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コラム 親がヒステリックで困る

ヒステリックな母が抱える心の問題と対処方法5つのステップ

ヒステリックな母が抱える心の問題と対処方法5つのステップ

こんにちは
親子関係カウンセラーの川島崇照です。

 

親子関係のご相談をお受けしていると、
親が言っしている行動を聴いているだけで
おおよその性格パターンというもの見えてくるものです。
 

そして、これまでのご相談者さまから
いただいたお話のなかで
たくさん登場してきたのが
『ヒステリックな母親』でした。
 

ヒステリックな母親は
いったん怒りだすと
手がつけられないようになります。
 

ご相談者さまの多くがいつも
母親の顔色を伺って警戒しているのですが
それでもやっぱり怒りを爆発させ、
攻撃的な言葉で傷つけられていました。
 

ヒステリックな母親に対して
これまでどのように対処してきたのか
をたずねると、、、
 

自分のほうから折れて謝罪して
その場をしのいでいた方や
逆に激しく戦っていた方、
ガマンして言うとおりに
従ってきた方までさまざまでした。
 

実はコレすべて母のヒステリックを
さらに悪化させることばかりなんです。
 
 

あなたはいかがですか?
 

もしあなたが同じようなことをしてしまっているなら母親はいつまでもヒステリックな関わりをやめません。
それに、あなたはますます傷つけられて心はボロボロになっていくでしょう。
 

ヒステリックな母親から心を守っていくには、
なぜ母親がヒステリックになるのかを知る必要があります。
 

さらに、適切な対処方法を身につける必要があります。
 

今回は、ヒステリックな母親と関わっていくときに知っておきたい心の守り方をお伝えします。
 
 

ヒステリックな母親の特徴

ヒステリックな母親が持つ代表的な特徴です。
 
あなたの母親がいつもしていることを
思い出しながら照らしあわせてみてください。
 

  • 怒りを爆発させる(まるで瞬間湯沸かし器のように)
  • 一旦怒りだすと手がつけられない(聞く耳はもうない)
  • 激情的な行動(わめく、毒づく、叫ぶ)
  • 強い被害妄想とひがみ(私は被害者!)
  • いつの間にか過去の話題にすり替わっている(あのときもこのときも〜)
  • 自分が正しくて、子どもが間違っていると思い込んでいる(当然でしょ)
  • 自分の都合のいいように事実を歪曲する
    (あったかもしれない→あったはずだ→あったにちがいない!)
  • こちらが正しいことを言うと逆上してさらに怒りを爆発させる
    (私を否定するなんて100万年早い!)
  • 冷静になって聞けば言っていることは支離滅裂で根拠が無い
    (さっき言っていたことと違う、、、)
  • 都合が悪くなると「うるさい!黙れ!」(必殺技1)
  • それでもうまくいかないと無視する。押し黙る(必殺技2)

 
 

ヒステリックな母親が抱える心の問題

母親がヒステリックなのには
必ず理由があります。

生まれ持った性格などではありません。
 

ヒステリックになるのは
そのほとんどが心に問題を
抱えているからです。
 
 

(1)幼少期からストレスを溜め続けてきた『ヒステリック母』

たとえば親の親もまた心を傷つけるような人だった場合です。
親に愛されず、否定や差別を受けて育ってきた方は
常にストレスにさらされてきました。
 
ストレスを感じたら
何らかの方法で発散すればいいのですが、
そもそもその力を持たない子どもは
ただただ溜め込んでしまうようになります。
 
子ども時代に溜まり続けたストレスは
大人になったからといって
自然と解消されるものではありません。
 
いつまでも体のなかに残り続け、
いつ爆発するかわからない
怒りの原因になってしまいます。
 

(2)親から怒り方を学んでしまった『ヒステリック母』

親もそのまた親から怒り方を学んでしまった場合です。
子どもというのは親の行動から自分の振る舞い方を身につけます。
 
たとえば、母親が父親を激しくののしっていたのを
いつでも目の当たりにしていれば、
言葉遣い、声の大きさ、スピードまで
コピーしてしまうことはあります。
 
瞬間湯沸かし器のように
ドカンと怒りを爆発させる
親の姿を見続けてきた
影響かもしれません。
 

(3)感情をコントロールすることが出来ない『ヒステリック母』

怒ることに慣れすぎてしまって
感情と行動が直結している場合です。
 
通常、人は『感情→考え→行動』の順番に
思考を巡らします。
 
しかし、怒ることに慣れすぎてしまうと、
考えが欠落し『感情→行動』のように
なってしまいます。
 
たとえば、親の意見とあなたの意見が違ったとき、
通常は「意見が違うね」と考えるでしょう。
 
しかし、直結している人は
自分の意見を受け入れられず
「ムカーッ!(感情)→怒る(行動)」となります。
 
怒っているときは本人も
感情をコントロールできません。
 
相手をとことんまで攻撃し尽くすまで
やめられないという状態になりやすいでしょう。
 

(4)心が自立しておらず依存的な『ヒステリック母』

いつも誰かのせいにしている親の場合です。
ストレスの発散は自信の責任で行わなければなりません。
 
それなのに、あなたに責任が
あるかのように言って、
あなたでストレスを発散しようとする
のはとても依存的な親の行動パターンです。
 
心が自立していないので
愚痴や悪口、不平不満が多いでしょう。
 
さらに被害妄想やひがみ根性が
強いのも依存的な母親が持つ特徴です。
 
ちょっとしたことでも被害を
受けたように感じます。
 
それゆえにまたストレスを
溜め込み、爆発させるの繰り返しです。
 

(5)自分を守りたい『ヒステリック母』

子ども時代からいつでも否定されていると
大人になっても自分に自信がもてません。
 
そういった親は家の外では『良い親』を
演じて賞賛を得ることで欠落した自信を補おうとします。
 
しかしの反面、家の中では
非常に支配的になります。
 
自分が一番偉いことを示すために
家族メンバーを否定したり、
ののしったりします。
 
これも自信のない気持ちを補おうとする行為です。
 
また、差別されて育った親は
ほんのちょっとした一言で
怒り出します。
 
他人が言った冗談が通じません。
 
バカにされたように感じ
衝動的に反応します。
 
感情をむき出しにして
攻撃を始めることは少なくありません。
 
これらはすべて過去に
心傷ついた経験を持つ母親が
自分を守るために反応していることです。
 
 

ヒステリックな母親への対処方法

ここに書かれていることは
ヒステリックな母親への対処方法のステップです。
 
1から5まで順を追って進んでいくのが
あなたが母親に対する
恐怖心と罪悪感を最小にしていく秘訣です。
 
 

〈ステップ1〉 冷静に観察する

母親のヒステリックな言動に
惑わされないようにしなければなりません。
 
そこであなたがまずすることは
『冷静に親を観察する』です。
 
フラストレーションが溜まり続けた
母親はストレスというボールを
あなたに向かって投げています。
 
まずはどんなボールを
投げてくるのかを冷静に観察しましょう。
 

〈ステップ2〉 会話のキャッチボールをしない

あなたは親の投げてくるストレスという
ボールを掴む必要はありません。
 
わざわざ取ってあげて投げ返していれば、
いつまでたっても的扱いにされてしまいます。
 
母親はあなたがボールを取ってくれるので、
たからまたあなたに投げるのです。
 
『ムシャクシャしたときは
またボールを投げればいいんだ』
という発想を持たせてはいけません。
 
自分を守ろうとして母親を否定したり、
こちらの考えをわかってもらおうと
説得したりすることも
キャッチボーうをしていることになります。
 

〈ステップ3〉 はっきりと自分の気持ちを伝える

自分の気持ちを宣言しましょう。
嫌なときは嫌だとはっきり伝えましょう。
 
ただし、その気持ちを母親に
わからせる必要はありません。
 
否定されても自分の正当性を
訴える必要もありません。
 
なぜならば、
それらもキャッチボール
していることになるからです。
 
また、その場をしのごうとして
謝ったりすることは問題解決を遅らせます。
 
なぜならば、親の言い分が
正しいと認めていることになるからです。
 
何も言わないことも
問題解決を先送りすることになります。
 
何も言わないということは、
親に勝手に思い込んで
良いと許可していることになるからです。
 
あなたができることは、
自分の気持ちを回りくどい
言い方をせずストレートに
宣言することです。
 

〈ステップ4〉 断って立ち去る

母親が怒り出したら
ひとこと断って
その場から立ち去りましょう。
 
母親はあなたというターゲットが
いるから、ここぞとばかりに
ヒステリックになっています。
 
あなたの心を傷つけていることなど
お構いなしに自分の都合だけで関わってきます。
 
「冷静になれないなら話は聞けないよ」と
ひとこと伝えて立ち去りましょう。
 
毅然な態度を示して
「ヒステリックな関わりは
受け入れませんよ」という
意思表示をしましょう。
 

〈ステップ5〉 責任を感じない

今までのヒステリックな
関わりが通用しないとわかった
母親は違う方法であなたを
攻撃してくるかもしれません。
 
そのとき多くの親は罪悪感を
感じさせるようなことを
言ってくるものです。
 
「今まで育ててやったのに、、、」
「おまえは冷たい」
「親不孝者!」…etc
 
しかしだからといって
あなたが責任を感じなくても良いのです。
 
親はこれまでの都合の良い状態に
引き戻したいからこそ
やっていることであり、
あなたに責任があることの
証明にはなりません。
 
それに、親と子の支配関係が
変化していくときというのは
こういったことがよくあるのです。
 

もし、断って立ち去ることに
罪悪感を感じてしまうようなら、、、
 
あなたは真実を知る必要があります。
 
それは、あなたが親のそばにいると
親はいつまでも心の問題を
抱えたままで苦しむということです。
 
親は依存先があるから依存するのです。
あなたがいるから安心して
ヒステリックな母親になるのです。
 

ヒステリックな性格は
親自身が変わろうと
思わないかぎり変わっていきません。
 
それなのに、あなたがこれまでと
同じようにそばにいることは、
母親が本当の問題が
自分の心のなかにあることに
気づくチャンスを奪う事になります。
 
それに、いちばん怖いのは
あなたも解消しきれないほどの
ストレスを抱えてしまいかねないということです。
 
あなたが親となり、
子育てをしていくとき、
あんなにも嫌だった母親と
同じことをしていたなんてことに
なればまた被害者が増えてしまいます。
 
 

まとめ

ヒステリックな母親は感情を
コントロールすることができません。
 
とことんまであなたを追い詰めて攻撃してきます。
そんな母親に対してあなたも
感情をむき出しにして反応していれば、
いつまでたっても母親の呪縛から逃れられません。
 
できるだけ冷静に対応することからはじめましょう。
 
母親を冷静に観察することができれば
あなたも衝動的に反応することも少なくなるでしょう。
 
そして、『見る目』を持ったあなたは
母のヒステリックな言動を受け取らず、
毅然とした態度を示していくこともできます。
 
そして自信を持ってヒステリックな
母親から自立しましょう。
 
まずはあなたから心の自立を果たすのです。
母にとっては試練のときかもしれません。
 
しかし、その苦しみの先にしか
母の自立はありません。
 
『お互いが自立する』という
自然な親子関係になるだけです。
 
これまで異常だった関係が普通に戻るのです。
 
 

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