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親が否定する 親が否定する

親から否定されているときはあなたが正しく生きられているとき

親から否定されているときはあなたが正しく生きられているとき

親から否定されたり
感情的になって責められたり、
こういうときって怖いですよね。
 
何を言われるんだろう、、、
何をされるんだろう、、、
 
こんなふうに不安を感じて
逃げ出したくなるものです。
 

でも親はどんどん追いかけてきて
あなたが考えを変えるまで否定を
やめてくれません。
 
否定され、
考えを押し付けられて、
脅されねじ伏せられたりして、
 
今までこんなことが延々と
繰り返されてきたのではないでしょうか。
 

そのたびにあなたは親に恐怖を感じ、
自由に生きることをあきらめてきた
のかもしれません。
 
怖くて親に従うほうを
選んでしまったのかもしれません。
 

今日はね、
親から否定されたときに
どのように考えれば自分を見失わないのか、
そのための心の持ち方をお伝えしていきます。
 
この考え方を知って
もう迷わされないあなたを目指してください。
 

否定されていると恐怖心は強くなる

考え方を否定している親や
行動を批判している親というのは、
とにかく自分たちの考えが正しいと思い込んでいます。
 
そして、
あなたが間違っていると決めつけていて、
不安になっているんです。
 

そんな親たちは、
あなたを正しい道に導きたくて
否定しているのかもしれません。
 
もしかしたら、
親にとって不都合なことが起こるから
否定しているのかもしれません。
 
もしかしたら、
被害者意識を感じて感情的になって
怒っているのかもしれません。
 

このように、いつでも親の価値観を
子どもに押し付けている親は
とにかく子どもの考えや気持ちを
尊重してくれないものです。
 
そして親の考えを押し付けて
あなたを思い通りに支配しようとするんです。
 
さらに従わないと感情的に責めますね。
 
でも口では「あなたのことを思っている」とか
「あなたのために否定している」なんて言うんですよ。
 

こういう親に育てられると
恐怖心が強くなってしまいます。
 
強い恐怖心によって
生き方の判断基準が
『親から否定されないかどうか』
になってしまうんです。
 
親から否定されそうなら
やりたいことでも
やれなくなります。
 
親から批判されそうなら
やりたくないことも
無理してやってしまいます。
 

あなたはこれまでの人生で
何かを決断しなければならないとき、
どんな基準で判断してきましたか?
 
もしあなたが何かを決めなければならないとき、
親の顔が脳裏に浮かんできて怖くなったり
 
親の声がどこからか聞こえてきて
やりたいことを選べず、
やりたくないことを無理してやっていたなら
あなたの心は親に支配されて
いたのかもしれません。
 

そして今でも
正しくなければ否定されるのではないか、、、
間違っていると批判されるのではないか、、、
と思って怖くなっているのかもしれません。
 
こんなふうに思ってしまうときというのは
親の目を気にして不自由に生きているときに
多いんです。
 
あなたはいかがですか?
 

そもそも違う親子の価値観

しかし、そもそも親の正しさと
あなたの正しさは同じではないんですよ。
 
いくら親子でも別人格なんだから
あなたの正しさと親の正しさというのは
まったく違ったものになるんです。
 
いくら親にとって正しいことでも
別人格のあなたにとっては
間違っていることだってあるはずです。
 

それなのに子どものころから
何度も「正しいほうを選べ」とか
「あなたの考え方は間違っている」
なんて言われ続けていたら、
 
あなただって自分の考えに
自信を持てなくなってしまっても
仕方のないことです。
 

私たちはそもそも
何のために生きているのでしょうか。
 
・・・それは幸せになるためです。
 
自分が楽しく嬉しく感じられるやり方を
選ぶことはとても正しいことなんです。
 

だからあなの考え方や気持ちが
親のそれと違うのは
とても自然なことなんですよ。
 
何も間違っていないですから安心してくださいね。
 

じつは、否定されるときはうまくいっているとき

否定されているときというのは、
見方を変えればあなたがうまくいっている
ときでもあるのですよ。
 

親が何度も否定するのは
あなたの考えを変えたいからです。
 
そしていつものようにあなたを
ひどい言葉で責めるのは
親の思う通りにしたいからです。
 

ということは、
否定されているときというのは
親が不都合を感じているということであり、
 
それはまさにあなたが親から
支配されていないときでもあります。
 

じつは否定されることは悪いことではないんです。
 
むしろ、あなたは親に支配されていなくて、
その反対に自由に生きている
ということになるんですよ。
 
この考え方がとても重要です。
 

これはあなたにとって
ショックなことかもしれないのですが、
親から心を支配されている人というのは
自ら自由を手放して親に従っている
ことが多いです。
 
せっかく自由に生きられているのに、
親に否定されるとまた親に従ってしまうんです。
 

そんな人たちは
親から否定されそうだと感じると
「自分は悪いことをしている」と思ってしまいます。
 
親から批判されそうだと感じると
「私は親を傷つけているかもしれない」と
自己批判をしてしまうんです。
 
だから怖くて申し訳なくて、
自由に生きることをやめて
また親に従ってしまうんです。
 

もしあなたもこんな気持ちになっていたなら、
もしかしたら今までのあなたは
親から否定されないように、
 
許してもらえそうなことだけを
やってきたのかもしれません。
 
もしかしたら本当は嫌なことなのに
それをやらないと親を裏切っているようで
申し訳ないから無理してやって
いたのかもしれません。
 
でもそれをしていると、
親はあなたが親の考えに従うのが当たり前
だと思うようになるでしょう。
 
そして、ますますあなたの自由な生き方は
認められなくなっていくんです。
 

あなたが親から支配されずに自由に生き始めると
親はあなたを支配できない状態に
慣れていないから否定しています。
 
なんとか従順なあなたに戻したいから
感情的に批判しますね。
 
それでもあなたが従わないと
脅してきますね。
 
否定と押し付け、脅しを繰り返すのが
支配的な親の特徴なんですよ。
 

でもほとんどの親が
それ以上にできることがありません。
 
あなたがすでに成人していて
経済的に独立しているなら
親があなたから奪えることなんて
ほとんどないはずです。
 
それに脅しの99%は実行されないことばかりです。
 

「縁を切るぞ」と言う親がいますが、
それは縁を切ると言ったら
この子は思いとどまるだろうと
考えている親が使う言葉であり、
 
それはまさに「あなたとは縁を切りたくない」と
言っているようなものですからね。
 
仮に脅しが実行されたとしても、
あなたが親に頼らないで生きると決められたら
気にならないことばかりではないでしょうか。
 

もし次に親があなたを否定したり
感情的になって責めてきたりしたら、
それはあなたがうまくいっているときです。
 
親に支配されずに自由に生きられているときです。
 

「否定されたくないから
これはやらないでおこう」ではなく、
 
「親が否定しているということは
私はうまくいっているということなんだ!」
と考えるようにしてみてください。
 

あなたが手に入れるのは自由

これだけはわかっておいてもらいたいのですが、
あなたがすることは親の支配的な言動を
やめさせることではありません。
 
大切なことは親が支配的であっても
あなたが自由に生きると決めて、
そのとおりに生きることなんです。
 

もしかしたら、
あなたは自分が自由に生きたら
親と仲良くできないと
思ってしまうかもしれません。
 
そして自由に生きることを
ワガママなことだと思って
親を傷つけてしまいそうで
申し訳なく感じてしまうかもしれません。
 

しかしもしあなたが自由に生きて
親が傷ついたとしても、
それはあなたのせいではないのです。
 
親が傷つくのは、
親があなたに勝手な期待を寄せていて
その期待がかなわなかったから
また勝手に落胆しているだけなんです。
 
すべては親の心の問題が
つくり出している状態だということですね。
 

自由に生きることは誰もが持っている権利です。
 
あなたが自由に生きることを
制限されていることこそが異常な状態です。
 
あなたが自由に生きたいと感じることも
親の支配に従いたくないと思うことも
とても自然なことなんですよ。
 

そして自由に生きる

あなたがどんな学校に進学し、
どんな会社に就職するのか、
誰と恋愛し結婚するのか、
 
どういう生き方を選ぶかは
あなたが幸せになるために決めることです。
 
それに、あなたが幸せに感じられるためには、
やっぱりあなた自身の価値観で決めるしかありません。
 

親があなたの生き方を決めているなら、
それはもはやあなたの人生ではありません。
 
親の代わりに親の人生を背負っているようなものです。
 

あなたが実家を出て親と離れるのも、
どんな仕事をするのかも、
誰を好きになるのかも、
誰と結婚するのかも、
全部あなたが決めて良いことです。
 
そしてそもそも他人が決められることではありません。
 
あなたが『あなた』として生きていく上で
最も重要なのは自分で考えて決めることです。
 
それがあなたの幸せな人生を作っていく上で
非常に重要です。
 

だから自分の正しさに従いましょう。
 
親の正しさはあなたの正しさではないのです。

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