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結婚・恋愛への干渉 結婚・恋愛への干渉
親から結婚を反対される私が悪いの?| 罪悪感を手放す5つの視点 希望の光

この記事が向いているのは、こんな方です。
- 親から結婚を反対され、心が張り裂けそうになっている
- 親から結婚を反対されるたびに、自分が親不孝なのではと罪悪感を抱いてしまう
- 親の考えがわからず、どう向き合えばいいか悩んでいる
- 何度説明しても話し合っても、親の態度が変わらず疲れてしまった
- 罪悪感に振り回されず、自分の意思で結婚を決めたいと思っている
ひとつでも当てはまるなら、この記事はあなたのために書いています。
親から結婚を反対されて、罪悪感に押しつぶされそうなあなたへ
こんにちは。
親子関係カウンセラーの
川島崇照です。
おとなの親子関係相談所で、
よく寄せられるご相談内容の1つに
結婚を反対されているという
お悩みがあります。
あなたは今、
結婚したいと思える相手に
出会えているでしょうか。
そして、なかには
親から結婚を反対されて
苦しんでいる方も
いらっしゃると思います。
親から結婚を反対されて、
心が張り裂けそうになっている。
なぜ反対されるのか、
何度説明しても、
何度話し合っても、
親の気持ちは変わらない。
それどころか、
反対されればされるほど、
自分が親を苦しめているのでは
ないかと感じてしまう。
もしかしたら、
親不孝な選択をしようとして
いるのではないかという
罪悪感が、
心の中に広がっているかもしれません。
結婚を決めたいのに、
決められない。
相手を大切にしたいのに、
親の顔が浮かんで
身動きが取れない。
そんな状態が続くと、
自分が本当はどうしたいのか
さえ、わからなくなって
しまいます。
そのしんどさの背景にある親のよくある7つの言動について、別の記事でも詳しく解説しています。
この記事では、
親から結婚を反対されたときに
湧き上がる罪悪感の正体と、
その罪悪感に振り回されずに
決断するための5つの判断基準に
ついてお伝えします。
なぜ親に結婚を反対されると罪悪感がわいてくるのか
結婚は本来、
あなたの人生にとって
喜ばしい選択のはずです。
それなのに、
親から結婚を反対されると、
その喜びが一気に
重荷に変わってしまいます。
「親を悲しませている」
「親不孝なのではないか」。
そんな感情が浮かび、
結婚を決めることそのものが、
まるで悪いことをしているかの
ように感じられてしまう。
中には、
「結婚するなら縁を切る」
「もう家には帰ってくるな」
といった言葉を投げかけられた
方もいるかもしれません。
そう言われてしまうと、
自分が結婚することで
家族を壊してしまうのでは
ないか。
家族を見捨ててしまうのでは
ないかという罪悪感が、
さらに大きくなっていきます。
ただ、
ここで知っておいてほしい
ことがあります。
その罪悪感は、
あなたが「親の期待に
応えられなかった自分」への
評価から生まれているのでは
ありません。
親側の不安や執着が、
いつのまにか「あなたはこう
あるべきだ」という過剰な
期待に変わっていた。
そして、
あなたはそれを長い間、
当たり前のこととして
受け止め続けてきただけ
かもしれません。
そして今、
自分たちの思い通りにならないから
親はあなたを否定し
責めているのかもしれません。
親から結婚を反対される
ときに湧き上がる罪悪感は、
実はあなたの人間性の問題では
ありません。
親子の間にあった
関係性の構造から生まれて
いるものだと、
まずは考えてみてください。
罪悪感の正体がわかるだけでも、
心の負担は
少し軽くなるはずです。
自分を責め続ける前に、
一度立ち止まって、
その罪悪感がどこから来ているのかを
確かめてみてください。
正体がわかれば、
次にどう向き合えばいいのかが、
見えてきます。
親から結婚を反対されるときに知っておきたい5つの判断基準
親から結婚を反対される背景には、
いくつかの共通した
パターンがあります。
ここでは、
罪悪感に振り回されず、
あなた自身の決断を
するための5つの判断基準を
お伝えします。
1. 親の反対が「情報不足」か「心理的問題」かを見極める
最初の判断基準は、
親の反対が「情報不足」から
来ているのか、
それとも「心理的問題」から
来ているのかを
見極めることです。
あなたが結婚相手の人柄や状況を
まだ詳しく伝えていなくて、
それによって
親がまだよく知らないために
不安を感じている場合、
それは情報不足による
反対かもしれません。
この場合は、
時間をかけて対話を重ね、
結婚相手のことを
知ってもらう機会を
作ることで、
状況が変わっていく
可能性があります。
一方で、
相手のことをどれだけ
説明しても、伝えても、
態度がまったく変わらない
場合は、
親自身の不安や依存、
所有物視といった
心理的な問題が
反対の理由になっている
可能性が高いといえます。
この見極めができるだけで、
これから何に力を注げば
よいかが見えてきます。
情報不足なのか、
心理的な問題なのか、
判断に迷うときは、
一つの目安として、
- ①しっかりと答えているのに、何度も同じことを質問攻めにされているかどうか
- ②将来のこと、やってみないと結果がわからないことで反対されているかどうか
- ③親がうまくいかないと決めつけているかどうか
- ④親があなたの心配よりも自分の心配をしているかどうか
- ⑤親があなたや結婚相手に転職や転勤、経済的援助や病気の看護、実家への帰省や同居を求めてきているかどうか
などを振り返ってみてください。
もしこのようなことがあるなら
あなたの親には心理的な問題がある
可能性が高いといえます。
あなた自身も今までに
一度も伝え方を変えずに
あきらめてしまっていたなら、
まだ情報不足の
可能性が残っています。
2. 反対する親の心理(依存・過干渉・所有物視・世間体)を理解する
心理的問題によって
結婚を反対しているとわかったら、
次に必要なのは、
その心理の正体を
知ることです。
親から結婚を反対される
本音には、
いくつかの共通した
型があります。
子どもがそばにいることで、
自分の心の穴を埋めてきた
「依存型」。
この型の親は、
夫婦関係や自分自身の人生に
満たされないものを抱え、
子どもとの密着した関係で
その穴を埋めてきました。
そのため、
子どもが結婚して家を出ることを、
自分の心の支えを
失うことのように感じ、
理由を後付けしてでも、
結婚を先延ばしにさせようと
します。
自分が親への共依存の傾向を強めていないか気になる方は、あわせてチェックしてみてください。
子どもの力を信じられず、
任せておけば失敗すると
考えてしまう
「過干渉型」。
この型の親は、
少しでもわからないことがあると、
最悪の未来を予測してしまい、
強い不安を感じます。
その不安を
なんとか解消したくて、
自分が正しいと信じる結果に、
子どもを導こうとします。
結婚相手についても、
子ども自身の判断力を
信頼できないまま、
「あなたのためを思って」
細かく口を出し、
反対という形で
コントロールしようと
します。
子どもを自分の
所有物のように感じている
「所有物視型」。
この型の親は、
子どものことを、
生活の世話役や、
家事をしてくれる人のように
捉えています。
そのため、
子どもを手放すことに
強い抵抗を感じます。
子どもが結婚してしまえば、
自分の身の回りの世話を
してくれる人が
いなくなってしまうと考え、
強く否定してきます。
子どもの幸せを願うよりも、
親自身の楽な生き方を
優先してしまう
精神的に未成熟で、
親としての責任を果たすという
観点が乏しいタイプ
だといえます。
そして、
周囲からどう見られるかを
気にする「世間体型」です。
この型の親は、
親戚や近所、職場の人に、
「どう思われるか」を
何よりも優先します。
結婚相手の職業や家柄を
「恥ずかしい」と感じると、
その感情を「子どもの幸せのため」
という言葉に置き換えて、
強く反対します。
親が結婚に反対し続けるときの本音については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
あなたの親は
どの型だったでしょうか。
親はどんな態度や行動を
見せていたでしょうか。
親の言葉をそのまま
真正面から受け止めてしまうと、
あなたの心はどんどん
削られていきます。
でも、
その態度や行動の裏にどんな
心理が隠れているのかを
知ることができれば、
少しずつ罪悪感が
軽くなっていくはずです。
一つの型だけに
当てはめようとせず、
複数の型が
重なっている可能性も
念頭に置いてください。
親自身も
自分がどの型に
当てはまるのか、
はっきりと
自覚していないことが
ほとんどです。
だからこそ、
親を責めるためではなく、
あなたが状況を
整理するために
この視点を
役立ててみてください。
3. 親の本当の目的に気づく
親が結婚に反対するとき、
口にする言葉の裏には、
たいてい本当の目的が
隠れています。
「結婚するなら縁を切る」
という言葉の裏には、
それを言えば子どもは
勝手に結婚できないだろう、
という計算が隠れていることが
あります。
「あなたのためを思って」
という言葉の裏には、
あなたの幸せは
親が思い描いた通りに
生きることだという考えが、
隠れていることが
あります。
「家族を見捨てるのか」
という言葉の裏には、
結婚せずに、
これからも家族の面倒を
見てほしいという願いが、
隠れていることが
あります。
「そんな結婚をしたら不幸になる」
という言葉の裏には、
その結婚相手を認めたくない、
恥ずかしいという気持ちと、
「その人と結婚されたら、
お母さんが不幸になる」という、
親自身の不幸を
子どもの結婚のせいに
してしまう気持ちが
隠れていることがあります。
言葉の表面だけを
受け止めるのではなく、
その裏にある
本当の目的に気づくことで、
罪悪感に飲み込まれずに
状況を見つめ直せるように
なります。
本当の目的に気づいたとき、
「ひどい」と感じる方も
いるかもしれません。
でも、
それは親を否定するための
気づきではありません。
親も、
不安や執着から
自由になれずにいる、
一人の人間だという
ことを知るための
気づきです。
そう捉え直せると、
怒りや反発だけでなく、
少し引いた目線で
状況を見られるように
なっていきます。
4. 親の問題と自分の問題に境界線を引く
親が何に不安を感じ、
何を恐れて結婚を
反対しているのかが見えてきたら、
次はその問題と
自分の問題との間に、
境界線を引く番です。
近年の心理学研究でも、青年期の親子関係における境界線のあり方が、心理的な自立と深く関わることが指摘されています。
親の不安は、
親自身が向き合うべき課題であり、
あなたが肩代わりして
解決しなければならない
ものではありません。
「親を安心させてあげたい」
という気持ちは、
決して悪いものでは
ありません。
ただ、その気持ちに
応え続けようとするあまり、
自分の人生の選択まで
親に委ねてしまっては、
あなた自身の人生を
生きられなくなって
しまいます。
それどころか、
親の不安をあなたが
代わりに解決しようとするほど、
親の心の問題は、
かえって悪化していく
ことがあります。
たとえば、
親を不安にさせまいとして、
たくさんの説明と説得を
重ねていくとします。
すると親は、
あれもこれもと
不安の種を見つけては、
「もっと説明しろ」
「もっと納得させろ」と、
あなたへの要求を
どんどん強めていきます。
あなたが説明すればするほど、
親は安心するどころか、
さらに大きな不安を
抱えるようになっていく。
そうして、
話し合いを重ねるほどに、
結婚は遠のいていく
という構造に
陥ってしまいます。
親自身が生み出した不安を
消してあげることは、
あなたにはできません。
だからこそ、
心理的問題を抱えた親とは
説明や説得で解決しようとせず、
親の問題は親の問題として、
そこに境界線を引くこと。
これが、
罪悪感を乗り越えていくための
大きな一歩になります。
5. 自分自身が幸せになるための人生を生きるか、それとも親に従いながらも波風の立たない人生を生きるかを選択する
親はときに、
ありとあらゆる言葉や
態度を使って、
あなたの結婚を
あきらめさせようと
してくることがあります。
そのときあなたが
選ばなければならないのは、
自分自身で選び、
決めた人生を生きるか、
それとも親の望む通りに従い、
波風の立たない人生を
生きるかということです。
どちらを選んでも、
簡単な道ではないかも
しれません。
自分で選んだ道には、
自分で引き受ける
責任が伴います。
親の望む道を選んだ場合も、
選ばされたのではなく、
自分で選んだのだと、
あとから思えるかどうかが
大切になってきます。
それでも、
あなたの人生は、
その人生を実際に
生きているあなた自身が、
決めていいことです。
親から結婚を反対されている
という事実に、
押しつぶされそうに
なったときこそ、
この問いに
立ち返ってみてください。
5つの判断基準をふりかえるチェックリスト
ここまでの5つの判断基準を、
あらためて振り返ってみましょう。
- ☑反対が情報不足か心理的問題かを見極める
- ☑反対する親の心理タイプを理解する
- ☑言葉の裏にある本当の目的に気づく
- ☑親の問題と自分の問題に境界線を引く
- ☑自分の人生を自分で選ぶ
少しずつでもいいから
罪悪感に振り回されにくく
なっていきましょう。
罪悪感を手放した先にある未来
実際に、
親から結婚を反対されながらも、
自分の意思で結婚を
選んだ方たちがいます。
ある方は、
結婚後しばらく
親との関係がぎくしゃくした
ものの、時間をかけて
少しずつ会話を重ね、
数年後には以前とは違う
穏やかな距離感で、
親と付き合えるように
なりました。
(個人が特定されないよう複数のケースをもとに再構成しています)
もちろん、
すべてのケースが
そのように変化するとは
限りません。
関係が長く平行線のまま
ということもあります。
それでも、
罪悪感に負けずに
自分の意思で決断した
という事実は、
後々のあなたにとって、
後悔ではなく自信として
残っていくというケースが
多いです。
今感じている苦しさは、
ずっと続くものではなく、
時間とともに
形を変えていく可能性が
あるものだと、
知っておいてください。
結婚してから、
親に結婚相手の良さを
少しずつ伝え続けた結果、
数年がかりで
理解を得られたという
話も少なくありません。
反対されたまま結婚することは、
関係の終わりではなく、
新しい関係の
始まりでもあります。
すぐに変わらなくても、
時間を味方につけながら、
少しずつ関係を
築き直していくことは
できます。
罪悪感を抱えたままでも
決断することと、
罪悪感に負けて
決断をあきらめることは、
まったく別の話です。
前者を選んだ人には、
きちんと未来が
開けていきます。
焦らず、
少しずつでいいので、
自分の気持ちを
確かめていってください。
迷ったときは、一人で抱え込まない
親から結婚を反対される
という状況は、
当事者であるあなたにとって、
想像以上に孤独を感じるものです。
友人に相談しても、
「気にしすぎだよ」と
軽く受け止められてしまい、
余計に苦しくなることも
あるかもしれません。
罪悪感や不安は、
一人で抱え込めば
抱え込むほど、
大きく膨らんでいく
性質があります。
それでも、
想像してみてください。
好きな人と結ばれ、
二人で新しい家庭を
築いている自分を。
親の発言や態度に
心を揺さぶられることなく、
心地よい距離を保ちながら、
自分の人生を
自分のペースで
歩いている自分を。
そこには、
今感じている苦しさとは
まったく違う、
穏やかで
明るい日々が
広がっているはずです。
その未来は、
決して手の届かないものでは
ありません。
だからこそ、
判断に迷ったときに
話を聞いてもらえる場所を
持っておくことには、
大きな意味があります。
私も親子関係に苦しむ方からの
ご相談を日々お受けしています。
あなたが今、
罪悪感と決断のはざまで
揺れているのだとしたら、
どうかその気持ちを
一人で抱え込まず、
話してみてください。
あなたの人生を、
あなた自身の手で
選び取っていくための一歩を、
私も一緒に
考えていきたいと
思っています。
一人で抱え込んできた時間が
長ければ長いほど、
気持ちを
打ち明けられるようになるまで
勇気がいるかもしれません。
それでも、
最初の一歩を
踏み出したあなたを
私は否定せず、
そのまま受け止めます。
安心して、
今の気持ちを
聞かせてください。
親から結婚を反対されたときによくある質問
Q. 親から結婚を反対されるのは、自分に問題があるからでしょうか。
▶ いいえ、多くの場合、反対の背景には親自身の不安や依存、所有物視といった心理的な問題があります。あなたの人間性の問題ではありません。
Q. 親を説得すれば、いつかわかってもらえますか。
▶ 心理的な問題が反対の理由になっている場合、説明や説得を重ねるほど親の不安が強まり、かえって反対が長引くことがあります。
Q. 結婚を反対されたまま結婚しても大丈夫でしょうか。
▶ 結婚後、時間をかけて関係が変化していくケースもあります。ただし、すべてのケースがそうなるとは限らないため、ご自身の状況に合わせて考えることが大切です。
Q. 一人で抱え込むのがつらいときは、どうすればいいですか。
▶ 信頼できる友人や、親子関係の専門カウンセラーなど、話を聞いてもらえる場所を持つことをおすすめします。おとなの親子関係相談所でも、日々ご相談をお受けしています。
この記事を書いた人
川島崇照(かわしまたかあき)
親子関係カウンセラー
おとなの親子関係相談所 代表
これまでに延べ4万人以上の相談に向き合い、毒親・共依存・アダルトチルドレンなど親子関係に苦しむ方々の回復をサポートしている。
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