TOP > 縁を切りたいわけじゃない。ただ、穏やかな日々を送りたい

縁を切りたい
わけじゃない。
ただ、穏やかな
日々を送りたい。

それだけのことが、
なぜこんなに難しいのでしょうか。

1あなただけではありません

苦しい親子関係について調べると、出てくるのは「距離を置いたほうがいい」「離れたほうがいい」「縁を切ったほうがいい」という話ばかりです。

でも、それを読みながら、自分の気持ちと少し違うと感じていたかもしれません。

あなたが望んでいるのは、たぶんこういうことです。

  • 親に振り回されないようになりたい
  • 親から言われたことを、何日も引きずらない自分でいたい
  • 親のことを考えない時間を、
    もっと持ちたい

縁を切りたいわけではない。ただ、親に振り回されない毎日を送りたいということ。

けれど、そのやり方がどこにも書いていない。だから、苦しい毎日が続いている。

2なぜ、穏やかな
日々にならないのか

あなたが変わっても、親とのコミュニケーションの型が変わらないから

親の言葉や態度に「気にしないようにしよう」「反応しないようにしよう」「我慢しよう」と決めて会いに行っても、
5分後には同じやり取りになっている。

これは、あなたの努力が足りないからではありません。

親子のコミュニケーションには、何十年もかけてできた型があります。その型とは、こういうものです。

  • 親の言葉や態度に
    恐怖心と罪悪感を抱く
  • 次は何を言われるのか、何をされるのかと考えると苦しくなる
  • だから、
    親を不機嫌にさせないために、本当はやりたくないことをやり、本当はやりたいことをあきらめる

この型をつくったのは、親のほうです。
だから、あなたが我慢を強めても変わりません。

親の言葉に恐怖心と罪悪感を抱く不機嫌にさせないよう我慢する親は「これでいい」と確信する言葉と態度がさらに強くなる

むしろ、我慢するほど、親は「これでいい」と確信し、言葉と態度はさらに攻撃的で支配的なものになっていきます。

型を変えるには、親がどんな心理状態で行動しているのか。そして、あなたがその親に何を恐れ、どんな罪悪感を抱いているのか。この2つをはっきりさせる必要があります。

親への期待が、
心を親に縛りつけるから

「今度こそ、親もわかってくれるかもしれない」

この気持ちが悪いのではありません。 相手が健全な状態であれば、期待は自然なものです。

ただ、いまの親に対しては、執着として働きます。

期待しているあいだは、親の言葉や機嫌をずっと見ていることになります。期待が、あなたの心を親に縛りつけています。

だから、距離を置こうとすると罪悪感が湧きます。罪悪感は、まだ心理的に離れられていないところから生まれます。

いま必要なのは、期待を上手に持つことでも、捨てることでもありません。いったん、置くことです。

そのうえで距離を整え、あなたが自分の人生を生きられるようになる。親のほうが変わろうとするなら、そのときに初めて、穏やかな関係への期待を持てます。

順番が逆になると、うまくいきません。

穏やかな日々を手に入れるために、いちばん必要なもの

意外に思われるかもしれませんが、穏やかな日々を手に入れるのに必要なのは、優しさではありません。

線を引くことです。

ここから先は入ってこないでほしい、という線が引けていないと、あなたは常に警戒心で身構えることになります。
身構えたままでは、穏やかにはなれません。

線を引くことと、冷たくすることは違います。 むしろ、線が引けている人のほうが、親に優しくできます。

3なぜ、一般論では
決められないのか

ここまでで、なぜ穏やかな日々にならないのかは見えてきたと思います。
残っているのは、「では自分の場合、どうすればいいのか」です。

親がどんな心理状態で行動しているのか。あなたがその親に何を恐れ、どんな罪悪感を抱いているのか。どこに線を引くのか。

この3つは、親子によって全部違います。

そして、いちばん見えにくいのが「親がどんな心理状態で行動しているのか」です。
親を前にすると感情が乱れ、そちらに意識が奪われるので、冷静に親を見ることができないことがほとんどです。

そんなとき、客観的な視点から確認する人がいると、何が問題なのかがはっきりします。

親を直接見ていなくても、あなたのお話から多くの情報が得られます。
親の言葉や態度にはいくつかの決まった型があり、それをもとに思考し、行動するからです。

たとえば、あなたが親と別の行動を取ろうとすると、「冷たい」「前はもっと優しかった」「あなたは人が変わってしまった」などと言う親がいます。

これは、自分自身に生きる力を感じていなくて、いつでも支えてくれる誰かを探して、頼りかかろうとしている依存傾向の強い親です。

あなたが気をつかって親に合わせるほど、罪悪感を煽るような言葉や態度が増えていきます。

4穏やかな日々へ行く順番

あなたが望んでいるのは、穏やかな日々です。そこへ行く順番は、こうです。

  • 親への期待を、いったん置く
  • 距離を整える
  • 線を引く
  • 親が変わろうとするなら、そのとき穏やかな関係へ

順番を飛ばすと、これまでと同じことがくり返されます。

580分で、
しんどさの原因を確認し、
あなたが望む距離のつくり方を
知ることができます

親子関係の個別相談では、あなたと親とのコミュニケーションがどうなっているのかをうかがいながら、
親がどんな心理状態で行動しているのかを確認し、あなたが抱えている恐怖心と罪悪感を整理したうえで、どう線を引くかをお伝えします。

  • 親が、どんな心理状態で
    行動しているのか
  • あなたが、その親に何を恐れ、どんな罪悪感を抱いているのか
  • 穏やかな日々のために、
    どこに線を引くか

何を変えればいいのかがはっきりすると、我慢する必要がなくなります。
我慢しなくてよくなってはじめて、日々が変わりはじめます。

離れることを勧める場ではありません。 あなたが望む親子の距離をつくるための場所です。

大喧嘩ばかりだった母親と、良い距離感で付き合っていけるようになりました。

母と喧嘩になるときの母の言動にはどう対処したら良いかなどを具体的に教えてくださいました。

東京都在住・会社員 Yさん

親子関係カウンセラー 川島崇照書籍『嫌いな親との離れ方』(すばる舎)
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