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コラム 親が結婚や恋愛を反対する

婚約者の親から結婚を反対されているあなたへ:相手の親がする9つの行動と心理的背景

婚約者の親から結婚を反対されているあなたへ:相手の親がする9つの行動と心理的背景

こんにちは
親子関係カウンセラーの
川島崇照です。
 

結婚を望む二人の前に立ちはだかる、
最も厄介で深刻な壁。

それは、結婚に反対する
親の存在ではないでしょうか。

そして、
多くの方たちが、
この壁にぶつかり、
諦めかけているかもしれません。
 

しかも、その立ちはだかる壁が
自分の親ではなく、
結婚したいと考えている
婚約者の親だったらとしたら…

あなたが感じる不安は
とてつもなく大きなものに
なるのだと思うのです。

 

私は長年、
親子関係の相談に携わってきた専門家として、
結婚を反対された多くのカップルの
苦悩を見てきました。

そんな方たちの多くが
親に真剣な思いを伝え、
誠実な態度を示していれば
いつかわかってくれるのではないかと
考えて努力を重ねていました。

しかし、
延々と反対し続ける親も
たくさんいます。

そんなとき、
何をやってもうまくいかないし、
頑張るほど状況が悪化していく
ということも少なくありません。
 

結婚を阻む親の背景には、
複雑な心理メカニズムが隠されています。

じつは、
問題の本質はあなたにではなく、
むしろ相手の親の歪んだ心理に
あるのかもしれません。

今日のコラムは、
婚約者の親から結婚を反対されている
「あなた」のために書きたいと思います。

もしよかったら、
婚約者と一緒にこのコラムを読んでいただきながら
解決の糸口を見つけてもらえたら嬉しいです。
 

不健康的な心理状態の親は、自分が満足しない結婚を反対する

健康的な心理状態の親は、
子どもの幸せを心から願います。

子どもが愛する人と
結婚することを純粋に喜び、
祝福します。

そんな親たちは
子どもの選択を尊重し、
新しい家族の形成を温かく見守ります。
 

一方、不健康な心理状態の親は
子どもの人生を親自身の価値観で
支配しようとします。

そんな親たちは
自分の経験や未消化の感情を押し付け、
子どもの幸せよりも
自分の感情を優先します。

自分が満足できなかった結婚生活や、
達成できなかった夢を子どもに投影し、
自分の未完の物語を子どもに代行してもらい
完成しようとします。

親にとって、子どもの結婚は
自分の不満を解消する手段であり、
子どもの真の幸せとは無関係です。
 

心に問題を抱える相手の親が結婚を反対するときに起こす様々な行動とその理由

これから心理的な問題を抱える親が示す
典型的な行動パターンを
詳しく解説します。

ここで解説する親たちの行動の背景には、
深い不安、コントロールしたい願望、
自己中心的な感情があります。

子どもの幸せよりも、
自分の感情や都合を優先する
親の歪んだ心理メカニズムを理解することが、
「反対されて結婚できない」という状況を
乗り越えるための最初の一歩となっていくでしょう。

心に問題を抱える親は、
自分の感情を正当化するために、
様々な戦略を駆使して子どもの結婚を妨害しようとします。

それぞれの行動の背後にある
心理的メカニズムを知ることで、
あなたは冷静に対処する力を
手に入れることができるでしょう。

1. そもそも会ってくれない

会うことを徹底的に拒否する親の本当の恐怖は、
何が何でも結婚の話を進めさせたくないと
考えている可能性が高いです。

直接会えば、
「顔合わせをしたことになってしまう」とか、
「次の行動の許可を与えてしまう」などと感じて

一切会いたくないという態度を取ります。

体調を理由に会おうとしない親、
忙しいことを理由にする親、
親族の不幸を理由にする親など、
理由はさまざまです。

しかし、どれも
絶対に会えないわけではない
理由ばかりです。
 

2. 会ってもいないのに性格を否定される

わずかな情報だけで
あなたの人格を決めつけて
結婚を反対する親です。

たとえば、
「こんな学歴の人はどうせ将来のことを何も考えていないはずだ」
「この県出身の人はみんな性格が悪い」
「この職業の人たちに良い人なんていない」

学歴、職業、出身地などの表面的な情報をもとに、
その結婚をすると自分の子どもが不幸になると言って
結婚を反対してきます。

多くの場合、
こういった親が抱える心の問題は
「強い劣等感と依存心」です。

世間体を気にして
周囲からの評価を恐れて
結婚を反対しようとします。

いつでも子どもを
自分のそばに置いておきたいから
婚約者が子どもを奪っていくように見えて
受け入れられません。

そうやって、
自分の子どもの幸せよりも、
自身の評価や安心を優先する親です。

また、あなたに直接会わないことで、
想像の中であなたを悪者に仕立て上げ、
都合の良い敵役を演じさせています。

そして、実際には起こっていないこと、
あなたが思っていないことまで
わかったような気がして、
ますます否定を強くしていきます。
 

3. 将来設計の説明を求めてくる

いくら丁寧に将来設計を説明しても、
常にケチをつけ、
否定してくる親です。

実際に親の目的は、
あなたたちの可能性や夢を
潰すことです。

完璧な将来予測や計画は存在しません。

それなのに、
「これは考えが足らない」
「この計画には根拠がない」

と言って結婚を反対します。

親は、あなたたちの
将来設計を聞くふりをしながら、
実際は批判する機会を狙っているでしょう。

どんなに綿密に計画を説明しても、
常に不足点や欠陥を見つけ出し、
あなたたちの自信を削ぐことが目的です。
 

4. 親や家族の病気が遺伝していないことを証明しろと言ってくる

遺伝性の病気や
障害を理由に結婚を妨害する親です。

「あなたたちの間に生まれた子どもも病気を持っているかもしれない」
「あなたもいつか発症するかもしれないし、そうしたらうちの子がかわいそう」

医学的根拠はないのに、
思い込みや決めつけだけで
悲観的な将来を予測して結婚を反対します。

そして、
遺伝しない証拠を見せろなどと
言って迫ってきます。

でも、「絶対にならない証明」は誰にもできません。

無いものを証明するのは
「悪魔の証明」です。

結婚を反対する親自身も
証明できないことはわかっているのでしょう。

そして、証明できないあなたを
「誠実さが足らない」
「考えが浅はかだ」
と言ってまた否定します。
 

5. 身上書・釣書きの提出を求めてくる

身上書や釣書きというのは、
もともとはお見合いの席で用いられた
自己紹介書のようなものです。

その他にも
「親族書」や「家族書」
と呼ぶ人もいます。

そこには、生年月日や職業、趣味など
詳しいプロフィールを記載します。

初めて会った男女が
相手やその家族がどういう人なのかを
知るためのものです。
 

たとえば、
「身の潔白を晴らしてほしい」
「何も隠すことがないなら問題ないでしょ」
「どこの家庭でもこれくらいのことはする」

このようなことを言って
無理矢理に身上書や釣書きを提出させようとします。

この身上書や釣書きを
求めてくる親の心理は
「否定の材料を探すため」
です。

結婚を阻止するための材料を
徹底的に探そうとする
心理の表れです。
 

6. 結婚を先延ばしにされる

たとえば、
「あと2年交際を続けたら」
「おばあちゃんの病気が治ったら」
「資格試験に合格したら」

などのような理由をつけて反対をします。

実際にその条件を達成しても
親はまた新しい条件が増やしていき、
反対の態度を変えません。

条件を際限なく追加し、
永遠に結婚を引き延ばそうとします。

一つの条件をクリアしても、
すぐに新たな条件を設定されてしまいます。

親の心の中では、
「引き延ばせば結婚をあきらめるだろう」
「その間に結婚を壊せばいい」
と考えているのかもしれません。
 

7. 「幸せ」という言葉で身を引かせようとする

「この結婚をしても誰も幸せにならない」
「あの子を幸せにしたいなら、あなたのほうから身を引いてほしい」
「あの子の幸せを願うなら、ここであきらめるのが本当の愛でしょ」

このように
「幸せ」という言葉を使って
結婚を反対してくる親です。

こんなことを言われると
あなたは強い罪悪感で
苦しみを感じるかもしれません。

結婚することで
婚約者を不幸にさせて
しまうのではないかと感じて、
心がぐらついてくるはずです。

しかし、
親は無意識のうちに
その状態を狙っているのかもしれません。

それを言えば、
反対する親は
子どもの幸せを思っての
行動だと正当化できるし、

それでも結婚を解消しようとしない
あなたを悪者にできるからです。

8. かなえることが難しい条件を提示してくる

かなえることが難しく感じる
非現実的な条件を提示しながら
結婚を反対してくる親です。

たとえば、
「これからあの大学に合格して卒業したら認める」
「仕事をやめてこちらに引越してくるなら考えてもいい」

などです。

多くのケースでは、
仕事や住む場所を
変えなければならないような
ハードルの高い条件を突きつけてきます。

仮にその条件をかなえたとしても
結婚を認められる可能性は非常に小さいでしょう。

そもそも、
親は自分の都合を
押し付けてくるような人です。

1つ条件をかなえたら、
2つ目、3つ目と条件が増えていき、
結局はかなえきれないという状態に
されてしまうからです。

ただし、
結婚したい2人にとっては
「この条件をかなえれば認めてやる」
と言われると、
希望の光が見えてきたような気持ちに
なってしまうこともあります。

でも、
結局はどんなに努力をしても
結婚は認めてもらえません。

親は
「この条件をかなえれば認めてやる」
という言葉を利用して、
永遠に動かない壁を作り続けることで
結婚を壊そうとします。
 

9. 相手の両親が自分の両親と会って失礼な態度を取る

さまざまな条件を出しても
結婚をあきらめさせることができないと
気づき始めた親がやることがあります。

それが、
「婚約者の両親に会って失礼な態度を取る」
という方法です。

たとえば、
「うちの息子がそちらの娘さんから結婚を迫られて困っています」
「そちらの息子さんに結婚をあきらめるように言ってもらえませんか」
「あなたたちは自分の子どもにどんな教育をされているのですか?!」

このようなことを言って
関係のない人々を巻き込み、
問題を大きく複雑化させます。

少しの出来事を誇張して、
あたかも自分の子どもが被害を受けているように言い、
「そちらの子どもが悪い」と言い放ちます。

そんなことを言われれば、
聞かされたほうも気分が良いはずがありません。

そして、親vs親という対立構図ができあがり、
結婚を目指す2人は板挟みされてしまいます。
 

問題のある親に結婚を認めてもらおうとしていると、どんどん壊されていく

結婚とは、
結婚をしたい二人が
幸せになるためのものであり、

そもそも、
結婚をするかどうか、
誰と結婚するのか、
結婚した後に
どのような生活を作っていくのかは、
結婚をする当事者2人に
すべての権利があることです。

だから、
親の許可を得ることではありません。
 

それなのに、
自分の都合を優先する親に
結婚を認めてもらおうと過度に求めすぎると、
結婚はどんどん壊されていきます。

そして、
心に問題のある親に
認めてもらおうとする過程で、
あなたは気付かないうちに
自尊心を削られ、
精神的に疲弊していくでしょう。
 

また、
結婚を成功させるには、
あなただけでなく、
親子関係の当事者である婚約者自身も
自分の親が抱える心の問題を
明確に認識する必要があります。

結婚を目指す2人にとって、
これから向かおうとするゴール、
そこに行き着くまでのスピードなどが
一致していないとうまくいきません。

適切な考え方を持てていないと
結婚をしたいと考える2人の関係が
内部崩壊していくということが
とても起こりやすくなります。
 

最も重要なのは、結婚は自分たちが幸せになるためにすることだと考えること

振り回されず、従わず、
反対されても揺るぎない自信を持って
結婚することが大切です。

結婚とは、
二人が互いを選び、
共に人生を歩む決意をする
人生の約束です。

外部からの不当な圧力に屈することなく、
自分たちに権利があることを念頭に
行動していくことが最も重要です。
 

幸せとは、
他人が決められるものではなく、
2人で築き上げるものですから。

愛する人と共に歩む人生を、
誰にも邪魔させてはなりません。

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