 

現在の自分をチェックする

このワークは、あなたが〈アダルトチルドレン〉かどうかをチェックするためのものです。

 

アダルトチルドレンとは
アダルトチルドレンとは、機能しない家庭で育ち、癒えない心に傷を抱えたまま大人になった人のことを指します。 「機能しない家庭」とは、暴力、否定、罵倒などの直接的虐待があったり、親の育児放棄、家族間の争い、両親の不仲などの間接的虐待などが頻繁かつ繰り返しあった過去があり、子どもにとって正常に機能していなかった家庭を言います。
毎日のように親からの罵倒を受けたり、否定されたり、または過剰にコントロールされていたとすれば、あなたのストレスは計り知れない量になっているかもしれません。そのストレスは自分自身を傷つけるようになり、生きづらさを感じてしまいます。

 

ストレスを溜め込みすぎると身体や精神にさまざまな形となって現れてきます。

幼少のころから心を傷つけられる経験を多くしてきたとすれば、あなたの感じ方、考え方、行動の取り方までもが歪んでしまった可能性もあるでしょう。

まずは現在の自分がどのような状態に陥っているのかを知ることから始めましょう。

 

アダルトチルドレン(AC)のチェック

※自分に当てはまっていると感じるものにチェックしていきましょう。

 過剰に責任を持ったり、過剰に無責任になったりする

 イライラしやすい

 衝動的に行動してしまうためにトラブルが多い

 白か黒か、はっきりしていないと気が済まないことがよくある

 白か黒かのように、考え方が極端だ

 自分は相手から嫌われていると疑ってしまうことがよくある

 身近な人が怒っていると「自分のせいではないのか」と感じてしまうことがよくある

 自分は他人とどこか違うと孤独感を感じてしまう

 いつも取り残される感覚がある

 孤立してしまい、居場所がないということがよくある

 他人から認められたいという気持ちが強い

 とっさに嘘をついてしまうことがよくある

 最悪なことを予測してしまって不安になることがよくある

 自分を大きく見せてしまって話を大きくしてしまうことがよくある

 他人と親密な関係をつくるのが苦手だ

 人と関わることに恐怖を感じることがよくある

 過剰に自分を責めてしまうことがよくある

 最後までやり遂げられないことがよくある

 深い人間関係を作るのが苦手だ

 人と関わることに怖さを感じることがよくある

 他人に助けを求められないことがよくある

 過剰に従順になることがあることがよくある

 相手の意見を鵜呑みにしてしまうことがよくある

 自分の考えがない

 自分がどうしたいのかがわからない

 人から批判、否定されるとひどく落ち込むことがよくある

 人から怒られるとひどく落ち込むことがよくある

 頼まれたことが断れないことがよくある

 失敗を恐れて行動できない

 自分に自信がない

 自分はダメだと思う

 自分には何も無いと感じてしまう

 褒め言葉を言われると、逆に相手を疑ってしまう

 褒め言葉を素直に受け取れないことがよくある

 自分は生きている価値がないと思う

 生きていることに楽しさを感じない

 想定外のことや、うまくいかないことがあると何も考えられなくなる

 正しいのか、間違っているのか、自分では境目がわからないことがよくある

 他人がどう思っているかが気になることがよくある

 自分の考えを脇に置いて、相手に従うことがよくある

 怒りのコントロールが難しい

 家に引きこもるこもっていた。または引きこもることがよくある

※チェックが8個以上の場合はアダルトチルドレンの状態が疑われます。

 

共依存のチェック

 自分の気持ちを犠牲にして相手にあわせたりする

 自分よりも相手の気持ちを優先する

 いつも誰かの世話をしている

 相手にどう思われるかで自分の意見や行動をかえる

 気づくと争いに巻き込まれていたり、仲裁をしていたりする

 誰かに許可してもらわないと不安になる

 切り捨てられる、取り残されるという漠然とした不安がある

 自分に自信が無く、依存心が強い

 ひとつのことに囚われやすく、広い視野が持てない

 相手の問題を自分のことのように感じてしまう

 相手の問題解決に必死になったり、責任を肩代わりしていることがある

 自分と相手の距離感がわからず、よく失敗してしまう

 周囲に問題が起こると、「自分が悪いのではないか」と責任を感じる

 本当やいっぱいいっぱいなのに頼みごとを断れず、引き受けてしまう

 責任感が強すぎて、余裕がもてない

 抱えきれないほどの仕事があっても、周囲に「助けて」と言えない

 自分は被害者だという意識が強い

 周囲の人の気持ちを先読みしたり、察知して翻弄されてしまうことがある

 視野が狭く、自分と相手の違いが受け入れられない

※チェックが5個以上の場合は共依存が疑われます。

 

あなたは、ACのチェック、共依存のチェックにどれだけのチェックが入りましたか?

ここに書かれていることは、機能しない家庭で育った方の多くが持ちやすい感情、考え方、行動の取り方です。

 

>>アダルトチルドレンのチェックテストについて

心の傷というのは、外部から与えられるものです。

もし、過去を振り返ってみて、家庭の中にたくさんのつらい経験が思い出されるのであれば、その経験があなたの心の傷を生み出したのかもしれません。

チェックの入った項目はあなたの持って生まれた性格などではなく、これまで生きてきた経験の中で身に付けてしまったものだということです。

 

>>共依存のチェックテストについて

共依存の人は、自分の感覚や気持ちを大切にしたり、自分が抱えている問題に向き合うよりも、配偶者、親族、恋人、友人などの問題にばかりに気を向けてその問題の後始末にのめり込んでしまいます。

相手の成功や失敗が自分事のように感じられ、その人の責任を肩代わりしてしまったりすることもあります。

また、大きな期待をして、いつも相手を変えようと躍起になっていることもあるでしょう。

結果、自分も相手も現在の困った状況を解決していく事ができなくなっていきます。

困った状況はいつまでも続きますし、さらに深みに嵌っていくようになります。

 

これらも親子関係のなかから身につけてしまうことが多いと言えます。

たとえば、親が病気がちでいつも寝込んでいたり、両親が不仲であったりすれば、子ども時代に無邪気になれる環境がなく、子どもらしい時代をうまく過ごせてこなかったことになります。

そうすると、「自分のことよりも親を支えなければならない」「私が悪い子だから両親は仲が悪いんだ、、、」などと捉えてしまうことがあります。

 

この感覚が大人になっても抜けず、「自分のことよりも相手のこと」というふうにいつも誰かの世話をしているなんてこともしばしばです。

アダルトチルドレン(AC)にも、共依存にも、そうなるには必ず理由があります。

 

感じてみてください。

あなたの生きづらい感覚は子ども時代から感じているものではありませんでしたか?

もし、そうだとすればこれまで長い時間を一緒に過ごしてきた「親」、もしくは日々を過ごしていた「家庭全体」に問題があったということです。

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