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コラム

『母親が重い』と感じている人が聞かされていた、親のいつもの口癖とは?

『母親がしんどい』と感じている人が聞かされていた、親のいつもの口癖とは?
 

こんにちは、川島です。
 

母親から離れられない
心理的な原因の多くは
『罪悪感』です。
 

この罪悪感を持っていると、
自分の気持ちよりも
相手の気持ちを優先してしまいます。
 

そして、いつも
我慢するようになります。
 

『親は私のためにやってくれているのだから
嫌なことも断ってはいけない』と、
本当は嫌なのに親に従ってしまいます。
 

この感覚が制限の鎖となり、
あなたを縛り付けます。
 

罪悪感をつくる母親の口癖

 
あなたが母親との距離を取ろうと
するときに感じる罪悪感は、
なにもないのに自然とできあがった
感覚ではありません。
 

なぜ、あなたはこの罪悪感を
持ってしまったのでしょうか?
 

それは、、、

母親が日々言っていた負い目を
感じさせる口癖を聞いて、
あなた自身が生み出した可能性が高いのです。
 

負い目を感じさせる口癖を
いつも聞かされていれば、
あなたの心のなかは罪悪感で
いっぱいになってしまいます。
 

〈罪悪感を感じさせる口癖〉

おまえのせいで〜 / おまえには苦労させられた / おまえのためにしてやってる / 家族のために働いているんだ / 誰のおかげで〜 / おまえには金がかかった

 

過去に親から何と言われていたかを
思い出してみてください。
 

別にあなたが悪いことをしていた
わけでもありませんし、
親を裏切っていたわけでもありません。
 

それなのに、
知らないうちにあなたが
持ってしまっている制限の鎖です。
 

あなたは親が普段から言っていた口癖から
「おまえのせいだ=私のせいだ」という
メッセージを受け取っていませんでしたか。
 
 

口癖から受け取った心の傷

 
あなたは、
母親からたくさんの負い目を
感じ取りました。
 

そして、罪悪感を
つくりだしてしまいました。
 

その罪悪感の影響は、
いまでもあなたを苦しめて
いるかもしれません。
 
 

罪悪感を感じさせる親の口癖とあなたへの影響

 
罪悪感を感じていると
自分の気持ちがわからなくなります。
 

考えをまとめることも
できなくなってしまいます。
 

そして、自分のことが
信じられなくなります。
 

自分のことを信じられないということは、
母親の言うがままにコントロールされて
しまうということです。
 

疑うことができず、
罪悪感を感じさせられている
ことすら気づけません。
 

断ることもできず、
いつまでもコントロール
されてしまいます。
 

〈親の口癖とあなたへの影響/事例1〉

罪悪感を感じさせる言葉:「おまえのせいで〜」「おまえには苦労させられた」

あなたが受け取った影響(1):私のせいで親に迷惑をかけているのだから親に自分の意見を言ってはいけない

あなたが受け取った影響(2):私のせいで親に苦労をかけているのだから従わなければならない

 

〈親の口癖とあなたへの影響/事例2〉

罪悪感を感じさせる言葉:「おまえのためにしてやってる」「家族のために働いているんだ」

あなたが受け取った影響(1):親は私のために言ってくれるのだから裏切ってはならない

あなたが受け取った影響(2):親は私のためにやってくれているのだから嫌なことも断ってはいけない

 

〈親の口癖とあなたへの影響/事例3〉

罪悪感を感じさせる言葉:「誰のおかげで〜」「おまえには金がかかった」

あなたが受け取った影響(1):親のおかげでここまで育ててもらったのだから私は我慢しなければならない

あなたが受け取った影響(2):親のおかげで学校も出させてもらったのだから、私の考えよりも親の考えを優先しなければならない

 

もし、あなたが上の例のように
親に対して罪悪感が湧き上がってくるなら、
それはいまだに影響を
持ち続けているということです。
 
 

罪悪感を見極める3つの「疑う」

 
心を傷つける親が言っていることを
額面通りに受け取ってはいけません。
 

そのためには疑うことが大切です。
 

ちゃんと疑って
罪悪感に縛られないあなたになるための
見極め方をお伝えします。
 

ちゃんと疑えるあなたに
なって親の罪悪感から解放されましょう。
 

(1)自分の思い込みを疑ってみる

もし、「私のせいで親に迷惑をかけているのだから親に自分の意見を言ってはいけない」と感じられたら…

自分の思い込みを疑ってみましょう。
あなたは本当に親に迷惑を
かけているのでしょうか?
 

客観的に考えてください。
わからなければ誰か信頼できるひとか、
カウンセラーに聞いてみましょう。
 

例)
「私はホントに迷惑をかけているの?
普通に考えてみてどうなの?」
と疑ってみる

 

(2)親のウソを疑ってみる

もし、「親は私のために言ってくれるのだから裏切ってはならない」と感じられたら…

親のウソを疑ってみましょう。
親は真実を言っているのでしょうか?
 

「あなたのことが心配」は
親自身に心の問題があって、
あなたのことを信じられなかったり、
親自身が心細かったりするときに
言ってくる言葉でもあります。
 

例)
「親はホントに私の事を考えて言ってくれているの?
そう言うのは親自身のためじゃないの?」
と疑ってみる

 

(3)親の責任を疑ってみる

もし、「親のおかげでここまで育ててもらったのだから私は我慢しなければならない」と感じられたら…

親の責任を疑ってみましょう。
親が子どもを育てるのは親の義務です。
そうすることが当然のことです。
 

それなのに、あたかも育てることが
大変であったかのように言っていませんか?
 

それは親としての覚悟がない
人がつかう言葉です。
 

例)
「親が子どもを育てることは
親の責任じゃないの?
親はわたしに育てたことの負い目を
感じさせているんじゃないの?」
と疑ってみる

 

自分の感情が思い通りにならない時、
本当の原因というのは見えづらいものです。
 

あなたの心が罪悪感でザワついているとき、
どんな理由で感じているのかに注目してみましょう。
 

もし、親の言葉にどこかに違和感を感じたら、
まずは疑ってみることが大切です。
 

罪悪感を植え付ける親は
自分よりも他人に感情が向かいやすく、
自分がどうするか?よりも、
他人をどうするか?という
思考パターンになります。
 

そこで身近にいた“あなた”に
罪悪感を植え付けて
コントロールしていたのかもしれません。
 

そうやって自分の心の問題を
あなたを代理にして解消しようとして
いたのかもしれません。
 

本来であれば、抱えている問題は
親自身の手で解決していかなければなりません。
 

それなのに、あなたに感情の処理を頼って
「自分は悪くない、おまえが悪いんだ」と
考えてしまうのです。
 

こうしてあなたは
これまで罪悪感で
苦しめられてきました。
 

それは、あなたが親から心を
コントロールされてきたことによる
心の傷を抱えている証拠です。
 

【罪悪感に惑わされないためのポイント】
『母親がしんどい』と感じている人が聞かされていた、親のいつもの口癖とは?

  • 「親はいつも正しい」という思いこみを手放そう!
  • 親の言っていることを冷静に聞いて見極めよう!
  • 親を疑う視点を持って罪悪感に惑わされない心をつくろう!

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