TOP > 親から離れたいと思う自分は、冷たい人間なのだろうか

親から離れたいと
思う自分は、
冷たい人間なのだろうか。

離れたい気持ちと、申し訳なさ。
その両方を抱えたまま、
何年も過ぎていませんか。

1あなただけではありません

親と会ったあと、決まって何日か気持ちが落ち込んで動けなくなる。

もう会いたくない、と思う。
距離を置きたい、と思う。
けれど次の瞬間、こう考えてしまう。

  • ここまで育ててもらったのに
  • 今の私があるのも親のおかげなのに
  • 自分が我慢すれば済むことなのに

そして、離れたいと思った自分自身を責めてしまう。

この往復を、何年もくり返してきた方が、たくさんいらっしゃいます。

離れたい申し訳ない

答えは、もう何度も探したはずです。本を読んだ。ネットで調べた。いまはAIにも聞いてみた。
「距離を置いていい」と書いてあった。「あなたは悪くない」とも書いてあった。

それでも、動けなかった。

2なぜ、罪悪感が
消えないのか

答えを知っても動けないのは、意志が弱いからではありません。罪悪感で心が縛られている状態だからです。

罪悪感は、あとから植え付けられたものかもしれない

「親はあなたのために苦労した」「自分勝手だ、わがままだ」「誰のおかげで大きくなれたと思っているの」。

こういう言葉を子どものころからくり返し聞いていると、「親に何かを求められたら応じるのが当然だ」という感覚が、自分の考えとして育ちます。

大人になってから芽生えた罪悪感ではありません。何十年もかけて、少しずつ植え付けられたものです。

そう言われ続けるうちに、あなたは「自分がわがままなのかもしれない」と思うようになっていきます。

だから、いくら「距離を置いていい」と言われても動けません。罪悪感は消えません。

そして、「いつかはわかってくれるかもしれない。だからもう少し頑張ってみよう。」という期待を持とうとします。

相手が健全な状態であれば、期待は自然なものです。

でも、いまの親に対しては、その期待がまた心を縛りつけます。
縛られたままで、身動きが取れなくなります。

「かわいそうな親」に見えてしまう

親が年齢を重ね、弱っていく。すると、こう思えてきます。

「あんなに強かった人が、こんなに小さくなって」

この瞬間、いままで親から受けてきたことが帳消しになったように感じます。

けれど、弱ったことと、されてきたことは、別の話です。同情は悪い感情ではありませんが、同情と、自分がどう生きるかは、まったく別の問題です。

「見捨てる」という言葉が重すぎる

離れる=見捨てる、だと思っていると、選択肢が2つしかなくなります。

これまでどおり付き合う

見捨てる

実際には、その間にいくつも段階があります。

会う回数を減らす。滞在時間を短くする。話す話題を決めておく。連絡手段を1つに絞る。

どれも「見捨てる」ではありません。 けれど、この段階を知らないと、ゼロか百かで考えてしまい、結局これまでどおりになります。

3なぜ、一般論では
決められないのか

ここまで読んで、あなたは自分の気持ちが少し整理された気がしたかもしれません。
けれど、おそらくまだ「では自分はどうすればいいのか」と悩んでしまうのではないかと思います。

それは当然です。 ここに書いたのは一般論だからです。

あなたの家で、一体何が起きていたのか。親がどんな心理状態で行動しているのか。どうやったら、関係を変えられるのか。
その3つがわからなければ、あなたにとっての答えは出せません。

そして、この3つは、あなたご自身では答えを出しにくいものです。ずっと問題の渦中にいたために、客観的に分析することができなかったからです。

480分で、
親子関係の問題を確認し、
この先どうしていけばいいのかを
知ることができます

親子関係の個別相談では、今まで、あなたと親のあいだで何が起きていたのかをうかがい、
いま起こっている問題の原因が何なのかを、言葉にしてお伝えします。

  • あなたの家で、
    一体何が起きていたのか
  • 親が、どんな心理状態で
    行動しているのか
  • あなたの場合、どうやって関係を変えていけばいいのか

親を直接見ていなくても、あなたのお話から多くの情報が得られます。
親の言葉や態度にはいくつかの決まった型があり、それをもとに思考し、行動するからです。

たとえば、あなたを否定してくる親がいます。そのとき、あなたが反論すると、「あなたのために言っているのに」と返されます。

これは、自分の考えが絶対に正しいと思い込み、そのとおりに生きさせれば子どもは幸せになるはずだと決めつけて、自分の価値観を押しつける親です。

あなたが反論をやめて従うほど、親は「やはり自分が正しかった」と確信し、言い方はさらに強くなっていきます。

何が起きていたのかがわかると、自分を責める理由がなくなります。
責める理由がなくなってはじめて、動けるようになります。

離れることを勧める場ではありません。 苦しみの原因が何なのかを、一緒に確認する場所です。

はっきりと親に問題があると知ることができたことで、変わっていけるという希望を持ちました。

罪悪感を感じなくて良いということが、こんなに楽なことなんだと驚きました。

大阪府在住・20代女性 Sさん

親子関係カウンセラー 川島崇照書籍『嫌いな親との離れ方』(すばる舎)
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