[相談事例]自分に自信がもてません、、、

2016年1月18日

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FROM:親子関係カウンセラー川島崇照
※この記事のケースはクライアントの了解を得て掲載しています。

 

親から、言葉による暴力、過干渉、罵倒、無視、拒否など、自尊心を踏みにじる行為を経験した子どもたちは、大人になってもたくさんの心の問題で悩まされます。

●自分に自信が持てず、受け入れてくれそうな人に依存してしまう
●自分の考えが無く、相手を無条件に信じて失敗してしまう 批判を恐れて決断ができず、いつも問題を先送りして失敗してしまう
●失敗を恐れて行動できず、いつもタイミングを逃してしまう
●漫然とした不安、自信喪失、自己肯定感の低さで対人関係などに悩みを抱えてしまいます。

こういった不具合は誰もが持っているわけではありません。
健全な親から育てられた人には見受けられないことが多いでしょう。

したがって、「自分に自信が持てない」「他人から批判されるのが怖い」と打ち明けても、その怖さを完全に理解されないのです。

周囲からは「内向的」「臆病」「後ろ向きな考え方の持ち主」のように問題を軽く取られてしまがちです。

 

自尊心の踏みにじり行為

 

以前、こんな相談者がいらっしゃいました。

「いろんなセミナーに参加したり、本を読んだり、資格を取ったりしたけども自分に自信が持てません…」
「何をしてもやっぱり自分はダメな人間なんだと思ってしまいます…」
「人前で話をしなければならないとき、「批判されるのではないか?」と感じて頭が真っ白になってしまいます…」

こんなふうに、
いつも自分に自信が持てず、
批判を受けることに恐怖心を抱え、
緊張から失敗してしまい、
落ち込んでは自信喪失を繰り返している人でした。

そんな自分をなんとかしようと、
有名カウンセラーの何十万円もするセミナーを受けたけども行動できなかったそうです。

 

自分は親から心を傷つけられたのではないか?

 

この方は、ある日見た私のブログ記事に書いてあることがびっくりするぐらいに当てはまり、
自分も親からの精神的虐待の被害者なのではないかと疑いを持ったことで相談に来てくれました。

私はカウンセリングを進めていくなかで、
過去に親から言われた言葉を思い出してもらうようにお願いしました。

そうしたら、、、

両親から【自尊心の踏みにじり行為】があったことがわかったのです。

「おまえなんか失敗するに決まっている」
「おまえなんかに任せられない」
「おまえなんかにできるわけがない」

ご相談者は、事あるごとに親から「おまえなんかに〜」と言われて否定されてきたのです。

 

親の言葉が自分の言葉に、、、

 

そしてもうひとつ思い出されたことがありました。
それは、、、

ちいさい頃から今まで、
親に言われてきた自尊心の踏みにじりの言葉を自分の言葉に置き換えていたとうことです。

「私なんか失敗するに決まっている」
「私なんかに任せてくれるはずがない」
「私なんかにできるわけがない」

相談者は自分でも「私なんか〜」という言葉が口癖のようにつかっていることに気づきました。

じぶんのことを親と同じ言葉で自己否定していたのです。

親に言われていたことが自分の考えになっていたことを知った相談者は、「これだったんだ…」と言ってうなだれていました。

 

相談者がつらそうな表情でポツリ、ポツリと過去の親子関係を話しはじめました。

「つらかったですね」と声をかけると、
堰(せき)を切ったかのように泣きはじめます。

相談者は子どもの頃、家の中でずっと一人ぼっちだったそうです。
親は仕事で忙しく、夜遅くにかえってくることが日常でした。

仕事で疲れている親はいつもイライラしていて、
機嫌が悪いと相談者をいつも怒鳴っていたそうです。

家の中では子どもらしく無邪気でいられませんでした。
いつも親の顔色をうかがっていました。

「怒られるのは自分が悪いんだ」と思い込み、
ずっとひとりで苦しんでいたのです。

 

あなたのなかにある親の毒を見分ける方法

 

このように、過去の親子関係の影響が
大人になっても残っているというケースが本当に多いと思います。

自分のなかで「当たり前」になっていて、
それが心の傷となっていたなんてことに気づけないのです。

そして、失敗するのも、人前が怖いのも、
ぜんぶ自分の『性格』だと思い込んでしまっています。

こんなときは、本当に自分の性格のせいなのか?
それとも親から受けた影響なのか?

自分の中に親の毒がないのか調べていきましょう。

1.一枚の白紙を用意してください。ちょうど真ん中に縦線を引いてください。

2.左側に過去に親から言われて傷ついた言葉を書き出してみましょう。

3.右側にあなたが自分に対して思う「こんなところがダメ」と思うところを書き出してみましょう。

4.そして書きだした2つを並べてみてください。

5.関連する言葉が見つかったら線で結びつけてみましょう。

左側と右側に同じ言葉があったり、同じ意味を指す言葉があれば、あなたの考えは親の言葉によって形成された可能性が高いでしょう。

 

あなたのなかに『毒親』が住み着いてるかもしれません

 

自分の考えだと思っていたものが、実は親の言葉だったら、それはあなたの心の中に親から受けた心の傷が残っている証拠です。
親の言葉が今でもあなたを傷つけていたら、、、

あなたが自分に自信を持てないのはあなたの責任ではないということです。

あなたは自分の身を守るために親を追い出さなければなりません。


Posted by おとなの親子関係相談所 at 13:27 / ご相談事例

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