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コラム 自分が毒親にならないために

育児での怒りやすさ改善|30代毒親育ちママが実践した8つの対処法

育児での怒りやすさ改善|30代毒親育ちママが実践した8つの対処法

こんにちは
親子関係カウンセラーの川島崇照です。
 

今日のコラムは、
子育てのときに感じる怒りで
苦しい思いをしている30代のママたちに向けて、
メッセージをお届けします。

「また怒ってしまった…」
「どうして私はこんなに子どもに怒ってばかりいるんだろう…」
「自分が苦しんだあの親と同じになりたくないのに…」

このような思いで胸がいっぱいになることはありませんか?
 

多くの方が、
自分の怒りと日々闘っています。

特に自分自身が
いわゆる『毒親』がいる環境で育った方は、
無意識のうちに同じパターンを
繰り返してしまうことがあります。
 

でも大丈夫。

気づくことができれば、
変えることができます。

今日はそのための具体的な方法をお伝えします。
 

『怒り』とは被害を受けたときの感情

まず、『怒り』という感情についての理解を深めましょう。

怒りは本来、
私たちの身を守るための
大切な感情です。

何かに脅かされたとき、
自分の権利や安全が
侵害されたと感じたとき、
私たちは怒りを感じます。

この怒りの感情は、
『外敵』から自分を守るための
防衛本能から来ています。

太古の昔、
人間が野生動物などの危険から
身を守るために発達した感情です。

しかし、現代社会では、
特に親子関係の中で、
この『外敵』という認識が
誤作動を起こすことがあります。
 

子どもが言うことを聞かないとき、
思い通りにならないとき、
なぜか私たちは「攻撃されている」と感じてしまうことがあります。

では、なぜ子どもに対して
このような感情が湧くのでしょうか?

それは往々にして、
私たち自身の過去の傷や未解決の感情が関係しています。

特に『毒親』の下で育った場合、
子どもの何気ない行動や言葉が、
過去のトラウマを無意識のうちに刺激してしまうことがあります。

 

かつて、あなたが生きていた領域が
『毒親』という存在から侵入・侵害を受けて、
そのときに怒りを感じていたかもしれません。

しかし、親に感じる強い恐怖心で
その怒りを適切に表現できなかったかもしれません。

そして、
適切に表現できなかった怒りが
今、積もりに積もっていて、
目の前の子どもの言葉や行動を見て、
自分が被害を受けたと誤認し、
怒りを感じやすくなっているのかもしれません。

 

育児での怒りやすさを改善した8つの対処法

では、『怒り』を感じたときにどう対処すればよいのでしょうか?

ここでは、実際に多くのママたちが
効果を感じた8つの考え方をご紹介します。

1.子どもに悪意はあるのか?と考える

子どもが何かしたとき、つい
「邪魔された!」
「迷惑をかけられた!」
「わがままだ!自分勝手だ!」
などのように悪意を感じてしまいがちです。

でも冷静に考えてみましょう。

本当に子どもには悪意があるのでしょうか?
客観的な証拠はありますか?

たとえば、
3歳の子どもがジュースをこぼしたとき、
それは「お母さんを困らせよう」という意図ではなく、
単に運動能力がまだ発達途上だからかもしれません。

「子どもに悪意があったはず」
という思い込みを一度手放してみると、
怒りが和らぐことがたくさんあるはずです。

 

2.子どもの言葉や行動の肯定的意図は何か?と考える

子どもの行動の裏には、
実は肯定的な意図が隠れている
ことがよくあります。

たとえば、
おもちゃを片付けないのは
「反抗している」のではなく、
「もっと遊びたい」という願望や、
「次も同じ配置で遊びたい」という計画性かもしれません。

子どもの行動を
『問題行動』と決めるのではなく、

「何を伝えようとしているのか」
「何を求めているのか」
という視点で見ると、
理解が深まり、適切な対応ができるようになります。

 

3.子どもから許してもらえていることは何か?と考える

私たち親も完璧ではありません。

思い返せば、子どもに対して
不適切な態度をとってしまったこともあるでしょう。

それでも
子どもは私たち親を無条件に愛し、
許してくれています。

子どもから許されていることを思い出すと、
感謝の気持ちが芽生え、
逆に子どもの小さな過ちも許せるようになります。

 

4.子どもの存在に助けられていることは何か?と考える

子育ては大変ですが、
子どもの存在そのものが
私たちの人生を豊かにしてくれています。

子どもの笑顔、成長する姿、
無邪気な質問や発見…
それらは日常の小さな喜びです。

「子どもがいることで私の人生はどう豊かになっているか」
を思い出すと、イライラが和らぐことがあります。

 

5.子どもの発言や行動で気付かされていることは何か?と考える

子どもは私たちに
多くのことを教えてくれます。

「なぜ?」と素直に疑問を投げかける姿勢、
何事にも興味を持つ好奇心、
失敗しても何度も挑戦する粘り強さ…。

子どもを観察し、
「この子から学べることは何だろう」
と考えると、
尊敬の念が生まれ、
怒りが消えることがあります。

 

6.子どもを見ていて尊敬できるところはどこか?と考える

子どもには、大人が忘れてしまった
素晴らしい特性がたくさんあります。

正直さ、素直さ、創造性、想像力、無条件の愛情表現…。

子どもの尊敬できる部分に目を向けると、
『叱るべき対象』ではなく
『学ぶべき存在』として子どもを見られるようになります。

 

7.親である自分も過ちをおかしてはいないか?と考える

子どもに高い基準を求める前に、
自分自身はどうなのか?
と考えてみましょう。

たとえば、
子どもに「片付けなさい」と言いながら、
自分の部屋は散らかっているとか…。

「早く勉強をしてしまいなさい」と言いながら、
自分は面倒に感じることを溜めているとか…。

自分の言動を振り返ることで、
子どもへの過度な要求に気づき、
より公平な視点で接することができるようになります。

 

8.親である自分が子どもに迷惑をかけていることは何か?と考える

親として、知らず知らずのうちに
子どもに負担をかけていることはないか?
と考えてみましょう。

疲れているときの感情的な言葉、
忙しさを理由にした約束破り、

子どもの話を聞かずに、
親である自分の話ばかりを聞かせている態度…。

親である自分自身も完璧ではないことを認め、
子どもに謝る勇気を持つことで、
より健全な親子関係を築くことができます。

 

子どもは外敵ではなく、あなたの大切な家族のはず

ここまで8つの考え方をご紹介しましたが、
すべての根底にあるのは
「子どもは敵ではない」という認識です。

私たちが怒りを感じるとき、
無意識のうちに子どもを
『外敵』として認識してしまっています。

しかし、子どもはあなたを
傷つけようとしているわけではありません。

あなたの大切な家族であり、共に成長するパートナーです。

特に『毒親』の下で育った方は、
自分の親から受けた扱いのパターンを
無意識のうちに繰り返してしまうことがあります。

でも、
気づくことができれば、
そのパターンを断ち切ることができます。

あなたの怒りの多くは、
実は子どもに向けられたものではなく、
過去の傷からくるものかもしれません。

それに気づくことこそが、変化の第一歩です。

「お互い様」でいることが良好な親子関係をつくる

最後に大切なのは、
親子関係は『お互い様』の関係だということです。

親も子も完璧ではありません。

お互いに失敗し、学び、成長していく存在です。

子どもにだけ一方的に
高い基準を求めるのではなく、
お互いを尊重し、許し合える関係を目指しましょう。

「ごめんね」と素直に謝れる親の姿は、
子どもにとって最高の教育になります。

怒りの感情に振り回されず、
冷静に対応できるようになるには
練習が必要です。

一度に完璧になろうとせず、
少しずつ意識を変えていきましょう。

そして、必要であれば
専門家のサポートを受けることも検討してください。

特に『毒親』の下で育った方は、
自分一人で全てを解決しようとするのではなく、
カウンセリングなどの助けを借りることで、
より効果的に変化を生み出すことができます。

この記事を読んでいるあなたは、
すでに「変わりたい」という
強い意志を持っているはずです。

あなたは、それだけですでに素晴らしい親への第一歩を踏み出しています。

子どもとの関係に悩むあなたを、心から応援しています。

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