COLUMN
コラム 自分が毒親にならないために
怒りっぽい私が穏やかになれた|35歳ママの感情管理術
こんにちは
親子関係カウンセラーの
川島崇照です。
あなたは子育ての中で、
思わず感情的になってしまうことはありますか?
子どもと関わっていて
怒りが込み上げてくるなんていう経験を
お持ちの方は多いのではないでしょうか。
私は今までカウンセラーとして
たくさんの親子関係のお悩みをお聞きしてきました。
子ども側だけでなく、
親側のお悩みもたくさんうかがっています。
親の相談で特に多いのが
子どもとの関わり方の悩みです。
その中でも多いご相談テーマは
「感情が爆発してしまう」
といった問題でした。
あなたにも思い当たることはありませんか?
今回は、
特に感情コントロールに悩むママたちに向けて、
実践的なアドバイスをお伝えしていきます。
こんなことを感じたことはありませんか?
「自分を責めてしまいます」
「また怒ってしまった…」「こんな母親でごめんね」と思って夜になって後悔する。
そんな経験をされている方も
多いのではないでしょうか。
カウンセリングでは、
以下のような声をよく耳にします。
「子どもがわがままだと思ってつい怒ってしまいます」
「何度言っても片付けをしない」「同じことを繰り返すのに、全く勉強しない」と感じて、イライラが募っていく…。
そんな経験、誰にでもあります。
でも、なぜそれほど怒りを感じてしまうのでしょうか。
「子どもがちゃんとやってくれないと腹が立ちます」
「宿題をやる約束なのに、ゲームばかり」「何度言っても返事をしない」期待通りに動いてくれない子どもに、強い苛立ちを感じてしまう。
その背景には、実は親としての切実な思いが隠れているのかもしれません。
「親からされていたようなことを自分もしてしまってショックです」
「絶対に親みたいにはならないと決めていたのに…」という後悔の声も少なくありません。
思わず出てしまう言葉や態度に、
自分の親の姿を重ねて愕然とする。
こんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
過去の親子関係で受けた影響を考える
子どもとの関わり方というのは、
自分が子どもだった頃の親との関わり方に
強い影響を受けてしまうものです。
この影響を理解することで、
新しい選択肢が見えてきます。
親の言葉から受けた影響
このような言葉を言われた経験はありませんか?
1. 否定的なメッセージ
- 「ダメな子ね」
- 「なんでできないの?」
- 「お姉ちゃんと同じようにしなきゃダメ」
▶子どもは否定的な言葉で自信喪失する
2. 条件付きの愛情表現
- 「言うことを聞かない子は嫌い」
- 「いい子にしていないと●●してあげない」
- 「は〜」(期待通りにできないとがっかりした態度・ため息)
▶劣等感や強い承認欲求を持ってしまう
3. 脅しや操作
- 「そんなことをしたら置いていくよ」
- 「ママを悲しませないで」
- 「そんな子はうちの子じゃない」
▶見捨てられ不安や強い依存心を持ってしまう
親の行動パターンから受けた影響
こんな場面を見たことはありますか?
1. 感情表現の方法
- 親が怒鳴ったり叩いたりするのを見ていた
- 親が無視するのを見ていた
- 親が家族を比較・差別するのを見ていた
▶子どもは親を見て感情的な対応や消極的な対処、競争的な価値観を持つようになる
2. 問題解決の方法
- 親からの一方的な指示があった
- 親からの過度な干渉があった
▶子どもは親を見て主体性が欠如していくし、自身で思考して決断していくことができなくなっていく
親の夫婦関係から学んだこと
1.対立関係があった
- 両親がいつも喧嘩をしていた
- 両親がいつも罵り合っていた
▶子どもは親を見て誤った家族との関わり方を学んでしまう
2.男女差別があった
- 男尊女卑で家族の序列が決まっていた
- 男性嫌悪や女性嫌悪で愚痴や嫌味が日常的にあった
- 家父長制を押しつけられていた
▶子どもは親を見て「女は●●・男は●●」という存在価値を学ぶ
※たとえば、モラハラやDVをする父親を見てきた人は
「男は家の中で一番偉い存在だ」
という学習をする可能性があるでしょう。
依存的で悲劇のヒロインを演じる母親を見てきた人は
「女は生きていく力がなくて弱い存在だ」
と学習する可能性があるでしょう。
怒りをコントロールするための3ステップ
もしかしたら、あなたの怒りは
過去の親子関係から受けた
影響だったのかもしれません。
ただし、
原因がはっきりわかったとしても
怒りの感情が湧き出てこなくなる
わけではありません。
大切なことは、
あなたがしっかりと
自分の感情を管理できるようになることです。
「感情的になってしまう自分を変えたい」
「でも、具体的に何をすればいいのかわからない…」
そんな方のために、
実践的な3つのステップをご紹介します。
【ステップ1】子どもから被害を受けたのかを確認する
私たちが怒りを感じるとき、
その根底には「被害を受けた」
という感覚があります。
しかし、実際に
「被害」と呼べるものなのか、
まずは冷静に確認してみることが大切です。
被害のチェックリスト
これからお見せする
3つのチェックリストは
親子関係に限らず
すべての人間関係において共通しているものです。
以下の項目について、
あなたと子どもの間で
実際に起きていることなのか、
それとも思い込みによる被害者意識なのか、
具体的に確認してみましょう。
<チェック1>相手から責任を押し付けられたか?
「あなたのせいでこうなった」と言われたり、
相手のミスや問題の原因を
自分に押し付けられたりする経験は、
心に重くのしかかります。
自分は何も悪いことをしていないのに
いわれのないことで責任を押しつけられ、
責められたりしていれば
心は傷つきます。
子どもはあなたに責任を押しつけましたか?
はっきりとした言葉で
誰が聞いてもそうだとわかるような態度で
責任を押しつけましたか?
もし、責任を押しつけられた事実が
あるのであれば、
あなたが感じた怒りは正当です。
でも、事実が無いのであれば
あなたが感じた怒りは
錯覚だったということになるでしょう。
想像ではなく事実を確認することが大切です。
<チェック2>相手から考え方・価値観を否定されたのか?
子どもから
あなたの考え方や価値観を
否定されましたか?
これについても
はっきりとした言葉で
誰が聞いてもそうだとわかるような態度で
否定されたのかを考えることが大切です。
否定されたような気がする
というような想像ではなく、
はっきりとその言葉を聞いたのかという
事実を確認することが大切です。
<チェック3>考え方・価値観を押しつけられたか?
子どもはあなたに
考え方や価値観を
押しつけましたか?
従うように強要してきたとか、
「従わないのであれば●●をするぞ」と
脅してきましたか?
もしそういったことを
されたのであれば
怒りを感じることは自然なことです。
でも、それをされていないのに
怒りを感じてしまうなら、
実際の被害ではなく、
思い込みや決めつけが引き起こしている
怒りなのかもしれません。
<チェック4>他人と比べられたり、差別をされたりしたのか?
子どもから誰かと比べられたり、
自分だけ他の人とは違うような
扱いを受けたということはありますか?
自分だけ冷たくされたような
気がするとか、
比べられて否定されたような
気がするといった
感覚だけなのであれば、
それは事実ではなくて想像です。
あなたの子どもはこんなことをしていましたか?
でも、そんなことをされていないのに
感情的になって怒ってしまっていたのであれば、
あなたが感じていたのは
「思い込みの被害」かもしれません。
*
ステップ1で、
子どもから被害を受けていなくて、
自分が感じていた被害者意識が
錯覚だったとわかったら、
子どもに問題があるのではなくて
自分自身に問題があると考えてみましょう。
でも、自分を責めるということではありませんからね。
変えられないのは
他人です。
変えられるのは
自分です。
「自分の問題」と考えるからこそ
問題が解決していけるようになります。
たとえば、このように考えてみるのもいいでしょう。
【ステップ2】子どもに期待していたことを確認する
次は子どもへの過大な期待の
正体を確認していきます。
実は、怒りの感情を
コントロールできない多くの人たちが
子どもに対して過大な期待を抱いてしまっています。
そして、その過大な期待がかなわないと、
今度は過大な被害者意識となって
自分のもとに返ってくるようになります。
ほとんどのケースでは、
子どもは親に被害を与えていないのに、
親の期待が過大であったり、
子どもの能力が追いつかないほどの成果を
求めてしまっていたりして、
親のほうが被害者意識を
生み出しているものです。
子どもは頑張っているのに、
被害者意識のせいで
親の目には頑張っていないように見えてしまいます。
子どもは成長しているのに
過大な期待のせいで
親の目には怠けているように映ってしまいます。
あなたが子どもに
どのような期待を抱いていたのかを
確認していきましょう。
そして、あなたの期待が子どものためのものだったのか?
それとも、親の都合によるものだったのか?
これらのことについても
確認していきましょう。
他人から「良い親」として評価されたくて子どもに期待してしまう
多くの人が「良い親でありたい」という願望から、
過度な期待を子どもに向けてしまいがちです。
- 「しっかりしつけができる親」として評価されたい
- 「子育てが上手な親」として認められたい
- 「問題のない子どもを育てる親」でありたい
▶誰からも否定されないように理想の子ども像を押しつけて期待してしまう
このような期待は、
実は子どものためではなく、
親自身の自己実現や承認欲求から
生まれていることが多いです。
親は自分の不安を減らすために子どもに期待してしまう
親の不安は、
しばしば子どもへの
過度な要求となって表れます。
- 「この子が勉強できないと将来が心配」→勉強を強要してしまう
- 「周りの子に遅れをとったら…」→過度な習い事させたくなる
- 「社会性が身につかないと困る」→無理な社交の強要をさせてしまう
▶子どもに力がないと無意識的に決めている親が、「子どもを守るため」という理由で合意を得ずに過大な期待を押しつけてしまう
親自身が
「こうなってしまったらどうしよう」
と不安を感じ、
そうならないようにするために
「なんとかしなければならない」
と考えて行動するようになります。
そこまでは問題ありません。
どこの家庭でも行われていることです。
ただし、問題になりやすいのはその後です。
問題点は、
子どもの気持ちを聞いていないこと、
子どもと合意が取れていないこと、
子どもの立場になって考えてあげられていないことです。
子どもに対して
「良いことをしている」という意識から、
子どもの声を聞かずに
無意識的に押しつけてしまっています。
押し付けることが子どもの心を傷つける原因となります
親自身が過去に制限されていたことを子どもに期待してしまう
親自身の子ども時代の経験が、
知らず知らずのうちに自分の子どもへの
要求となっていることがあります。
- 親から厳しく言われた経験 → 同じ厳しさで接してしまう
- 自分ができなかったこと → 子どもには必ずさせたいと思う
- 自分が我慢を強いられた経験 → 子どもにも同じ我慢を求めてしまう
▶過去の後悔を補うこと、償うことを子どもに期待してしまう
過去に後悔を残している人で、
当時の不足感をなんとかして補おうとして
子どもに求めて期待してしまう親のタイプです。
なかには、補うのではなくて
自分が制限されたのと同じように
子どもにも制限してしまう人もいます。
これは、自身のつらかった体験を
「つらかった」とは思いたくなくて
「誰もがそうされて当然だったから仕方がなかった」
のように思い込んで、
後悔そのものを感じないようにするためです。
恐怖から逃れようとして子どもに期待してしまう
親が周囲から
悪い評価を受けるのではないか
という恐怖心を持っていて、
その恐怖心を
子どもに期待することで
解消しようとしていることがあります。
- 子どもが不幸になることに恐怖心を感じ、絵に書いたような幸せな子どもにしなければならないと考えて期待をしてしまう
- 「母親なのだから、ちゃんとしつけるべき」という周囲からの評価に対して恐怖心を感じ、子どもにどこに出しても恥ずかしくない子ども像を期待してしまう
▶責任を過剰に感じているときの恐怖心
- 親が思う理想と子どもの行動が異なっていると失敗しそうで恐怖心を感じてしまい、子どもに理想の形を期待してしまう
- 自分と違う考え方をする子どもに不安や焦り、恐怖心を感じて、従順な子どもになることを期待してしまう
▶子どもが失敗しそうな恐怖心
- 子どもの「なぜ?」「どうして?」という質問を、反抗や否定として受け取ってしまって恐怖を感じ、親を敬うことを子どもに期待してしまう
- 子どもの成長に伴う反抗を、親としての自分の否定として捉えてしまって恐怖心を感じ、反抗せず親思いな子ども像を期待してしまう
▶周囲から否定されることへの恐怖心
- 周囲からの評価に恐怖心を感じ、その人たちの子どもと同水準か、もしくはそれよりも価値の高い子どもにしないとバカにされそうで恐怖心を感じるから、子どもに高い価値を期待してしまう
- 親自身の兄弟姉妹の子育てと比較してしまうとか、自分の親から差別的な言葉を言われて恐怖心を感じ、他人と比べて劣っているような状態を解消したくて子どもに高い成果を期待してしまう
▶劣等感によって生み出された恐怖心
*
ステップ2で、
自分が親として
子どもにどんな過大な期待を
押しつけてしまっていたかがわかったら、
今度は子どもの人生と親の人生を分けていきます。
たとえば、このように考えてみるのもいいでしょう。
【ステップ3】自分の決めつけや思い込みを確認する
怒りという感情の裏側には、
「決めつけや思い込み」が存在します。
その決めつけや思い込みを具体的に
見直していきましょう。
子どもが悪いと決めていたことは何か?
私たちは無意識のうちに、
子どもの行動に「悪意」を感じ取り、
子どもが悪いことをしていると解釈してしまいがちです。
- 子どもが言ったとおりにしてくれないと「わざと親を困らせている」と決めつけてしまう
- 子どもが自分の意見を言っていると「親に反抗的している」と思い込んでしまう
- 親がなかば強制的に取り決めたことなのに「約束を破るのは嘘つき」と決めつけている
▶子どもの態度を見て「悪意」を感じて怒りが込み上げてくる
親の決めつけや思い込みによって
子どもの発言や行動に悪意があると感じてしまい
怒りが込み上げてくるという人はとても多いはずです。
子どもがやって当たり前だと決めていたことは何か?
年齢や発達段階を考慮せず、
以下のような思い込みをしていませんか?
- 「もう〇歳なんだから、できて当たり前」決めつけて否定していた
- 「お兄ちゃん/お姉ちゃんなんだから、わかるはず」と決めつけて否定していた
- 「学校に行っているんだから、理解できるはず」と思い込んでいる
▶子どもの態度を見て「怠けている」と感じて怒りが込み上げてくる
子どもの成長には個人差があり、
「当たり前」という基準自体が
適切でないことが多いです。
子どもが従うべきだと決めていたことは何か?
私たちの価値観や規範意識が、
時として子どもとの関係を
ギクシャクさせています。
あなたが子どもだった頃は当たり前だったことでも、
現代では違うかもしれません。
あなたが子どもの頃に
当たり前に親の前でやっていたことも、
性格も性質も違う子どもにとっては
難しいことなのかもしれません。
- 「親の言うことは絶対」という考えが正しいと思い込んでいた
- 「決まりは必ず守るべき」という決めつけを押し付けていた
- 「周りに迷惑をかけてはいけない」という決めつけを押し付けていた
▶子どもの態度を見て「反抗」と感じて怒りが込み上げてくる
これらの
「これをして当たり前」
「こうするべき」という思考が、
実は子どもの心を傷つけていたり、
健全な成長の妨げになっているかもしれません。
*
ステップ3で、自分の心の中に
決めつけや思い込みがあるとわかったら、
今度は、子どもの価値観と親の価値観を分けていきましょう。
たとえば、このように考えてみるのもいいでしょう。
でも、怒りの感情は無くせない
怒りの感情は、
人間にとって自然な感情の一つです。
完全になくすことはできませんし、
なくす必要もありません。
大切なのは、
この感情と上手に付き合っていく方法を
見つけることです。
怒りの感情が生まれる心理的メカニズム
私たちが怒りを感じるときは
外敵が侵入してきたことを
察知しているときです。
自分の心や安心できる居場所、
大切に思う人たちとの関係、
大事にしている価値観や考え方など。
それらが外敵から
傷付けられ壊されているなら
いち早く察知して
守らなければなりません。
そんなときに私たち人間は
「怒り」という感情を利用して
大切な人や物を守ろうとします。
もし怒りの感情が感じられなくなると
外敵から侵入や破壊行為をされても
心が動かなくなってしまい
守ることができなくなって、
身も心もボロボロになるまで
傷ついてしまいます。
怒りの感情というのは
人間の防衛本能として
重要な役割を果たしてきました。
なくてはならない
重要な感情です。
怒りが教えてくれること
怒りの感情には、
実は重要なメッセージが含まれています。
- 自分の大切な価値観が脅かされている
- 何かが満たされていないニーズがある
- 心や体に負担がかかっている
- 変化が必要な状況に直面している
誰かから傷つけられていて
感じる怒りなのであれば
それはとても自然な心の動きです。
誰かから傷つけられていないのに
感じる怒りなのであれば
他人に過大な期待を抱いてしまっている
ときかもしれません。
怒りという感情は
自分がどのように考え行動したら
自分自身の問題が解決できるのか、
そして、
どのように生きたら
幸せな人生にできるのかを
教えてくれる鍵となります。
また、目の前にいる人と
どのような関わり方をしていけばいいのか、
どのくらいの距離感で関わっていけばいいのかを
測るバロメーターになります。
大切なことは怒りに飲み込まれずにコントロールし続けること
ステップ1〜3までの方法を
日常的に使っていきながら、
いつでも冷静に判断できるような
自分自身を目指しましょう。
怒りを感じ始めたら
まずは「被害はあったのか?」と
考えることをクセづけてください。
怒りきってしまわないうちに
ちゃんと確認するということを
していくことが大切です。
怒りきってしまうと、
どんなにトレーニングを積んだ人でも
冷静に判断できなくなります。
怒りに飲み込まれないようにしましょう。
さいごに
完璧な親などいません。
大切なのは、自分自身を理解し、
子どもの気持ちや考えを尊重しながら、
少しずつでも成長していこうとする姿勢です。
怒りっぽい性格は、
決して変えられないものではありません。
むしろ、
自分の感情に向き合い、
理解を深めていくことで、
より穏やかな親子関係を築いていくことができます。
今日、できることから
少しずつ始めてみませんか?
きっと、その小さな一歩が、
あなたと子どもの未来を変えていくはずです。
そして、これは決して孤独な旅路ではありません。
同じように悩み、
成長を目指す親たちが、
たくさんいます。
必要な時は、
専門家に相談することも検討してみてください。
あなたの「変わりたい」という思いは、
すでに大きな一歩を踏み出しているということです。
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