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コラム

ヒステリックな親の影響−他人が怖くて信じられない

ヒステリックな親の影響−人を怒らせてしまいそうで怖い
 

あなたはこんなことになっていませんか?

●いつも自分の気持ちを我慢して周囲に合わせしまう
●いつも他人の顔色ばかりをうかがってしまう
●他人がどう感じるかばかりを気にして決められない

あなたがもし、
いつもこんなふうに悩んでいたら、、、

それは、ヒステリックな親から刷り込まれた
『恐怖心のプログラム』かもしれませんよ。
 

ヒステリックな親というのは、
暴力をふるったり、
キレて大声を出したり、
汚い言葉を使って罵ったり、
感情的になって物を投げたり、
感情の起伏が激しい人たちのことです。
 

ヒステリックな親がいた家庭では
子どもは安心して暮らせません。

「きょうは怒っていないだろうか?」
「親の機嫌は悪くなだろうか?」
といつも親の顔色をうかがっています。
 

家の中がいつも安心できない雰囲気に包まれていたので、
あなたもリラックスすることはできなかったでしょう。

そんな幼少期を過ごしてきたあなたは、
大人になっても昔と同じような思考や行動を
してしまうことがあります。
 

例えば、不機嫌そうな人を見ると、
「自分がなにかしたのではないか?」
「不愉快にさせてしまったのではないか?」
と考えてしまいます。

他人に対して不信感が強く、
心を許せません。

だからいつも警戒心を解けません。

いつも自分の振る舞いによって
周囲がどう思うかと気にかけてしまいます。

目立つことを嫌い、
自己主張することや素直な感情表現が苦手です。
 

恐怖心のプログラムを持っている人の思考と行動

  • 漠然とした不信感が強くて他人と関わるのが恐い
  • 目立つと攻撃されそうで、存在感を示したり、目立ったりするのが苦手
  • 目立つと攻撃されそうで、自己主張することができない
  • 目立つと攻撃されそうで、周りのみんなと同じで横並びでないといけないと感じる
  • 目立つと攻撃されそうで、好みの服を買えないし、買っても着られない
  • 目立つと攻撃されそうで、大きな声を出せない(他人から声が小さいと言われる)
  • 他人と違っていることに不安を感じるので他の人がしていることが気になる
  • 自分の気持ちに自信が持てず安心したくて周りの人の感情に合わせてしまう
  • 相手を怒らせるのではないかと無意識に恐れているので、他人と同じ感情を感じてしまうが自分でも気づけない。いつもあとになって気づくことが多い
  • 自分の考えに自信が持てずはっきりと言葉にして言えない
  • 幼少期から心を閉ざしていることが多かったので、怒り、悲しみ、恐れ、喜び、幸せが感じられない
  • 幼少期から我慢することが多かったので自分の気持ちや考えがわからない
  • 周囲がどう感じるかばかりを気にして決められない。思考ばかりしている
  • 周囲の出来事に対して、いつも第三者の立場で客観視している
  • 素直は感情表現を許されてこなかったので、悲しい気持ちになるとイライラする、怒りを感じているのに作り笑いをしてしまう
  • 楽しい気持ちなのに笑えない、悲しい気持ちなのに泣けない、腹が立っているのに怒れない

 

ヒステリックな親の心の問題

ヒステリックな親ってね、
自分の心をコントロールできない
人たちだったんですよ。

いつもストレスを溜め込んで、イライラしてね。
被害者意識が強くて、人のせいにしたがります。

あなたには何の罪もなかったのに、
親は全部あなたのせいにしていたかもしれません。

でもね、あなたはよく頑張ったんですよ。
よくあの危険な親の元で生き抜いてきたと思うのです。
 

しかし、そんな親も子ども時代に、
そのまた親がヒステリックだったという
ケースが多いですね。

親がヒステリックになっていると、
子どもは感情を自分の心の中に封じ込めようとします。

だって、そうしなかったら傷つけられるから。
 

感情を封じ込めて、
怒られないために相手の言うとおりに従ったり、
やりたくもないのに相手が認めてくれそうなことをしてみたり、

ずっと違う自分を演じてきたんですね。
 

それが大人になって親の支配が無くなったとき、
パカってフタが開くんですよ。

怒りとか悲しみとか、
子ども時代に発散できなかった感情が
一気に爆発するんです。
 

一度爆発すると歯止めが効きません。
行くところまで行ってしまいます。

「乖離(かいり)」と言ってね、
怒りが爆発しているときは理性が
吹っ飛んでしまっているような状態なんです。
 

そして目的は一個になります。

「私の正しさを相手にわからせたい!」とか、
「私が間違っていないことを証明したい!」とか、

その目的を達成するまで
もうとことんまでやります。
 

相手がボロボロになって泣くまで
やめられないかもしれません。

そんな親はたくさんいましたね。
とっても多いです。
 

過剰な警戒心が恐怖心を作り出す

あなたが今、
親と離れていても生きづらいのは
刷り込まれたプログラムが
残っているからかもしれません。

子どもの頃に感じていた
恐怖心のプログラムが
今でも他人に対して
発動しているかもしれないんです。
 

あなたの恐怖心のプログラムは、
特に「わからない人」に感じる傾向があるでしょう。

振り返ってみてください。
 
1対1なら大丈夫だけど、
集団の中に入ると居心地の悪さを感じませんか?

 

よく知っている人には自分の気持ちを話せるけど、
関係が浅い人には何を話せばいいかわからず迷ってしまいませんか?

 

それは、あなたにとって
よくわからない人や場所に対して
意識が自動的に恐怖心を感じるような命令を
出ているからです。
 

あの危険な家庭環境のなかで生き抜くには、
あなたも強い警戒心が必要だったと思います。

それはしょうがなかったことです。
あなたはじぶんの心を守るために必死だったのですから。
 

でも、いま大人になって
親から離れているのに、
強い警戒心が自分らしく生きることを
邪魔してしまいます。

何が起こるかよくわからないところには行きたくありません。

何を考えているのかよくわからない人とはコミュニケーションしたくありません。
 

だって、また傷つきたくないからです。
どうせ傷つくと感じてしまうからです。

子どもの頃に感じていた気持ちのままに
考えて、行動してしまいます。

やっと親から離れたのに息苦しいんです。
生きづらいんです。
 

ヒステリックな親から刷り込まれた恐怖心のプログラム

  1. 私は不注意だから相手を怒らせるに違いない
  2. 私は不注意で相手を怒らせるから発言してはならない
  3. 私は不注意で相手を怒らせるから自分の思ったとおりに行動してはならない
  4. 周囲と同じでないと攻撃されるに違いない
  5. 周囲と同じでないと攻撃されるので目立ってはならない
  6. 周囲と同じでないと攻撃されるのでやりたいようにやってはならない
  7. 周囲と同じでないと攻撃されるので気持ちや考えを周囲に合わせなければならない
  8. 悲しみを表現することはわがままなことなので、悲しくても泣いてはいけない
  9. 喜びを表現することはわがままなことなので、嬉しくても笑ってはいけない
  10. 怒りびを表現することはわがままなことなので、腹立たしてくて怒ってはならない

 

あなたはこうやって
安心できない家のなかで、
一生懸命に自分を守るために考えていたんですよ。

そこで、強すぎる警戒心を持ってしまったんですね。

そう、恐怖心のプログラムは
あなたが子どものころに、
危険な家の中で生き抜いていくために
作り出したことだったんですね。
 

どうやったら怒られないか、
どうやったら親から認められるか、

何度も親の表情を確認して、
親の心の中を探って、
親がどう感じるかと考えて、
慎重に慎重に生きてきました。
 

でも、怒りを爆発させるのは
親の都合ですからね。

あなたがどんなに気をつけても
怒られてしまうわけです。
 

そのたびに、
「おまえが悪い」と親が言うので、
あなたも「じぶんが悪い」になってしまった
のかもしれません。

そのうち、
「親が怒るのは私が悪いからだ」とか、
「私は間違っているから親を怒らせるに違いない」って、
決めてしまったんでしょうね。

親から刷り込まれたプログラムというのは、
そうやって作られていきます。
 

相手の責任を引き受けない境界線を引く

きっと今のあなたは、
今までの経験則に基づいて
感じたり、考えたり、行動したり
していると思うんです。

これまで親からたくさん怒られましたよね。

「おまえが悪い!」とか、
「おまえのせいだ!」とか、

そんなことを言われて
怒られたじゃないですか。

でも、もうそのプログラムを
解放してほしいんです。
 

思い出してみてください。

あなたは親を
傷つけるようなことを
していましたか?

傷つけるというのは、
殴るとか蹴るなどの身体的な暴力もそうだし、
怒鳴るとか罵るとか、
見下して人格否定をするような
精神的暴力もそれに該当します。
 

もしあなたがそれをしていたのであれば
親が怒るのも当然の権利の行使でしょう。

しかし、
あなたが何もしていないのであれば
怒るのは相手の心に問題があるからです。
 

被害者意識が強かったり、
劣等感が強かったりしたせいで、
自分の都合よくいかないと
腹が立つ人たちだったんです。

そんな人たちを見たあなたは、
恐怖のあまりに小さい頃にしていたような
行動を繰り返してしまうんです。
 

あなたに対して怒りをぶつけてくる人たちは
自分の心の問題をあなたに押し付けていたんですね。

そして、あなたは相手に言い分を
真正面から受け取ってしまって
相手の言いなりになってしまったんです。

そう、都合よく扱われてしまったかも
しれないということなんです。
 

それは自分と相手の間に境界線が引けていないということ。

相手の怒りは相手の問題で起こっていることなのに、
自分がそうさせていると感じてしまうのは
境界線が引けていないからです。
 

境界線はいつからでも引き直せます。

境界線を引き直して、
相手の問題を引き受けなくなると
とっても楽ですね。

今までは苦しんできたことでも、
「あれっなんでこんなことに悩んでいるの?」
みたいに感じられるはずです。
 

それに、自分の時間や労力も捧げなくなります。

ほら、このコラムを読んでいて、
「私のことが書いてある!」って感じている人は
もうわかっているはずなんですよ。

今まで相手を怒らせないために、
安心を感じるために、
相手に認められそうなことを
してきたじゃないですか。

実はね、それって、
境界線が引けていなくて、
本当は相手自身がしなければならないことなのに、
あなたが肩代わりしていたということなんです。
 

あなたにとって貴重な時間や労力を
相手のために捧げることで
安心を感じようとしていたんですね。

それも相手を怒らせないために
あなたが作り出した
自分の心を守るための方法でした。
 

もう、そんな息苦しい生き方をやめてみませんか。

境界線を引いてあげれば、
あなたは今までわからずにやっていただけで
本当はやらなくてもいいことに気づけるはずです。

そして、怒りをぶつけてくる
危険な人たちと距離を取ることもできます。

もう捧げないで生きていけるんです。
 

子どものころに
刷り込まれたプログラム。

それによってできた意識、
その意識をもとにした思考と行動。

もしあなたがその刷り込まれたプログラムを
解放することができれば、

意識も変わり、それに基づいて
思考と行動も変わっていきます。
 

生まれたあとに身についたことは、
必ず変えていけますから。

あなたはもっと自由に生きられる。

大丈夫、あなたはいつからでも
変わることができます。

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