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子どもとの関係が
うまくいかないのは、
私のせいなのだろうか。

あんな親にはなるまいと思ってきた。
それなのに、
同じことをしている自分がいる。

1あなただけではありません

子どもに強く言ってしまったあと、決まって自分を責める。

言いすぎた、と思う。明日は穏やかに接しよう、と決める。
けれど次の日、同じ場面でまた同じことを言っている。

すでに子どもから連絡が来なくなっている方もいます。
何が悪かったのかを何度も思い返し、手紙を書いては出せずにいる。

  • どうして、
    あのとき止められなかったのだろう
  • 自分の親と、同じことをしている
  • この子は、
    私のせいでこうなったのではないか

そして、夜になってから、ひとりで考え込む。

この往復を、何年もくり返してきた方が、たくさんいらっしゃいます。

言いすぎた、と思う明日は穏やかに接しようと決める同じ場面で、また同じことを言う自分を責める

答えは、もう何度も探したはずです。本を読んだ。ネットで調べた。いまはAIにも聞いてみた。
「子どもの人生は子どものもの」と書いてあった。「まず自分を許しましょう」とも書いてあった。

それでも、変われなかった。

ひとつだけ、先にお伝えしておきたいことがあります

それだけ自分を責めているということは、もう二度と子どもを傷つけたくない、と思えているということです。

責めてしまうこと自体を、悪いものだと思わないでください。
その気持ちがあるから、あなたはいまこれを読んでいます。

まず、そこは安心していただいて大丈夫です。

親子関係カウンセラー 川島崇照

2なぜ、同じことを
してしまうのか

答えを知っても変われないのは、あなたの努力が足りなかったからではありません。
あなた自身が、そう育てられてきたからかもしれません。

親を見て学んだ反応が、そのまま身体に残っているから

カッとなる瞬間、あなたは考えて選んでいません。

子どものころ、あなたの親が同じ場面でどうしたか。声の大きさ、言葉の選び方、黙り方。
それを、あなたの心と身体は覚えています。

「ああはなるまい」と決めていても、とっさの場面では、覚えているほうが先に出ます。
これは意志の弱さではありません。もっとも身近な大人のやり方しか、手元になかったということです。

自分自身が親から何をされて傷ついていたかを、理解できていないから

自分が受けたものは、その家では「普通」でした。
だから、自分が傷ついていたことにも、気づかないまま育ちます。

すると、どこまでが子どものために必要なことで、どこからが押しつけなのか。
その境界線が、はっきり引かれないまま大人になります。

境界線がないまま子育てをすると、加減がわかりません。
気をつけているうちは抑えられても、疲れているとき、余裕がないときに、覚えているやり方が出てきます。

自分がどのような影響を抱えているのか、理解できていないから

これがいちばん、見えにくいところです。

一度「自分は親と同じことをしていた」と気づくと、今度は自分のすべてを疑ってしまいます。

この言い方も、この考え方も、この反応も、親から引き継いだものではないか。
どこまでが親のもので、どこからが自分のものなのか、わからなくなります。

そして、これから先のことも不安になります。

この一言も、この態度も、また子どもを傷つけてしまうのではないか。

そうなると、何を言っても間違っている気がして、言葉が出てこなくなります。

あなたが背負っているものの中には、本来あなたの責任ではないものが混じっています。
それを見分けないまま全部を抱えていると、いちばん大事なところに手が届きません。

3なぜ、一般論では
決められないのか

ここまで読んで、あなたは少し整理された気がしたかもしれません。
けれど、おそらくまだ「では自分はどうすればいいのか」と悩んでしまうのではないかと思います。

それは当然です。 ここに書いたのは一般論だからです。

あなたと子どものあいだで、何がくり返されてきたのか。あなたが親から受けた影響は何なのか。
どのようにしたら、子どもの心を傷つけないようにできるか。
その3つがわからなければ、あなたにとっての答えは出せません。

そして、この3つは、あなたご自身では答えを出しにくいものです。
あなたは小さい頃から、それを当たり前のように見てきたので、何が悪いのかがわかりにくいからです。

480分で、何が
くり返されてきたのかを確認し、
子どもの心を傷つけない
関わり方を知ることができます

親子関係の個別相談では、あなたが親から受けてきたことと、
いま子どもとのあいだで起きていることの両方をうかがい、
どこがつながっているのかを、言葉にしてお伝えします。

  • あなたと子どものあいだで、
    何がくり返されてきたのか
  • あなたが親から受けた影響は何なのか
  • どのようにしたら、
    子どもの心を傷つけないようにできるか

お子さんを直接見ていなくても、あなたのお話から多くの情報が得られます。
親子のあいだで起きることにはいくつかの決まった型があり、
その型は、あなたが育った家から引き継がれていることが多いからです。

たとえば、子どもが間違ったことをしていると思って、つい口を出してしまう方がいます。

これは、自分の価値観だけで子どもを見ていて、
「この子に任せておいたら間違うし、失敗するはず」と思い込みや決めつけを持ってしまっている方です。

否定され続けた子どもは、「自分は能力が低い」「自分は失敗する人間だ」という感覚を持って育ちます。
大人になると、その感覚を通して子どもを見るので、子どもまで間違えそうに、失敗しそうに見えてしまいます。

間違いを正そう、失敗を防ごうとする言葉は、子どもには「信じてもらえていない」と伝わります。

「この子なら大丈夫。困難があっても、自分で乗り越えていける」
そう思えていれば、正そうという気持ちは起こりません。
危険なことでなければ、子どもから助けを求められたときに動けばいいだけです。

そして、あなたがこの話を見て、自分にも似たような感覚があると感じるなら、
あなた自身も、そうされて育ってきた側なのではないですか。

何がくり返されてきたのかがわかると、何をやめて、何に変えなければいけないのかがわかります。
それがわかってはじめて、子どもに向き合えるようになります。

これは、これまでの子育てを否定することではありません。
その時々で、あなたはできることをしてきたはずです。

あなたを責める場ではありません。
子どもの痛みを、なかったことにする場所でもありません。
あなたの心の中で何が起こっていたのかを、一緒に確認する場所です。

あなたも、傷ついていた子どものひとりです。
子どもとの関係を見ていくことは、あなたがずっと抱えてきたものを下ろすことでもあります。

何ヵ所ものカウンセリングを受けましたが、どこでも「放っておきなさい」との答えでした。

川島先生は悩む私に「誰も悪くはないのですよ」と仰って下さいました。

私は自分の体験をもって知った『親子関係はいつからでもやり直せる』という事を、自信を持ってお伝えします。

東京都在住・50代主婦 Eさん

親子関係カウンセラー 川島崇照書籍『嫌いな親との離れ方』(すばる舎)
年間およそ1,500件のご相談/これまでのべ40,000人以上

次のページでは、親との関係に悩む方に向けた言葉が多くなっていますが、
子どもとの関係について悩んでいる方のご相談も同じ場所で、同じようにうかがっています。

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