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コラム 幸せな人生を生きるために

親との関係に悩む30代女性の83%が経験。罪悪感から解放される5つのステップ

親との関係に悩む30代女性の83%が経験。罪悪感から解放される5つのステップ

こんにちは
親子関係カウンセラーの
川島崇照です。

今日は多くの方たちが抱える
「親との距離感」について、
特に罪悪感との向き合い方についてお話しします。
 

親と距離を取ることに罪の意識を持ってしまうのは、無意識に『親が傷つく』と思い込んでいるから

「親と距離を置きたいけど、そんなことをしたら申し訳ない」
「私が離れたら、親を傷つけるのではないか」
「親を放っておくなんて、私はひどい子どもだ」

このような思いを抱えていませんか?

私がカウンセリングで出会った
30代女性の多くが、
親との適切な距離感に悩んでいました。
 

その背景には
「親から離れることは親を傷つけることになる」
という無意識の思い込みがあります。

私たちは幼い頃から
「親孝行」の価値観に触れて育ちます。

親を大切にするのは当たり前。
親が困っていたら助けるのは当然。
という雰囲気を
たくさん感じてきたのではないでしょうか。
 

しかし、その考えが行き過ぎると
「親のためには自分を犠牲にしても仕方ない」
という思考に陥りがちです。

「親が寂しがるから、頻繁に連絡しなくちゃ」
「親の世話をしないと、誰がするの?」
「私が支えないと、親は生きていけない」

こうした思いは、
実は親の力を過小評価し、
あなた自身の責任を必要以上に重く感じさせています。
 

あなたが世話をしていると、親の力はますます弱くなっていく

親の電話に毎回応答し、
愚痴を聞き、心の支えになることは、
一見すると親孝行のように思えます。
 
しかし、
こうした過剰な世話や心理的サポートは、
実は親の自立心を弱めることにつながります。
 

依存関係は双方向に働きます。

あなたが親の依存対象になると、
親はますます自分で問題を解決する力や
新しい人間関係を築く力を失っていきます。
 

ある相談者は言いました。

「母が落ち込むたびに慰めていましたが、最近は些細なことでも私に電話をかけてくるようになりました。自分の生活が回らなくなっています」

これは、過度なケアが
親の依存を強めた典型的な例です。

親の問題解決能力は筋肉と同じで、
使わなければ弱まっていきます。
 

罪悪感から解放されるステップ

では、どうすれば
罪悪感から解放されながら、
健全な親子関係を築けるのでしょうか。

ここからは具体的な
5つのステップを紹介します。

ステップ1.親が自分の力で生きていける証拠を探す

まずは、親が自立して生活している証拠を意識的に探してみましょう。

「父は自分で銀行に行って手続きをしている」
「母は友人と旅行の計画を立てている」
「両親は私がいなくても日常生活を送っている」

このような事実に目を向けることで、
「親は私がいなければ生きていけない」
という思い込みから解放されていきます。

まずは、
親が自分で判断し、
行動している場面に注目し、
その力を認めることが大切です。

 

ステップ2.うまくいかないことも親の成長につながると理解する

人は困難に直面したとき、
最も成長します。

親が失敗や困難を経験することも、
新たな力を育む機会になります。

例えば、一人で病院に行くことに
不安を感じていた母親が、

あなたが付き添えない状況で
自分で行かざるを得なくなり、
結果として「意外とできた」と
自信をつけるケースもあります。

失敗や苦労を恐れて
過保護になるのではなく、
親自身が試行錯誤しながら
成長していく過程を見守る姿勢が重要です。

それは時に
見守ることの難しさを伴いますが、
長期的には親の自立につながります。
 

ステップ3.親自身に幸せを作り出せる力があることを信じる

すべての人には、
自分の幸せを見つける力が備わっています。

年齢に関係なく、
新しい趣味を始めたり、
人間関係を広げたりして、
喜びを見出すことができます。

「親は年だから新しいことはできない」
という固定観念を手放し、
親自身の可能性を信じましょう。

実際に、60代や70代になって
新たな趣味を見つけたり、
社会活動を始めたりする方は少なくありません。

親の可能性を信じて尊重することは、
親自身の成長にもつながるし、
あなた自身の罪悪感からの解放にもつながります。

 

ステップ4.親の成長を妨げないように余計な手出しはせずに見守る

過度な手助けは、
親の自立を阻害します。

困っていることを
すぐに解決してあげるのではなく、
親自身が解決策を見つける
経過や段階を尊重しましょう。

あなたさえよければ、
「どうしたらいいと思う?」
と問いかけたり、
「それは素晴らしいアイデアね」
と自主性を認めたりすることで、
親の問題解決能力を引き出すことができます。

もちろん、見守るだけにするのも悪いことではありません。

あなた自身の気持ちに合わせて、
親との関わり方を調整することは自然なことです。

見守ることは、決して放置することではありません。

必要なときに
支援の手を差し伸べつつも、
基本的には親自身の選択と決断を
尊重する姿勢が大切です。

 

ステップ5.親の年齢や体力に合わせた援助にとどめる

加齢によって
体力や認知機能が
低下することは自然なことです。

しかし、だからといって
親の主体性まで奪う必要はありません。

重要なのは、
親が自分の人生の主役であり続けられるよう、
必要最小限のサポートにとどめることです。

例えば、
重い荷物を持つことは手伝っても、
何を買うかの決定は
親に委ねるといった関わり方が考えられます。

また、あなた自身の生活と
心のバランスを崩さない範囲での
サポートにとどめることも重要です。

無理をして支援を続ければ、
やがて共倒れになりかねません。
 

親は自立することで、親自身の幸せがつくられていく

親があなたに依存することなく
自立した生活を送ることは、
実は親自身の幸福につながります。

自分で考え、決断し、行動することで
得られる自信や達成感は、
生きる喜びの源になります。

カウンセリングで出会った60代の女性は、
娘との距離を置く中で
地域のボランティア活動に参加し始めました。

最初は寂しさを感じていたものの、
新しい仲間との交流や社会貢献の喜びを通じて、
「娘に依存していた頃より充実している」
と語っています。

親との距離を取ることは、
あなたにとっても親にとっても
新たな成長と幸せを見つける機会になるはずです。
 

親もあなたも自立していくから、心地よい距離感の新しい関わり方をつくっていける

最終的な目標は、
親とあなたのお互いの自立を尊重しながら、
心地よい距離感で関わる関係性です。

依存と過剰な責任感ではなく、
対等な人間として認め合い、
尊重し合う関係へと変化していくことができます。

「週に一度、お互いの近況を話す時間を設ける」
「困ったときには相談し合えるが、基本的には各自の生活を尊重する」
「特別な日には一緒に過ごし、日常は適度な距離を保つ」

こうした新しい関わり方を模索することで、
罪悪感から解放された、
健全で心地よい親子関係を
築いていくことができるでしょう。
 

親と適切な距離を取ることは、
決して「親不孝」ではありません。

むしろ、
親子がそれぞれ自立した
一人の人間として成長し、

お互いを尊重し合える関係へと
進化させるための重要なステップです。
 

あなたも、親も、
それぞれの人生を豊かに生きる権利があります。

その事実を心に留めて、
新たな一歩を踏み出してみませんか。

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