【毒親への対処方法】心を守る◯◯◯の言葉

2015年9月11日

【毒親への対処方法】心を守る◯◯◯の言葉

親子関係カウンセラー川島崇照(かわしまたかあき)

 

 

さまざまなことであなたの心を傷つけるのが『毒親』です。

もし、あなたの親がいつも否定したり、罵倒したりして心を傷つけてくる毒親だったとしたら、、、

あなたが毒親がしてくることに反発反抗すれば、親はいつまでたっても毒な行為をやめようとしません。

反発して言い返せば、100倍にして言い返してきます。

もっとひどい言葉であなたをののしります。

 

逆にあなたが我慢して黙れば、「私はやっぱり正しい」と毒親は自分の考えに自信を持ちます。

「子どもが悪い/親が正しい」という勝手な論理でどんどん心に侵入してこようとするのが『毒親』なのです。

 

今回は、毒親が心を傷つけようとしてくるときに、どうやったら心を守ることができるのかを考えてみましょう。

ここに書かれているのは、毒親の言動にまどわされない心をつくる方法です。

親があなたの心を傷つけようとしてきたときに自分を守るための考え方がわかります。

 

親を哀れむ(あわれむ)

あなたが親の言動に対して反発反抗してしまうのは、怒りを感じているからです。

心を傷つけられているので腹立たしくなるのは当然なのですが、

しかし、衝動的に行動していれば、不毛な争いを引き起こしてしまい逆に自分自身を傷つけてしまうことにもなります。

 

興奮してやり返えしたくなるのは親に心を支配されているのと同じです。

いつでも親に近づいていって傷だらけになっています。

 

そうならないためにも冷静さを保つための視点として「親を哀れむ」ことを身につけていきましょう。

哀れむことで冷静な視点で親を見ることができるようになります。

親に反応せず、心を操られない自分になるための方法です。

 

哀れみの言葉の作り方

親を哀れむ言葉の作り方は下のとおりです。
手順は3つです。

(1)親の不健全な行為を特定する

(2)親の心理的背景を考える

(3)親を哀れむ

 

親が心を傷つけるのには必ず理由があります。

親の言動の裏側には【求めていること】【恐れていること】が隠されています。

あなたがそれらを見つけることができれば、「親のが何を考えて言っているのか?」「やっているのか?」がわかるようになるでしょう。

言動の心理的背景を読んで、あなたの心を守るために作るのが「哀れみの言葉」です。

 

下がふたつが哀れみの言葉の作成例です。

 

(1)親が行っている不健全な行為は何か?

親はいつも私に干渉しては行動を制限する

(2)親は何を求め、何を恐れてそれをしているのか?

【求め】親は私をいつも手元に置くことで安心を求めているのかもしれない

【恐れ】親は私が独自の考えを持って自立することを恐れているのかもしれない

〈カウンセラーから一言〉
こういう親は、子どもだった頃、そのまた親から肯定された経験が少なく、「自由にやっていい」という発想が育てられませんでした。したがって、自分が親になってもあなたの自由を認めることに抵抗があります。自由に行動しているあなたを見ると不安になり、制限したくなります。

(3)親を哀れむとすればどんな言葉になるか?

「この人は私を自立させないようにしてそばに置いておきたいんだな。そうやって安心したいんだな」
「この人は私が自分の知らない世界に行くのが恐いんだな」
「この人は親から信じて任せてもらった経験がないんだな」

 

(1)親が行っている不健全な行為は何か?

親はいつも「おまえのせいだ」と責任を押し付けてくる

(2)親は何を求め、何を恐れてそれをしているのか?

【求め】親はうまくいかないことをいつも誰かのせいにして保身を保っているのかもしれない

【恐れ】親は批判されるのを恐れているのかもしれない

〈カウンセラーから一言〉
周囲に責任を押し付ける親はいつも誰かのせいにして自分の心を保っています。うまくいかなかったことの責任を取ることに対して「批判されるのではないか」という恐れをもっています。

(3)親を哀れむとすればどんな言葉になるか?

「この人は自分の失敗を受け入れたくないので言い訳をしているんだな」
「この人は批判されることを恐れて自分の責任を受け止められない自立できていない人なんだな」

 

親を哀れむときのポイント

親を哀れむときは自分を親より一段高いところに置いて見おろすようにすることが重要です。

年齢は親の方が上だったとしても、精神年齢がその通りだということにはなりません。

そもそも子どもにとって毒になる親とは心の自立を果たせていない人であり、その多くは精神年齢が5歳以前だと言われています。

 

自己中心的、相手の気持ちを察しない言動、我が身を振り返らずに反省しない、、、

どれをとっても幼稚な行為ですね。

親を哀れむことは自分の冷静さを保ち、自分と親との関係を客観的に見直すことになります。

 

PS.

なかには「言われるがままでいいの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。

しかし、いくら言ってもわからない親にあなたの大切な時間を費やすことがあなた自身のためになるでしょうか?

あなたの親が言ってわかる人であれば、こんなにも苦しんでいないでしょう。

子どもがツラいのに、その気持ちを理解しようとしない親だからこそあなたは苦しんでいるのです。

 

そんな親と争って貴重な時間も精神力も捧げてはいけません。

争わず、自分の正直な気持ちや考えを伝えて断り、サッと離れます。

心を傷つけるような人とは距離を置くことが大切です。

 

あなたは親のために生きているのではありません。

自分のために生きているのです。


Posted by おとなの親子関係相談所 at 18:10 / コラム

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