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Profile

おとなの親子関係専門家川島崇照

米国カウンセリング実践心理学
Practice psychology Practitioner / Pre-workshop completion

米国カウンセリング実践心理学
Practice psychology Master practitioner / Pre-workshop completion

1974年生まれ、新潟県出身。
家のなかでは日常的に怒鳴り声が飛び交っており、ストレスを抱えた親から毎日のように
否定や罵倒を受けていた。
そのせいか、いつもビクビクしながら親の顔色を伺っていた。
社会人になってから自信のない自分を変えたいと考え、
あるとき受けたカウンセリングをきっかけに自分の親の不健全さに気づく。
それまでに悩み続けてきたことの原因が見つかった瞬間。
自分が回復していくなかで、同じように親子関係で悩む人を救いたいと考え、
会社を辞職しカウンセリングを学び始める。
2011年にカウンセラーとして独立し、その後『おとなの親子関係相談所』を設立する。
妻と子ども2人をこよなく愛す。

所属

おとなの親子関係相談所 代表
川島崇照メンタルトレーニング・オフィス 代表

修了・資格

米国カウンセリング
Practice-Psychology Practitioner Pre-Workshop Completion
米国カウンセリング
Practice-Psychology
Master-Practitioner Pre-Workshop Completion
内閣総理大臣認証コミュニケーション能力開発機構認定
メンタルコーチ1級・心理セラピスト1級

ストーリー

第一章誰もが自由な人生を送るために一生懸命に伝えたいこと
おとなの親子関係相談所 代表の川島崇照(かわしまたかあき)です。はじめまして。
私は、親子関係、親子間モラルハラスメントなどの問題解決を専門にしているカウンセラーです。
家族間の人間関係で悩んでいる人たちがたくさんいらっしゃいます。
否定や罵倒、暴力や虐待、放置や無視など、辛い出来事を日々繰り返し受け続けている人たちがいます。
社会の中でのストレスが家庭の中に持ち込まれ、上位のメンバーが下位のメンバーに虐待することがあります。
親から子ども、夫から妻、姉兄から妹弟など、強い立場のものから弱い立場の者へと虐待は、
また新たなストレスを生み、そして連鎖は途切れることなく続いていきます。
虐待は人格形成に大きな影響を与えます。
「自分には価値がない」
愛情が十分ではなかった家庭で育てば、自分に自信が持てず自己否定的な感情を持ってしまいます。
「親を愛せない自分はダメな人間だ」
日本は「和」という文化を尊びます。それがまた子どもたちを自罰的な感情を助長しているのでしょう。
しかし、こんなに苦しんでいても家族間での問題を打ち明ける場は多くはありません。
「子どもを愛していない親なんていない」「親はあなたの為を思ってやっているのよ」
意を決して誰かにツライ気持ちを伝えたのに、返ってくる言葉はまた自分を傷つけます。
そして、虐待を受けている人たちの心は行き場を失っていきます。
現在、おとなの親子関係相談所には、年間延べ1500件ほどの相談が舞い込みます。
私はその人たちに自分の体験と学んできた実践心理学、そしてこれまで多くの相談を受けてきた
経験を体系的にまとめたカウンセリングプログラムを提供しています。
「あなたはいつからでも自分の人生を取り戻せる」
過去にツライ思いをしてきていても、いま元気に笑っている人たちがいます。
一生懸命に伝えたいことは、自分のために新しい一歩を踏み出すということです。
第二章機能しない家族のなかで育った幼少期
1974年生 新潟県の雪深い町で生まれました。
幼少のころから、つらい家族関係のなかで育ちました。
家庭の中に怒鳴り声がいつも飛び交っていたり、家族メンバーでの争いが絶えなかったり、いつも他人の愚痴・悪口を聞かされることが日々繰り返されていました。
「お前なんかにできるわけがない」「お前が悪いんだ」
そんなことを言われる日々に、自分に自信を持つ、人を信頼するという感情が育めるような環境ではありませんでした。
本当に笑わない子ども時代だったと思います。
自己主張が苦手で自分に自信が持てず、相手の反応を過度に気にしてしまい、
人から嫌われたくないという思いからいつもオドオド、ビクビクしていた子供時代をすごしました。
そのために度重なるいじめにもあっていました。
「僕は親から愛されていない」「親に信用されていない」
いつもそんなふうに感じていました。
きっとこんななのは自分の家だけなんだろうな…。
愛されない自分は、性格が悪くて、バカで、価値がないと考えていました。
親を愛せない自分は心に問題がある、おかしいと思っていました。
そして、「こんなこと誰にも言えない」とも思っていました。
相談することもできず、ずっと悩みを抱えたまま、幼少期・学生時代を過ごします。
第三章社会のなかで人間関係に悩んだ時代
学校卒業後、インテリア・雜貨輸入商社に勤務。
約6年間を関東で働いた後、新潟県に帰郷し働き始めます。
勤めていた職場で人間関係がギスギスし始めたころ。
上司から罵倒や存在否定をされるなど、ツラかった日々を経験します。
職場へ行くことが嫌で嫌でしょうがなかった毎日。
そういうこともあってか、子どもの頃に感じていた自己否定的な感情が毎日頭をもたげます。
人と比べては「自分に自信が持てない」「自分は何も持っていない」と自己否定ばかりをするようになっていました。
やり場のないストレス。
いかにミスを犯さずに毎日を過ごすかばかりを考え、ルールでがんじがらめにして部下を管理し続けるようになってしまいました。
ふと我に返るととても嫌な自分がいることに気づきます。
「今の自分は、かつて自分がされて一番嫌だったことをしている…」
そのことに気付いたわたしは辞職を決断しました。
第四章親子関係カウンセラーを目指した瞬間
離職後、抱える不安ともっと向き合いたいと考え、米国カウンセリング実践心理学(Practice psychology)を学びはじめます。
またこの時、いろいろな分野の心理学の先生方と触れ合えたことで、自分に起こっていることが過去の親子関係に関係していることに気づくことができました。
それがわかった私は答えを求め学びました。
さまざまな文献を調べ、さらに育児心理、発達心理、行動心理など、必要だと感じたものを取り込んできたことで、自罰感情などの自分で自分を攻撃する感覚を徐々に解放していきました。
この時、過去のトラウマや親への恐怖心、過度の自責感など、自分が今まで苦しんできたことにはっきりと境界線を引くことができたのです。
ずっと背負い込んでしまっていた重い荷物を降ろし、本当の意味で自分の人生が始まった瞬間でした。
その後、自分と同じように親子関係、家族関係で悩んでいる人たちに関わっていきたいと考えるようになります。
これが私がカウンセラーへの道を歩みだした瞬間です。
今、親子関係のカウンセリングを行っていくなかで、つらい親子関係・家族関係で悩んでいた方たちがしっかりと心の境界線を引けたことで、自分の人生を取り戻し、元気になっていく姿を見ることが最高にうれしく感じる時です。
第五章すべての子どもたちが自分の尊厳を守れる力を持った世界をつくる
現在では、東京・新潟・埼玉・群馬・栃木・北海道・秋田・岩手・福島・富山・長野・愛知・京都・大阪・岡山・広島・山口・福岡・長崎・沖縄など、全国にご相談者がいらっしゃいます。
個人の方を対象に親子関係のカウンセリングを行うとともに、行政、公益団体、企業などで親子の関わり、対人関係のコミュニケーショントレーニングの講座を行っています。
私はこの活動のなかで親子間、家族間の虐待・モラルハラスメントを受けているすべての子どもたちが自分の尊厳を守れる力を持った世界をつくりたいと考えています。
今まで長く続いてきた世代間を超える虐待の連鎖を断ち切り、親も子も健全な関係をつくっていくことで、自分らしく安心して暮らしていけるよう理解を広めていきたいと考えています。

おとなの親子関係相談所

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