COLUMN
コラム 幸せな人生を生きるために
過干渉で考えを押し付ける親から受けた影響−自分の考えに自信が持てません
あなたはこんな悩みを持っていませんか?
●自分の考えに自信がないので自己主張ができない
●自分の考えに自信がないので他人に許可を求めてしまう
●自分の考えに自信がないので何を選択しても悪い結果ばかりを予測して決められない
あなたがもし、
いつもこんなふうに悩んでいたら、、、
それは、過干渉で考えを押し付けてくる親から刷り込まれた
『過剰不安のプログラム』かもしれませんよ。
過剰不安のプログラムを持っている人の思考と行動
- いつでも親の考えに従っていたので、今でも自分がどうすればいいかがわからない
- いつでも親の考えに従っていたので、今でも自分がどうしたいかがわからない
- 自分に自信が持てないので、自分で決めたように行動しようとすると怖くなる
- 自分に自信が持てないので、やりたいことができない
- 自分の考えに自信がないので、自己主張ができない
- 自分の考えに自信がないので、他人に行動や考えの許可を求めてしまう
- 自分の考えに自信がないので、何を選択しても悪い結果ばかりを予測して決められない
- 自分の考えに自信がないので、何が正しくて何が間違っているのかがわからないことがある
- 相手と意見が違っていると嫌われそうで、行動や考えを合わせてしまう
- 相手と意見が違っていると嫌われそうで、自己主張できない
- なにか間違うと他人から嫌われそうで、やらない言い訳、できない言い訳をしてしまう
- なにか間違うと他人から嫌われそうで、やる前から「自分にはできない」と思ってしまう
- 相手から嫌われたくないのではっきりと断れず、引き受けてしまう
- 自分は他人からよく思われないと考えてしまうので、誰にも会わないようにひきこもっている
- 「自由にしてはならない」と思ってしまうので、やりたいことをやった後に罪悪感を感じてしまう
- 「自由にしてはならない」と思ってしまうので、やりたいことが見つかってもあきらめている
- 「自由にしてはならない」と思ってしまうので、自由にしている人を見るとイライラする
- 「自由にしてはならない」と思ってしまうので、考えるけど実際には実行できない
なぜプログラムを持ってしまったのか?
過干渉で考えを押し付けてくる親は、
自分の考えが正しいはずだと
強く思い込んでいる人たちです。
だから、子どもに親の考えを
強要するんです。
子どもをコントロールして
自分の思い通りに操って、
自分の心の安定を図ろうとするんです。
だけども、自分の考えに
自信があるわけではありません。
「正しいはずだ」と強く信じたいだけで、
むしろ自信がないんです。
自信がないから周囲に
自分の考えを押し付けて
安心したいんです。
だから、親が言っていることと、
やっていることが違っていたりもします。
考えを押し付けてくる人というのは、
「自分はいいけど他人はダメ」
みたいなところがあるんですよ。
そして、自分のことを棚にあげて
周囲を否定するんですね。
昨日は良いと言いっていたのに、
今日はダメみたいなことを
言っていることは多いです。
過干渉で考えを押し付けてくる親と一緒にいると
子どもは自分の考え、行動に自信が持てなくて
不安を感じやすくなります。
自分の考えがわからなくなったり、
何をやっても失敗してしまいそうで
怖くなってしまうんですよ。
自分で決めることに恐怖を感じて
他人に対する依存心が大きくなって
しまうこともありますね。
そもそも自分の考えや気持ちが
わからないという状態になっている方も
じつはたくさんいるんです。
人間関係では、
心に問題を持った不健全な人たちから
心の侵入を容易く受け入れやすいのも特徴。
自分と相手との間に境界線が引けず、
いつも損な役回りをさせられているなんて
こともよくあります。
自己主張できずいじめのターゲットに
なりやすいのも過干渉で考えを押し付けててくる親に
育てられた方たちの特徴ですね。
過干渉で考えを押し付けてくる親の心理と行動
過干渉な親というのは、
いつでも不安を感じていて、
その不安を解消するために
根掘り葉掘りと知りたがり、
子どものプライバシーを侵害する人たちなんです。
そんな親だから、
自分の考えを押し付けたがりますよね。
自分の考えに合わないことは否定したがりますよね。
そうやって、
子どもに対して過干渉な親は、
自分の考えが正しいと思いこんでいます。
だから子どもがどんなに正しいことを
言ったとしても全て間違っているかのように
聞こえてしまうんです。
例えば、
あなたの親が良くも知らないのに
あなたが付き合っている彼氏を
否定しているなら、
そして、
「学歴は有名大卒じゃないとダメ」とか
「名の通った会社に就職していないとダメ」
などと考えを押し付けているなら、
親は最初からその彼氏を否定すると決めていて、
親の基準に合う相手じゃないと許さないって、
やっぱり決めている可能性があります。
例えば、
あなたの親があなたがどんなに正しいことを言っても
否定に否定を重ねていて、
しかも、
「ああするのが当然」とか
「こうしないおまえは常識がない」
などと言っているなら、
やっぱり最初から理解しないと
決めている可能性があります。
そう、親は最初から
あなたの考えは間違っていると
決めているんですよ。
そして、親の考えのとおりに
させるって決めているんですよ。
だから、何を言っても
理解しようとしません。
親はあなたのことを
自分が思う理想の娘や息子に
したかったのかもしれません。
だけどもあなたは、
親とは違う人格の持ち主です。
親の理想通りに
育つなんてことは
絶対にありえません。
なのに、親は無理矢理にでも
あなたを変えたいから
コントロールをしようとします。
そんなとき、あなたに
親の考えを押し付けてくるでしょう。
いろんな理由をつけて
親の思う通りにコントロールしてきます。
それでもうまくいかないと、
感情的になって怒ったり、
傷つけられたと言って泣いてみたり、
さらに、
「なぜこんな子に育ったのか」
「育て方を間違えた」
「あんたは親のことなんかどうでもいいのね」
と言って罪悪感を感じさせてくるんでしょうね。
なんなら、「勝手にしろ!」みたいに言って
無視したりするんでしょうね。
でも、
「ドンッ!」と物を強く置いみたり、
「バタンッ!」と扉を強く閉めてみたり、
やっぱり、怒っていることを
アピールするんでしょうね。
そうやって、
罪悪感とか恐怖心とか感じさせて
親の思ったとおりにコントロールしようとするときに
『過剰不安のプログラム』が刷り込まれてしまったんですね。
プログラムが発動しているときのあなたは
プログラムが発動しているときに、
あなたの心のなかではこんなことが行われているはずです。
過剰不安のプログラム
- 私の間違った考えをもとにして決めてはならない
- 私の間違った考えを実行に移してはならない
- 私の間違った考えを実行すると失敗するに違いない
- 私の間違った考えを伝えると否定されるに違いない
- 私の間違った考えでは必ず見落としがあるに違いない
- 私の間違った考えでは他人を傷つけるに違いない
長い間、考えを押し付けてくる親と
一緒に居たことで、あなたは自分の考えに
自信が持てなくなってしまいました。
自分の考えを主張しようとするたびに
親が否定してくるので、
「自分の考えは間違っている」という
間違ったセルフイメージを受け取ってしまったんです。
そして、大人になった今でも
そのプログラムが残っていて
親以外の他人にも不安を感じてしまうんです。
「私の考えは間違っているかもしれない」
「こんな私では周囲から認められるはずがない」
って思ってしまって、ずっと我慢してきたんでしょうね。
これまでよく頑張りましたよ。
もう、ほんとに。
自分の考えは差し置いて、
他人の考えを受け入れて生きてきたんだと思います。
もうそれ辞めてもいいですよ。
他人の考えは他人のもので、
あなたのものではありません。
それを続けているのは
他人の人生を生きているようなものですからね。
失敗を探し、成功を無視している
あなたが自分の考えに自信が持てないのには
必ず理由があります。
それは、過去に親から考えを押し付けられ、
あなた独自の考えを否定されていたからです。
子どもってね、親から否定されるのが
一番怖いんですよ。
だって傷つくじゃないですか。
見ず知らずの人に考えを否定されたら、
「何なのこの人?なんで私があんたから
そんな事言われにゃあかんの!?」って
ムカッと感じれることが多いと思うんですよ。
でも親は別ですよね。
あなたに対して
小さい頃から絶大な権力を
振るっていた親です。
あなたが助け無しでは生きられなかった時代、
生存のすべてを頼っていた人たちです。
そんな親から否定されることって
怖いんですよ。
否定されると、
なんかそんざいすべてまで
否定されているみたいに感じちゃう。
考えを押しつけられると
自分の考えをすべて間違っているかのように
感じちゃう。
それくらい親の影響って大きいんです。
そんな家庭で育ったあなたです。
自分の心を守るためには
「否定されるのは自分に問題があるからだ」と
考えてしまったかもしれません。
親の考えに従わないとまた傷つけられるから
「親の考えと違う私は間違っているに違いない」と
決めてしまったのかもしれません。
そう、あなたは小さい頃
「自分の考えは間違っているはずだ」と
決めてしまった可能性があるんです。
そうすると、
決めてしまったとおりに
物事を判断していくようになります。
どんなに努力しても
何をまた否定されるかわからないから
うかうかできません。
そして完璧を目指そうとします。
間違いが一つでもあってはならないので、
すべて完璧にこなそうとします。
でも、できないんですよ。
完璧になんて。
でもそこで自分を責めるんです。
「こんな私ではダメ」って。
そして、ダメな私の証拠探しをし始めるようになります。
・あのときもダメだった
・このときもダメだった
こんなふうに。。
それと同じように、今度は、
自分が成功していることを無視するようになります。
無視すると言うよりも
成功を成功として認識していないみたいな。
そうやって、
ずっと自分にダメの烙印を
押していたのかもしれませんね。
できていること、できたことを探す
あなたが自信を持って、
誰にも振り回されずに生きていくためには、
あなたが子ども時代に決めてしまった
「私の考えは間違っている」という制限を
解放していく必要があります。
安心してください。
解放はできるんですよ。
だって、成功していない人なんていないのだから。
よく考えてみてください。
生まれて何もできなかったあなたは、
今大人になって言葉を話しているだろうし、
なにか仕事にも就いているかもしれません。
乗れなかった自転車に乗れるようになりましたか。
動かし方もわからない車を運転できるようになりましたか。
仲の良い友達をつくれましたか。
優しい彼氏や思いやりのある彼女と巡り会えましたか。
最初は怒られる事が多かった職場でも
認められることが増えてきましたか。
そうやってあなたが無視してきた成功である
できていること、できたことを
事実として探していくんです。
そうやって認められていることとか、
受け入れられていること、
何なら愛されていることを探していくんです。
そうするとセルフイメージが変わっていきますね。
ゆっくりでいいんですよ、最初は。
「何にもできていない、間違ってばかりの私」から
「あれっそういえばあんなこともできていたな」って感じに。
最初の扉を開けるのがいちばん大変なんです。
だってね、何十年も慣れ親しんできたセルフイメージを手放して
新しい自分を認識していくわけですからね。
やっぱりどこか気持ち悪いし、
居心地を悪さを感じてしまいます。
でもそれで大丈夫。
いきなり性格が変わったら怖いでしょ。
だから、ゆっくり慣れながら、
これでいいんだ!って確認しながら
あなたに最適のペースで変わっていけばいいです。
それが大事!
あとはね段々とスピードが上がっていくんですよ。
「あのときも、このときも、
できてるじゃん!」
ってな感じに。
この記事を読んでいる人は
まだ疑心暗鬼なんだと思います。
大勢の方が
「自分はそんなふうにはかわれないよ」って
思っているんだろうなと感じます。
でも制限を見つけて解放した人なら
きっと「ああ、あれね♪」って感じているはず。
解放できた時の快感と言ったらね、もうね。
頭がパッカーンって割られたような衝撃ですよね。
川島も同じでしたよ。
何を隠そう、子ども時代の私は
過剰不安のプログラムが
スッゴイ入っていましたから
そんな私が今カウンセラーをしているんですからね。
人生って何が起こるかわからないものです^^
ホントにね。
これだけ言っておきます。
生まれ持っての性格なんてありません。
性格というのは必ず生まれた後に備わるものです。
ということは、
生まれた後に備わったものは
生まれた後に手放せるということ。
いらないものはポイって捨てて、
本当の自分で生きるのがいちばんですね。
楽に生きましょう。
楽に生きるということは、
自分を生きること。
そのために、
刷り込まれた不要なものは
手放していけるんです。
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