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今こそあなたが断捨離すべき5つの親子関係

今こそあなたが断捨離すべき5つの親子関係

こんにちは、川島崇照です。
 

あなたは親とケンカしていますか?

それとも、
我慢して従っていますか?
 

じつはケンカって
あなたのためになりません。
 
親の言ったことに対して衝動的に何かをしたり、
反射的に何かを言い返したりすることは、
デメリットがたくさんあるからです。
 

親の攻撃的な言葉に反応して、
あなたが同じく攻撃的な言葉を返せば
争いが始まってしまいます。
 

そして、
争っても自尊心を傷つけ合うだけで
何も前進していきません。
 

親に反応して怒りに
身を任せてしまえば、
あなたは興奮状態で冷静な
判断ができなくなります。
 

結局、親にあなたの貴重な
時間や精神力を奪われて
しまうことになります。
 
 

もし、あなたが我慢して
従っているのなら、、、
 

その場だけやり過ごしても、
問題が解決される
わけではありません。
 

我慢しているということは
親に気持ちを伝えていないということであり、
親はまた以前と同じように支配しようとしてきますし、
あなたの親を恐れる気持ちも大きくなります。
 

ここに書かれていることは、
そんなあなたが
親に心を支配されないための心構えです。
 

あなたが衝動的、反応的にしていることをやめ、
真に支配からの脱出を目指していくために
今こそ、新しい行動に変えていくための
方法が書かれてあります。
 
 

親子の支配関係から脱出するために必要な「5つの捨てること」

 

「わからせたい」を捨てる

自分の考えや価値観が正しいと思い込んでいる親に、
言葉で言っても理解してもらえないと知りましょう。
理解させようと思って説明に走れば、親はそれを材料のまた否定してきます。
あなたと親はあくまでも他人です。
生きてきた時代も環境も違いますから当然考え方や価値観も違います。
土台が違うのですから、100%わかりあえるはずがありません。
大切なのは「わかり合おう」という気持ちです。
その気持ちがない相手にどんなに説明しても無駄に終わってしまいますし、
それはあなたの貴重な時間や労力を捧げることになります。
あなたはあなたの感覚に正直になればいいのです。
そして、親に価値観にとらわれないために、冷静な自分を保ちましょう。

 

「許してもらう」を捨てる

親に許してもらう必要はありません。
すでに大人であるあなたは自分で考え、決断し、行動する力を持っています。
あなたが何かをしようと思ったとき、
許してもらおうと思って許可を取ろうとすれば主導権は親に移ります。
親も主導権を握り続けようとするので否定を続けます。
人生の主導権を親に渡してはいけません。
あなたは親に許可をもらわなくとも思ったとおりに行動してもよいのです。

 

「後ろめたい」を捨てる

あなたが親の言うことをを受け入れないことは、裏切ることではありません。
あなたが自分の思ったとおりに行動することは、あなたが親から身も心も自立するために必要なことなのです。
行動した結果を責任を持って受け入れられればあなたはもうすでに立派な大人です。
もし、親の方があなたを思うとおりにコントロールしたいのなら、
親のほうが心の自立を果たせていなことになります。
あなたが感じる「後ろめたい」は、親がコントロールするために感じさせていることかもしれません。
あなたは自分に責任を持って行動すればよいのです。

 

「負かしたい」を捨てる

攻撃されれば、同じように攻撃したくなるのが人間の心理です。
それは、自分を外敵から守りたいから出てくる反応ですし、
その反応があるからこそ親と無益な争いをしてしまいます。
しかしそれは親が送ったギフトです。
親はあなたを攻撃してあなたの心をかき乱そうとしています。
もしあなたが親が送ったギフトを受け取らなかったとしたら、、、
そのギフトはどこにいくでしょうか?
そう、受け取らなかったギフトは親の元に帰ります。
あなたがいま身に着けていくべきは、
親を受け入れないための冷静な対応です。
一旦受け止めはしますが、受け入れてはいけません。
「譲れないことは譲れない」という毅然とした対応を示しましょう。

 

「我慢する」を捨てる

あなたが親に対して我慢しているとき、
本当は言いたいことがあるのに言えてなかったり、
本当はしたくないのにしていたりするでしょう。
そのとき、親は自分の言ったとおりになっているあなたを見ています。
反論もせず、断りもせず、自分の気持を言わないあなたを見ています。
親は自分の考えが正しいからあなたが従っているように感じるでしょう。
何も言わないあなたを見ては、「今回も私のほうが正しかった」と思っているでしょう。
あなたが我慢すると親はどんどん強くなります。
昨日、正しいと思い込んだことは、今日も自信満々でやります。
もちろん、明日はもっと自信満々です。
我慢してはいけません。
あなたの人生を変えられるのはあなただけです。
親を変えようとすることをやめましょう。
自分を制限するのはやめましょう。

 

間違ったつきあい方をして、
支配から脱出するためのパワーを親に吸い取られてはいけません。

自分にとって今どうすることが大切なのかを冷静に“考える”のです。
そして自分をコントロールしましょう。

 

自分の気持ちに正直に生きる

 

上にあった「5つの捨てること」を実現したとき、あなたは大きな山を1つ乗り越えて成長することができるでしょう。

それは、“親に翻弄されず自分の気持ちに正直に生きる”を実践できる、自立した人に成長できるということです。

 

今後、親からどのようなことを言われても、
《それは親の考えで、自分のものではない》と捉えてください。

自分のものではないと感じたらはっきりと断ってもいいです。

「悲しい、ツラい、苦しい」と本当の気持ちを伝えてもいいです。

 

攻撃されたら、自分の本当の気持ちを言ってその場から立ち去ってもいいです。

もし、それを受け入れてくれない親ならば、
血がつながっていたとしても赤の他人以下かもしれません。

自分の気持ちに嘘をついて付き合っていても何のメリットもありません。

 

それならば、、、

理解しあえたり、励ましあえたり、労いあったり、、、気持ちを分かち合える人たちと心地よい関係を作っていくことに注力しましょう。

そうすることが「自分を生きる」ということです。

 

今後、親がなにか言ってきたときは、あなたが思っていること、感じた素直な気持ちを伝えてみてください。

そして、思ったとおりに行動してみましょう。

あなたの人生はあなたのものです。

自分の人生にとって不要な荷物を捨てましょう。

 

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