COLUMN
対処法・対策 親がヒステリックで困る
怒りを爆発させる親への対処方法
繰り返される言葉の暴力
前ぶれもなく怒りだし、罵倒・暴言が止めどなく続くのがこの親の特徴です。
●「うるさい」「だまれ」
●「バカ」「アホ」
●「デブ」「ブス」
●「お前なんていらない出て行け」
父親だけでなく、女性である母親の口からも”汚い言葉・激しい言葉”が使われることが多く、
罵倒・暴言を受け続けてきた子どもへの影響も非常に重いものになる傾向にあります。
怒りを爆発させる親から受ける影響
いつはじまるかわからない怒り、言葉の暴力にさらされている子どもは、心の安らぎを失い、徐々に思考や行動の自由を奪われていきます。
罵倒・暴言のある家庭で育った子どもは自己否定的になりやすく、精神的にも非常に不安定で、劣等感を感じやすく、自己主張もなかなかできません。
●人格を認めない、否定するような罵倒・暴言を言ってしまう。
●カッとなると怒りが止められない。完膚無きまでに言いつくしてしまう。
●子どもなど、自分より弱い立場の人に怒りが向きやすい・いじめる。
●恋人など、相手から言葉の暴力を受けていても、優しい態度を取られると別れられない。
●暴言を言われても、「自分が悪いんだから…」と思ってしまう。
このように罵倒・暴言のある環境で育った子どもは、「怒りの出し方・言葉の使い方」を親から学び取ってしまいます。そして、大人に成長したあとも身につけてしまったものはなかなか変えることができません。
親にされたことを自分も同じようにしてしまうようになります。
なぜ、親は怒りを爆発させるのか?
怒りを爆発させる親は、自分の感情をうまく制御することができません。一旦、火がつくと自分でも自制がきかないようになってしまいます。
罵倒・暴言は、相手が完全に降参するまで続けられることも少なくありません。相手を完膚なきまでに傷つけなければ気が収まらないこともしばしばです。
また、自己嫌悪や罪の意識を感じやいところもあるでしょう。烈火の如く怒ったかと思えば、「さっきは言い過ぎたよ。ゴメン。」と優しい言葉をかけてくることもあります。
ですが、それはひと時であることが多く、またもや怒りに身を任せては暴言・罵倒を繰り返すという情動的行為に走ります。
怒りを爆発させる親のケースでは、親もそのまた親から罵倒・暴言を受けて育った経験を持っていることが多く見られます。
これは、親の言動を見て育ったために、それを見本として身につけてしまったからです。
怒りを爆発させる親への対処方法
怒りを爆発させる親への対処方法を紹介します。
1.ひどい言葉を言っていることに気づかせる
怒りを爆発させるタイプの親は、カッとなると自分でも感情をコントロールすることができなくなってしまいます。あなたがどう思おうがお構いなしにひどい言葉のオンパレードで責め続けるでしょう。親は自分がどれだけヒドイことを言っているのか、汚い言葉を使っているのかに気づいていないことが多いものです。
こんなときは、あなたが暴言・罵倒を受けたことでどれだけ心が傷ついたかをハッキリと伝えていくことが大切です。「NO」とハッキリ言うことで、親も自分の言動を振り返ることができるのです。
2.その場を離れる
上記のことを行っても暴言・罵倒が止まらないときは、気持ちを伝えた後にその場を離れてみましょう。いつまでも、そこに居続ける必要はありません。自分の心の安全を確保するために一旦その場を離れるのです。
そして、
<暴言を受ける・罵倒される → 傷ついた気持ちを伝える → その場を離れる>を繰り返してみましょう。
親に、「暴言・罵倒は他人の心を傷つける」「冷静にならなければ相手はいなくなる」と学習させなければいけません。
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